定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

倫理の欠如・闇バイト

2024年10月30日 | 暮らし

 高収入を装ってSNSな人を人を募集し、「軽い気持」で犯罪を始めさせ、個人の身分証や実家の情報などを提供させるなど、組織から辞められない手口を用い、オレオレ詐欺、住宅や店舗などに押し入る強盗事件が頻繁に報道され、昨今の倫理の欠如、闇バイトを社会問題、とりわけ貧困問題との関連で考えていく必要があるように思います。

 非道徳的な行為をモラルの欠如、あるいはモラルがないと言いますが、近頃 増えたと思います。戦後、先進的文化人と言われたヨーロッパやアメリカ人の「個人主義」を学びましたが、実はキリスト教の「神の教えに反する個人主義」は許されなかったのです。日本憲法で「信教の自由」を定めたものですから、気が付かないうちに誤った「個人主義」を受け入れてしまったようです。

 イギリスでは宗教の時間とともに「人格的 社会的 健康教育の時間」として倫理と社会で生きるスキルの学習を行っているとか。つまり、私たちが「個人主義は何でもあり」と、「神の教え」を省いて、「無制限の個人主義」として学んでしまい、先進的な思想だと思い込んでしまったようで、道徳や倫理観が欠落した子どもや孫が増えても当然だったかもしれません。

 学校の給食費を払わない親が「個人の自由だと思います」とか、宿題や掃除当番をしない子どもなど、身勝手な自由、個人主義が報道される度に、したい放題、やりたい放題に「歯止め」が必要です。私立高校では「宗教」の教科が道徳教育を兼ね、県立高校でも公民科の倫理授業を行っているところがあるようです。                    

 道徳教育が求められ2018年(平成30年)の学習指導要領の改正で特別な教科として位置付けられ、本格的に始まったのがその翌年2019年からで、遅きに失して「手遅れ感」があります。

                                  

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かろうじて秋らしく

2024年10月28日 | 日記

 夏の暑さが和らいで、少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。秋の夜長と言いますが、夕方5時を過ぎると暗くなり、翌朝 目覚めても外は暗く、近くの畑へ行って大根を間引こうにも、隣家の防犯用の明りに照らされて、まるでドロボーになった気分です。

 朝の気温と昼の気温差が激しく、体調を崩す人もいるようです。こんな時はお風呂に入って温まり、早く寝ることでしょう。血液の循環をよくして、血流によって体を温め、お風呂や湯たんぽなどで外部から熱を与えることも効果的だと思います。

 体温は上半身が高く下半身は低いので、体温の差を小さくすることは、病気の予防と改善に大切なことだと言われ、昔から健康法「頭寒足熱」と言い、血液の循環をよくすることでしょう。

 秋が深まると、今まで口にしてきた日本酒も、かん酒が美味しくなります。酒の充て(枝豆、スルメ、焼き鳥など)も、熱く値上りして下げ止まらず、酔い心地は今1歩でしょうか・・・。

 松尾芭蕉の晩年の句「秋 深き隣は何をする人ぞ」の様に、秋が深くなり隣の人の生活の音が聞こえ、酒のつまみに値上りした秋刀魚を焼けば、匂いまでも不要な心配をかけます。

 10月6日 岡崎市長・市議会議員選挙、27日は衆議院議員選挙と、今月は「選挙月」でした。開票の結果、日本経済の血流と酔い心地はどのようになるのでしょうか。頭である「東京・霞が関・永田町・隼町」のみが熱く、足元の地方は冷えていて、「今にも悪酔いしそう」なのが、直るでしょうか。

                                   

               押し花「コスモス」 制作者:陽子

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三途の川と極楽

2024年10月26日 | 日記

 幼い頃、祖母の話では、三途の川(この世とあの世の境目にあるとされる川)を渡ると、エンマ様が生前の行いから、死後の裁定を下し、極楽(苦しみや災いのない世界)か、陰府(よみ)の世界(地下や海底に存在する死の世界)へ追いやられるので、真面目に生きろと・・・・・。

