定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

酔 族

2023年06月29日 | 日記

 梅雨時は湿度が高いため、テレビやラジオで「熱中症」にならないよう、こまめな休憩と水分摂取を行うよう、盛んに呼びかけています。

 蒸し暑い夕方は初め1杯のビールは実においしいものです。酒のアテは、肥満につながりやすい事も考慮しなければならず、肝臓に負担をかける塩分のとり過ぎや、食べ過ぎに注意する必要があります。

 「ほろ酔い」の度が過ぎれば、ブレーキが効かない車に乗ったようなもので、浮世は「憂世」と書くほどつらく、ままならない時が待ち構えています。

 今年も「中高年者の再就職支援セミナー」が始まります。セミナーでは毎回のごとく「情報量とやる気です」と話しかけていますが、今の世の中は情報があふれ出ていて、何ごとも度が過ぎれば、ほろ酔い気分の様な「迷い」がやって来ます。

 酔えば、自分が何をどの様にしたいか見失う可能性があり、引く手あまたの時、つまり有効求人倍率が高い時ほど、自己分析が大切になります。

 両親と一家心中を図ったとみられる歌舞伎俳優が、母親の自殺を手助けしたとして逮捕されました。「どうしてこのようなことになったか」と案じています。「死んでまで生まれ変わろうとしたのはなぜ・・・」自分を見失うほどの情報があったのかも・・・・。

 お酒も情報も、過多になればコントロールを失いかねません。地に足をつけて前を向いて着実に歩くような人生を過ごしたいものです。

                   

 

 

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バカにつける薬はない

2023年06月27日 | 仕事

 世の中、組織の中には何パーセントはダメな人がいるものです。自然現象でしょうか? 社会の法則みたいもので、ダメな人を切り捨てると、残った人の中から同じようにダメな人が出て来るのです。つまり、ダメな人がいることで、そうでない人々に相対的な自負心というか、安心感みたいなものを与える役割を演じていると思うのです。

 就職相談を受け、履歴書を見て、「何で辞めたの?」と聞けば、「ホンネは人間関係がうまくいかない・・・・・」なるほど、だから悩んだすえ、上司が納得するようなウソをついて辞めた・・・」と、まあよくある話です。

 そもそも、人間関係の多くは、自分がまともな人間であって、相手がおかしいからうまくいかないと考えている人でしょう。相手はともかく、『自分がおかしいと気が付いていない人』に多い退職理由では・・・・。

 この人は真面目な人で、努力すれば、あるいは工夫さえすれば人間関係はうまくいくはずだという「仮説」の上に立って、悩んだあげく退職したのだと思います。

 人間関係で一番厄介なことは「バカにつける薬はない」という事です。つまり自分がバカだと悟らせることではないでしょうか。自分のバカに気が付けば、それはバカではないことです。バカにつける薬を考えるのは「バカラシイ?」ということでしょうか。

 円満退社とは、周囲にウソを言って心証を良くすることではなく、退社が決まった上は仕事の後始末をし、誠意をもって引継ぎをして正直な気持ちを話し、退社を認めてくれたことに感謝して、去るのが普通だと思うのです。

                       

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日本の伝統文化

2023年06月25日 | 日記

 日本で生まれ、日本人で育ったから、日本の「和」の文化をスムーズに外国人へ伝えるには、一般に習い事の魅力や作法があり、お茶やお花、書道、琴、陶芸、着物・着付け、舞踊などがあります。

 文化は、人が生み出した芸術や学術の高い達成度を持つ、習慣や振る舞いを言うのだそうで、日本の伝統文化とは、相手に対して礼を尽くすのも日本の文化で、なかでも武道においては、相手を倒すべき敵ではなく、自分を研さんするための、得難い相手とみなすことで、柔道、剣道、空手道、合気道など、道を究める文化では・・・・。

 朝 起きて、テレビのスイッチを入れると、ニュースの時間で男女のアナウンサーが並んで「おはようございます」と、朝の「あいさつ」で頭を下げてお辞儀をするのも、日本文化の特徴のようです。タイではお辞儀の代わりに合掌するのだそうです。

 明日、六月二十六日は語呂合わせで露天風呂の日(6・26)だとか、日本人はとてもお風呂が好きだといわれていて、私も湯船につかって ゆっくりすると疲れが取れる思いがします。体が温まることで血流がよくなり、新陳代謝も盛んになるため、体 中のこりや痛みが軽くなり、「これが日本文化だ!」という気がします。

