梅雨時は湿度が高いため、テレビやラジオで「熱中症」にならないよう、こまめな休憩と水分摂取を行うよう、盛んに呼びかけています。
蒸し暑い夕方は初め1杯のビールは実においしいものです。酒のアテは、肥満につながりやすい事も考慮しなければならず、肝臓に負担をかける塩分のとり過ぎや、食べ過ぎに注意する必要があります。
「ほろ酔い」の度が過ぎれば、ブレーキが効かない車に乗ったようなもので、浮世は「憂世」と書くほどつらく、ままならない時が待ち構えています。
今年も「中高年者の再就職支援セミナー」が始まります。セミナーでは毎回のごとく「情報量とやる気です」と話しかけていますが、今の世の中は情報があふれ出ていて、何ごとも度が過ぎれば、ほろ酔い気分の様な「迷い」がやって来ます。
酔えば、自分が何をどの様にしたいか見失う可能性があり、引く手あまたの時、つまり有効求人倍率が高い時ほど、自己分析が大切になります。
両親と一家心中を図ったとみられる歌舞伎俳優が、母親の自殺を手助けしたとして逮捕されました。「どうしてこのようなことになったか」と案じています。「死んでまで生まれ変わろうとしたのはなぜ・・・」自分を見失うほどの情報があったのかも・・・・。
お酒も情報も、過多になればコントロールを失いかねません。地に足をつけて前を向いて着実に歩くような人生を過ごしたいものです。