 真面目に生きなくても、極楽へ行くことができます。JR名古屋駅から中央線恵那経由、明智鉄道に揺られて30分弱、2008年(平成20年)に開設した「極楽駅」で下車すればよいのです。また、名古屋市内にもバス停「極楽」があります。名鉄バスセンターからバスが出ていて約1時間、平針からもバスで「極楽」へ行けます。

                         

 「人は永遠に生きる」など、できもしない事を考えないことです。老いと死は必ず来ますから、悲しまず、一瞬一瞬を自覚し、大切に生きる事だと思います。死んだ経験がありませんので、死後の世界は知りません。有るのかないのかも定かではありません。

 本物の死は「くたばる」とも言い、物質の世界から離れ、時間の概念が存在しなくなり、精神は覚醒する状態となり、こん睡状態にある人と類似すると言います。「くたばる」は、非常に疲れる、衰弱するという意味ですが、「くたばれ」となると、死んでしまえ、クソ食らえと、強烈な言葉ではないかと・・・。

 生きていれば、明日「くたばる」かもしれず、くたばる前に「終活」をすべきだとも言いますが、「明日のために きょう一日を大切に生きる」今、三途の川を渡るには、終活よりも「修活」ではないかと・・・。

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人や物、組織に名前を付ける「名付け」

2024年10月24日 | 日記

 名前を付ける場合、その意味や動機を表現する場合が多く、名前は単なる符丁(記号・符号)ではなく、人が個別に認識できる固有の表現をし、「人」の場合は、本人も名前を意識することがあると思います。

 人の場合は、生まれてきた子に「名付け」をし、多くは親や家族がしますが、地方によっては親族以外に「名付け親」が存在する場合があります。2023年男の子の名前ランキングは、 1位 蓮(れん)、2位 碧(あお)、3位 陽翔(はると)、女の子の名前ランキングは、 1位 陽葵(ひまり)、2位 凜(りん)、3位 翠(すい)でした。

 物の場合は、ネーミング規則(コンピューター プログラムのソースコード上で開発者が名付ける識別名についての決まりごと)や商標登録(商品・サービスが他と区別するためにネーミングやマークが特許庁に登録されている)などに注意する必要があり、商標調査をパスしたネーミングが必要です。

 Ⓡは「その商標が登録されていること」を示すシンボルマークで、 登録されている商標を無断で使用すると、商標権侵害になり、使用差止め請求や損害賠償請求の対象です。例えば「プロフェショナル キャリア カウンセラーⓇ」など・・・。

 社名をつける場合も、既存の会社に似た名前を付けると、場合によっては不正競争防止法違反として、損害賠償を求められる可能性もあり注意が必要です。

 「名は体(たい)を表す」とも言います。物や人の名前は、その中身や性質を的確に表すことが多く、私と同年代の人に勝利(かつとし)、勝久(かつひさ)、勝子(かつこ)など「勝」と言う文字を使った名前が多かったのは、戦前の生まれで「戦争に勝てばきっと良いことがある」という願望から名付けられたものと思います。

                           

                                  岡崎市長・ 内田やすひろ後援会・役員会にて   2024.10.23撮影

 

 

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選挙の投票率

2024年10月22日 | 政治

 10月27日は衆議院選挙の投票日です。通常、選挙投票前には市役所から投票所の入場券が郵便で送られてきます。10月は岡崎市長と市議会議員選挙が終わったばかりで、事前に送られて来た入場券を持って投票所へ出掛けて行きました。

                         写真:岡崎城天守閣

 さて昨日、衆議院選挙の投票所への入場券を探したところ 見当たらず、紛失したのではないかと部屋中を探しても出てきませんでした。これでは投票できないのではと心配で岡崎市役所へ電話したところ、「発送が遅れて 申し訳 ありません、23日ごろ到着予定で、期日前に投票は入場券 不要です」とのこと、ホっとしたと同時に、岡崎市長と市議会議員選挙があったばかりで「納得」しました。

 投票は「国民の義務と権利」と思いますが、1票の重さを考えるとき、せっかく投票所へ行って1票を投じた人も、投じない人も同じではないはず、もっとも、無投票当選の場合などは別でしょうが・・・。

 投票率の高い選挙区で当選した人と、投票率の低い選挙区で当選した人との差も矛盾を感じるのですが、選挙で投票しない事(人)、投票できない状況にある事(人)をどの様に考えるかです。