 日本の文化と言えば、相手に対して礼を尽くすのも日本文化のようで、最近ではカタカナ言葉が多く、和製英語?つまり外国では通じない言葉も相当数あると思います。わざわざカタカナにしなくてもと思うことが多いのです。新しいと言うイメージやハイカラとか、何でもないのに使っているような気がします。特に会社名など・・・・・・。

 日本の伝統文化を大切にした「ひらがなや、漢字の企業名にして!」と、叫びたくなる気もします。

                          

 

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沖 縄

2023年06月23日 | 政治

 まさか、空から飛行機が落ちて来るとは・・・・。沖縄県の普天間基地を連想する人はいると思います。同基地は住宅密集地にあり,文教地区に隣接し、2004年8月には訓練中の大型ヘリがコントロールを失い沖縄国際大学の敷地に墜落する事件が起こるなど、世界でもっとも危険な基地といわれています。

 飛行機事故の中でも離陸後の3分間と着陸前の8分間で「クリティカル・イレブン・ミニッツ (魔の11分)」と呼ばれる時間帯に事故は集中しているそうで、人口密集地の隣に航空機が発着する場所は他にもあり、人口密集地の隣に航空機が発着する住民の気持ちをしっかりと受け止め、飛行場周辺の環境整備に耳を課すべきだと思います。

 約10年前の2013年12月、普天間飛行場移設に向け、辺野古への地へ動き始め、当時の沖縄県知事・仲井真氏は、普天間基地返還合意から17年間を経て、移転先の名護市辺野古の埋め立て申請を承認する方針を固め、念願の移設が完成するはずでした。

 しかし、「沖縄へ過重な基地負担を抱えている」「野古移設に反対する民意」「豊かな自然環境」「普天間の危険除去に疑問」などから、未だ移設は行われていません。

 1945年6月23日、第二次大戦の沖縄で、80日にもおよぶ地上戦で、20万人もの犠牲者を出し、牛島満大将らが自決して組織的戦闘が終結しました。

 その後、第二次大戦から27年後の1972年、沖縄はアメリカの占領から本土復帰を果たしました。「本土並み復帰」とはいえ、現在も、全国のアメリカ軍専用施設の7割が沖縄にあり、「真の復帰とは何か」といった、議論が今も続いていることを忘れてはなりません。

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暑い夏は(ご)麺 !

2023年06月21日 | グルメ

 私のホームページで「畑持退屈男のページ」と言い、「旗本退屈男ではないの?」で始まります。近頃は朝早くから田んぼや畑の草刈り、草取りで忙しい日が続いていて、けっして退屈ではありません。

 今、刈るところはマムシのいそうな所ですから、長靴、手袋、綿の服、飛散防止のゴーグルを着用し、昭和の時代で流行した市川歌右衛門の役、旗本退屈男のような格好良さは全くなく、「トンデモナイ男」の草刈り姿です。

 きょうは「夏至」、1年で昼間の時間が一番長い日です。昼が長いと言っても「梅雨」の真っただ中、讃岐地方の農家では、農作業が終わると労をねぎらうために、うどんを打って食べる風習があるとか、私も麺類は大好物で、暑い夏は「冷や麦」や「そうめん」が合います。

 麺類は他にも種類が豊富で、そば、ラーメン、きしめん、春雨、パスタなどがあります。温めたり、氷や水で冷やしたりして食べる方法や、垂れやトッピング、食べる姿によっても区別があります。仕事で忙しい人など、昔から「立ち食いそば」と呼ばれるものもあります。

 麺類の中でも「うどん」は、小麦粉をうすい塩水(3~8%)で溶いて、よくこねてヒモ状に切り、湯で熱して食べるもので、乾燥して保存もできます。うどんは多くの種類と食べ方があり、かけ、ざる、ころ、きつね、たぬき、月見、カレー、天ぷら、肉、力、みそ、焼き、ぶっかけ、ひっぱりなど・・・・・・。

 夏の暑い時など冷や麦か、そうめんが合います。夏バテ防止には天ぷらなどあれば最高で、もう一つを加えるなら、冷えたビールがあれば最高・・・です。

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戦後の生活から

2023年06月20日 | 政治

 6月20日は父の命日です。また、この日は私が生まれた豊橋が、アメリカ軍のB29爆撃機による空襲を受けた日でもあり、毎年この日になると亡くなった父の事を思い出すのです。

 戦火を潜り、命からがら生き延びて岡崎で暮すことになった一家は、父母、祖母、姉と私の5人家族で、豊橋空襲の激しさを語ろうとしなかったので、幼かった私は空襲を全く知りません。ただ、岡崎で暮すようになっても飛行機音が聞こえると、B29爆撃機に聞こえるといい、灯火管制(とうかかんせい)を思い出すからと、ローソクの明かりを嫌っていました。

 戦後の生活の苦しみは、わが家だけでなく多くの人が同様の思いをして生き伸びてきたのですから、忘れることはできません。

 第二次世界大戦が終わって現在まで、規模は違えども世界各地で紛争が絶えなく、今もロシアとウクライナの戦いは長引いていて、双方とも長くなるほど人命も経済力も大きく失われていきます。

 戦渦を生き抜いて来た私の父からは聞けませんでしたが、大きな代償を払って、「結果はいったい何だったのだろうか?」と思います。戦争の主な原因は国境・領土や資源をめぐる戦いが多く、宗教や民族をめぐる紛争、政策への反発から生まれた国内紛争、統治や独立をめぐる紛争などから起きているようです。

 大国が紛争に関わると支援によって長期戦となり、本格的な代理戦争にならないうちに解決の糸口を見つけなければなりません。戦後の苦しい生活を経験してきただけに強く望まれます。

ギンバイカ 2014年(平成26年)6月20日撮影

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おにぎり

2023年06月18日 | グルメ

 1987年(昭和62年)、石川県 中能登町の遺跡で弥生時代中期のたて穴住居跡からチマキ状炭化米の塊(かたまり)が発見され、日本最古の「おにぎりの化石」だったこと、旧地名「鹿西」の「ろく」と、毎月18日の「米食の日」から、6月18日のきょうは「おにぎりの日」だそうです。

 「おにぎり」「おむすび」「にぎりめし」という呼び名がありますが、語源について明確な違いは見いだせなく、過去に地域差があってようですが、現代では「おにぎり」&「おむすび」に統一されつつあるようです。握る・結ぶは、「手を握る」「国交を結ぶ」など、平和をイメージさせる言葉ではないでしょうか。

 「おにぎり」といえば中学や高校時代、クラブ活動で対外試合に出掛けるときは、ノリが被った大きな「おにぎり」が2個とたくわん2切れ、ウインナソーセージ、ゆで卵が定番で、メンバー全員が同じものを持って行くことでした。

 私が持って行くおにぎりの具といえば、自宅で梅を漬けていたので梅干しが定番でした。母が作るおにぎりは、ひじきの煮物や、ゴマ、塩昆布などで和えたご飯へ梅干しが入るなど、変化があって食べるのが楽しみでした。

 おにぎ」の中で、食べ物が腸を通過するのが遅いご飯や、ノリなどの海藻類に対し、梅干しのように通過が速い食材は避けた方が良いとも言われていましたが、梅干しは腐敗を防止し、炭水化物が豊富なご飯は、エネルギーを消費する運動には適していると教えられていました。

 おにぎりの他に、ソーセージやタマゴなどタンパク質を摂取することで、消化スピードも調節できるのではないかと思っていました。

 容器が要らず手軽で、場所や時間を選ばず食事ができ、必要な栄養も摂取できる便利な食べ物は、弥生時代から受け継がれて来たことに納得ができます。今後もいろいろな「おにぎり」の工夫をして食べてみたいと思います。

 

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実名公表のタイムラグ

2023年06月16日 | 日記

 14日(水曜日)、岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で自衛官 候補生の男性(18)が小銃を発射し、別の隊員2人が死亡、1人が負傷した事件。殺人未遂容疑で現行犯逮捕され、自衛官 候補生は銃発射を認める供述をしているといいます。

 死亡した隊員は、陸上自衛隊・第35 普通科連隊に所属する菊松安親1曹(52)、八代航佑3曹(25)で、負傷した隊員は同じ所属の原悠介3曹(25)だと、昨日、氏名を報道しました。