 選挙は地方によって投票率に差があり、過去に震災や選挙管理委員会が選挙事務の執行を拒否したために、投票が困難となった再選挙や、東日本大震災が発生し、期日の延期が認められた自治体がありました。町内会などの一般的な選挙では、会員総数の一定数以上が投票(書面参加も含め)しなければ、役員の選挙そのものが成立しません。これが民主主義と言うものでは・・・・・。 

 投票率を思えば、選挙区で投票率50%未満の場合、上位2者の決戦で再選挙を行うべきでしょう。また投票率を上げるために「運転免許証の発行は4年間にさかのぼり、少なくとも公職選挙に1回以上投票した人に発行する、また、パスポートの発行も同様の人のみ発行する」としてはどうでしょうか。

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時には息抜きも必要・・・

2024年10月20日 | 日記

 気持ちがぴったり合うことを「息が合う」と言いますが、息は空気を、「吸う」「止める」「はく」の3動作ですが、この動作がお互いにピッタリ合わなければ、「息が合う」とは言いません。ところが、息は呼吸だけでなく「気持ち(心)」が合わなければ、「息が合う」とも言いません。

 陸上競技でスタートの際、ピストル音で走り出しますが、それも「息を合わせる」のがスターターの役目で、合わないと(フライングで)やり直しです。大相撲で、力士が土俵へ上がって対戦する場合、相手力士に呼吸を合わせて立ち上がりますが、この時、行司は両方の「息を合わせる」役をします。

 「息の合った職場」と表現されることがあるように、息の合わせ方は人間関係にも大きな影響を与えます。上司や部下、仲間と「息が合う」ことで、成果は大きく影響します。

 職場で息を合わせるには、「1.共通の認識で準備する(息を吸う)」「2.構える、スタンバイ、緊張する(息を止める)」「3.スタートし行動に移る(息をはく))の3拍子がそろわなければなりません。

 人は、毎日息を止め、スタンバイの状態が続くと疲労が蓄積します。時には趣味や旅行、スポーツ、居酒屋などで「息抜き(息をはく)状態」を作った方が良い場合もあります。

                                                                                

 

 

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ゴールド・パワー(老人力)

2024年10月18日 | 日記

 高齢社会が到来し、その人たちが活躍できる職場はないか、そのためにはどのようにして働くか、愛知県は「高年齢者人材確保支援事業」や「生涯現役支援事業」と称して、おおむね45歳以上の中高年齢者を対象に就職に関する説明会や各種のセミナーを行っています。

 高齢者の呼び方を「年寄り」「老人」「老年」「シルバー」「シニア」など、年齢を強調した表現を使います。そして、高齢者を前期高齢者、後期高齢者(Late-stage elderly)と区分して医療保健制度を実施しています。

 電車・バスの優先席をシルバーシートと呼び、高齢者の職能を生かす「シルバー人材センター」が各地に存在します。シルバー人材センターがあるなら、「ゴールド人材センター」があっても良いと思いますが、その様なものはありません。

 一般的に、年齢を重ねると体力低下、視力や聴力の低下、もの忘れ、話のくどさなど、人間の感覚がアバウトになって、ひ弱さを感じさせますが、高齢者が持つ もう一つの力、魅力(みりょく)と考えれば、気の持ちようで、楽しさを与え、気持ち良さを感じさせ、自由さみたいなものを他の人に及ぼすのでは・・・。

 人にもまれて、いろいろ経験して来てからには、世の中へ何らかの力を及ぼして来たはずです。言い換えれば「老人力」ではないでしょうか。人生の到達点に近く、金メダルクラスの力、ゴールド人材ではないかと思うのです。今月も小牧市でセミナーを担当する予定です。

                                                   

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政治活動の「裏金」とは

2024年10月16日 | 政治

 衆議院選挙の27日投票日に向け、各候補者の選挙運動が始まり、マスコミでは与党自民党の過半数 割れを興味深く報じています。

 今回の解散・総選挙のきっかけは、自民党の5派閥の政治資金パーティーの、収益の一部を政治資金収支報告書へ過少または記載をしていなかったことを、共産党の新聞「赤旗」がスクープしたとかで、立憲民主や他の野党にも政治資金収支不記載があり、政治資金規正法が見直され、与党以外は「裏金解散」と言っています。