 小銃を発射した自衛官 候補生について、弁護士は「18歳は民法的には成人ですが、刑事事件だと少年法が適用され、起訴されれば大人と同じ刑事裁判になり、起訴された後であれば加害者の氏名なども報道で公表ができます」と、話しているようです。

 また、「将来における更生を妨げたくはないということと、起訴されるかどうかは検察官が判断することで、例外的に起訴されない場合もあります」とのことです。

 事件や事故で、明らかに死亡と分っていても「心肺停止」と報道される場合と同じように、医師のよる「死亡」という判断がくだされない間は、「死亡した」との報道がないのと同様のようです。

 今回の事件の場合、少年法による「特定少年」が、20歳未満であることに疑問を持ちました。なぜなら、今回の事件では、指導教官を狙っての現行犯逮捕であり、「18歳は民法的には成人」で、起訴されるのは明白であり、実名で報道しても良いのでは?との気持ちが湧きました。

 今後の捜査で、どの様な状況で銃を撃ったかによる検証がなされても、人の命を奪ったことによる罪は免れないと思うのです。

自衛隊の自動小銃 (写真:インターネットから借用)

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健康で長生きするには?

2023年06月15日 | 日記

 岡崎市グラウンド・ゴルフ協会の支部へ加盟して3年です。協会の大会は主に岡崎市六名公園運動場で開催され、年会費2,000円、市の大会参加料500円で、加盟した頃は出場者が400名ほどいて、その多さに驚きました。

 ところが、最近では300名を割ることもあり、減員の理由は、どうやら参加する交通手段にあるようです。自家用車に乗り合わせて参加がする人が多いのですが、高齢で免許を返納したとか、人を乗せて運転するのをためらう人が増えたとも聞きます。

 高齢者が集まれば血圧や糖尿など、医者へかかる人の話で、歯科や眼科の受診する人、音声が聞き取りにくくて聴覚もあやしいが人が増え、半分は諦めているようです。受診しても「加齢で片付けられそうだ」とも話しています。

 ところが、グラウンド・ゴルフ協会・市の大会では、90歳を迎えて参加する人を開催の都度 表彰していて、元気で活躍する人がいるのに驚きます。おそらく心身のメンテナンスが優れている人でしょう。「人生100年時代」を全うするには、後半50年の入念な手入れが欠かせないと思うのです。

 人はストレスが過剰にかかる状態が長く続くと、心身ともに弱ってしまいます。しかし、ゼロという生活は現実的ではなく、適度のプレッシャーは必要だと思うのです。「細かいことを気にしない」 「悪い方への妄想はしない」 「なるようになる」と考え、前向きに暮すことと、気持ちのメンテナンスが肝要のようです。

 どうやら、健康で長生きするには、身も心も若々しさを維持することにあるようです。

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健康歩行

2023年06月13日 | 日記

 毎月の第二火曜日は、町内を1周するウオーキングの日で、きょう雨が降らなければ仲間と一緒に歩きます。およそ6,500歩で、途中に神社や十一面観音様に立ち寄り、スタートと最期は公民館に集合して、お茶を飲みながら笑談することにしています。

 メンバーの中には、「最近、物忘れが激しくなって・・・・」と言う人も出るほど年齢を重ねた集団です。何せ健康で元気に過ごしたいがために歩くのです。過去に、『東京都 健康長寿 医療センター 研究所』のデータから、『歩幅が狭い高齢者ほど認知症になりやすい』というので、歩幅に気を配りながら歩きます。

 高齢者で一人暮らしをしている人は、血液中の赤血球数の少なさ、低コレステロールなどが、認知機能の低下と関係していたそうで、中でも、歩幅の狭さが特に知症に関連が深かったといいますから、意識しなければなりません。

 普通の速さで歩く時に、歩幅が狭い人は、広い人に比べて、認知機能が低下するリスクが3・4倍と高く、特に女性ではその差が5・8倍になったそうですから、意識しないわけにはまいりません。

 歩幅を広く歩くとは、「送り足で体を前に出す歩き方で、腕を後ろに強く振って、やや速足で歩幅を広く歩くこと」だそうで、これからは注意したいものです。

 歩くことは全身運動で、筋肉全体をバランスよく使い、血液の循環が改善され、筋肉の疲労も取り除かれるとのことです。

 

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スマホの怪

2023年06月11日 | 日記

 スマホを充電し、表示が100%にしても、バッテリーが古くなったのか、その日の夕方には使用不能となり、機種を取り換えて約1年が経過します。機種を変更する都度、使い慣れるまでに時間を要し、近頃ようやく「ないと困る」と思う様になりました。

 スマホを使ってネットを開き、キャッシュレス決済や知らない土地での道案内、電車の乗換案内など、かつてはアナログの手法で行っていた事柄が次々と置き換わっています。思えば長い時間、画面を見ていることに気が付きます。

 月に何度か名古屋へ行きますが、車内の人々がほぼ全員スマホで指を滑らす光景に、昔の本や新聞を読む姿を思い出し、時代の変化を感じて思わず苦笑してしまいます。

 3年以上も続いたコロナ禍で、多くのジャンルでデジタル 化が進み、スマホ内のアプリが使えないと、さまざまなサービスが受けられなくなり、JA会員へのガソリンの値引きや、株主総会の賛否まで、QRコードを読み取って送信するようになりました。

 近頃では、電話するよりLINEのトークが多くなりました。問題は誰も知らないはずのアドレスにメールが来ることがあり、「迷惑」は突然やって来ます。削除をかけても次から次へと届くのです。怖がってはいませんが怪現象に驚いています。

 メール送信者は、アドレスを業者から購入するなど、さまざまな方法で大量のメールアドレスを入手し、手当たり次第にメールを送信している様子です。あるいは古いスマホ時代に使用していたアプリから、アップデートが打ち切られていて、何らかの方法で私のメールアドレスに到達し、送られたものと思っています。

 アプリのアンインストールを忘れたためか、誰にも教えていないはずのアドレスにメールが届けば、「スマホの怪」と思ったりもします。便利になれば、こんなこともあるものかと・・・・。

                                                                                                                       

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 再就職しよう! 

2023年06月09日 | 政治

 6月から来春卒業予定の大学生らへの採用面接が解禁されました。コロナ禍が明けて、人員の不足で売り手市場と言われ、内定率は5月の時点で7割をこえ、それでも多くの学生は就職活動を続けると答え、企業の将来性や待遇を吟味し、自分の足元を見つめ直す機会とするでしょう。

 平成、令和世代の人は休みの日数ばかり指折り 数え、今年は土日に祝日が合わさった3連休が6月以降に計5回あります。高度経済成長期を過ごしてきた私の年代は「働かざる者 食べる べからず」で、“月・月、火、水、木、金・金”のモーレツ社員が多く、ボーッと遊んでいる社員は組織からはじき出され、「自分がやらなければ・・・」と思っていました。

 ところが、就職氷河期世代の非正規雇用者の数は4割をこえ、その年代は子育て世代と重なり、「子どもの貧困」という言葉が流れていました。しかし「親の相対的貧困」の誤りではないかと・・・。政治は二流でも、一流だったはずの日本経済は一気に没落したと思うのです。

 働かなくても暮らせる社会構造では、大災害や金融危機、コロナなど疫病パンデミックにはひとたまりもありません。モーレツ社員を蒸し返す気はありませんが、少子高齢で痩せ細る日本の経済に、明日を切り開くことは難しいと思います。

 最近の値上げは息をつく間もなく、食べ物に加え、あらゆる料金の値上げに家計のやりくりは、日に日に厳しくなっています。コロナ禍で何もかも、全てを諦めた若者世代に、久しぶりに売り手市場が来ました。

 一流だった日本経済は長いデフレの“失われた20年”を経験しました。中国にGDPでも抜かれ、やがて経済はロシア経済まで低落するのではないかと心配です。低落すれば戦前の日本、現在のロシアのように戦争への道へ進むのはまっぴらです。

 

◎IMF(国際通貨基金)が発表した2022年の G D P (国内総生産)ランキング  

順位       国    名              単位(百万USドル) 

1位       アメリカ               25,346,805

2位       中 国                  19,911,593

3位       日 本                    4,912,147

4位       ドイツ                    4,256,540

5位       インド                    3,534,743

6位       イギリス                 3,376,003

7位       フランス                 2,936,702

8位       カナダ                    2,221,218

9位       イタリア                 2,058,330

10位      ブラジル                 1,833,274

11位      ロシア                    1,829,050

12位      韓  国                     1,804,680

13位      オーストラリア        1,748,334

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乙川の氾濫

2023年06月07日 | 日記

 コロナ禍が明けたと思っていたら、6月2日には線状降水帯が発生し、愛知県東部(岡崎・豊橋・豊川市)の大雨で、家屋への浸水や車の水没など、広い範囲で被害が出ました。東海道新幹線も20時間以上にわたってストップしたとか・・・・。

 私が暮す岡崎市小美町内でも、矢作川の上流、乙川の氾濫で6軒が床上浸水、6軒が床下へ浸水するなどの被害がありました。4日の日曜日は、町内のボランティアが、乙川右岸、美保橋の下へ集合して、上流から流れ着いた堆積物の撤去作業を行い、参加してきました。

 今回、記録的な大雨となった原因は、「台風2号」と「梅雨前線」が重なった模様で、台風2号が本州の南の海上を通りましたが、台風による暖かく湿った空気が、梅雨前線に向かって流れ込み、活動が活発になったことと、台風の動きが遅く、同じ場所で激しい雨が降り続く「線状降水帯」が相次ぎ発生したためのようです。

 今後も、梅雨前線と台風が重なると、線状降水帯が発生しやすくなるようで、危険な組み合わせが予想される時は、大雨による乙川の氾濫も警戒が必要です。

 災害が起きて、初めて人々が思うことは「やむをえない」と思うか、それとも「何とかならなかったか」と反省するかのどちらかです。百年に一度起きる災害でも、人が住んでいるのですから「対策しなければ」でしょう。

 「安全」に暮らせてこそ「福祉」が存在し、「安心」が得られます。早急な河川の改修が求められます。

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中高年の就活 

2023年06月05日 | 日記

 6月から来春卒業の大学生らを対象とした、就職活動の選考が始まりました。政府が定めたルールよりも前倒しが実態のようで、企業の採用意欲は高く、学生が優位の売り手市場になっているとか・・・・。

 最近は片仮名やアルファベットの社名が多く、何をする業種なのか、分からない企業があります。私が新卒で入社した企業は「大有道路建設株式会社」と、社名を見れば業種が明白でした。

 来年卒業する学生を持つ家族は、どんな企業へ入るのか心配は尽きないのでしょうが、本人が選ぶ仕事であり、何がしたいか、何ができるか、目指す仕事は何なのか、夢や目標を持っていれば、それほど心配は要らないのでは・・・・。

 今年も中高年事業団・やまて企業組合は、愛知県から「中高年者再就職支援セミナー」の仕事を受注したと名古屋支店から連絡が入り、昨年に引き続き講師を受ける予定です。多くの「就活中」の人々に、再就職の基本と応用、そして私の経験談を行いたいと思っています。

 新卒と違って、中高年は年齢ではなく「経験」と知識が売り物で、目指す仕事は必ずしも優位の売り手市場ではないことが多いのです。しかし、コロナ禍の影響を受けた後での、愛知県の有効求人倍率は他県よりも高く、優位であることに違いはありません。

 中高年者にとって成功を勝ち取るためには「情報量」と「やる気」、そしてリスクを覚悟する「勇気」が必要です。受講者に寄り添い、一緒になって頑張る覚悟でいます。

 

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大衆迎合で良いか?

2023年06月03日 | 日記

 Populism(ポピュリズム)は、「大衆」の権利こそ尊重されるべきだと主張する政治思想をいいますが、報道の仕方によっては、2つの対立する軸、「エリート」と「大衆」が逆転する場合があります。

 先日も岸田首相は、息子の翔太郎氏が昨年末に公邸内で不適切な写真撮影などを行ったとして、政務担当秘書官を更迭しました。首相の「公邸」は自宅の代りで「官邸」ではないはず、危機管理上は総理大臣が公邸に住んだ方が良いに決まっています。

 自宅で何をしようが勝手だと言いたいのですが、あの報道では政務担当秘書官を更迭させようと仕組まれたようなもの、あれでは 「公邸にオバケも出るし、住みにくいから嫌だ」といって自宅(私邸)から通っていた過去の総理だった人の気持ちが理解できます。

 報道によれば、辛坊治郎氏は「自分の保身のために長男の将来も犠牲にするような、典型的なポピュリズム政権で最悪だと思う」とし、「大きなお世話だ バカ野郎と私なら言う」とか・・・・・・。

 報道の仕方によって、こうも影響があるという典型的な更迭ニュースでした。

 

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