 1990年代に行われた政治改革で、企業や団体による献金が厳格になったことで、政治活動資金はパーティー 頼みとなり、政治活動の使い道も「事をうまく運ぶために表に出さないで支払う金銭」として、例えば党勢拡大、派閥やグループの維持、マスコミ対策、支援団体へ選挙資金などの支出で、相手方の名前や支出理由を記載すれば事をうまく運べず、帳簿に記載されていなかったものと想像します。

 裏金は非合法の手段で、現金のキックバックや旅費水増しのカラ出張、金券を経費計上後の現金にする、購入偽装で現金を手に入れるなど、脱税にもなる手段です。

 たしかに、政治資金パーティーは透明性が低く、問題があるように思います。おそらく政党助成金の範囲内で活動すると言っても限界があるように思います。では、どのようにしたら、「裏金」ではなく、公表して活動ができるかも疑問です。

 給与である歳費も多額を得ている政治家が、なぜ裏金をつくる必要があるのか、その原因を突き止めねばなりませんが、どうやらその原因は選挙で投票する選挙民、つまり私たちにあるのではないかと思うのです。

                      

 

 

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新聞週間では

2024年10月15日 | 政治

 毎年10月15日から22日までの1週間「新聞週間」が行われ、読者に新聞の重要性を知らせ、新聞・放送に関わる「言論・報道の自由」を守り、発展を期することを目標にしています。週間中の日曜日は新聞配達の日で、日本新聞協会による記念行事が開催されます。

 新聞は、時代とともに読み方に変化が生じ、インターネットを利用することで、情報を素早くピンポイントで得ることができるようになり、新聞がその情報をどのように捉えて論評しているか、読者に向かって何を訴えているかを知ることができます。

                                 

 新聞各社が取材する記事は、まるで談合したかのように同じ内容です。しかし、国民の知る権利を守るために、記者が取材源を明かさないことなど、法は情報源の証言拒否を特別な存在として認めています。(取材源の秘匿が民事訴訟法の職業の秘密に当たるとの最高裁の判例がある)

 新聞によっては、政党の機関紙的役割のようなものもあり、新聞がどんなことを伝えようと、うのみにしたり振り回されたりすることはなく、私は自分の考えに役立つ材料だけを冷静に受け止め、他は適当に受け流すことが必要だと思っています。

 過去に、民主党政権に代わった時、過大な公約、資金の不足(予算の不足)、仕分パホーマンス、官僚と連携の不足、連立政権への読みの不足などで、苦境に立たされている記事ばかりで「うんざり」でした。

 震災、水害、噴火など目立つニュースの陰で、隠された記事の発掘に努めて、公正、公平、真実を伝えてほしいと願い、新聞や放送に期待したいと思います。

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政党は何をするべきか

2024年10月14日 | 政治

 今年の秋も秋らしくなく、昼中はクールビズから別れられず、そうは言っても朝夕は涼しくて1枚上着を用いています。暑かった日の政党の党首選挙、そして今月衆議院の解散、総選挙が始まります。27日は投票日です。

 自民党の石破総理は今回の解散を「日本創生解散だ」と言い、「日本の社会のあり方を根本から変えていく」と強調しています。根本から変えるには日本の憲法を改正することこそ、必要ではないかと思うのです。

 公明党石井代表は「政権選択選挙で、自公連立しかない」と語っていて、おおむね理解し、賛成できます。一方、立憲民主の野田代表は政権交代を強く主張していますが、全野党との安全保障政策などで折り合えず、共闘・連立がなくして政権交代ができるのか、はなはだ疑問です。

 自民党内の旧安倍派のエラーでキックバックが問題になり、公認しないなどの処分が出ましたが、セリーグ・中日ファンが最下位だからといって、急に巨人ファンに変わることなど考えられず、選挙民の多くは慣れ親しんできた候補者へ投票すると思うのです。

 公認するか、しないかよりも、核兵器を持つ周辺諸国から、いかに侵略させないで国を守って、安全・安心、地方での暮らしが成り立つようにするか、政治家の果たすべき役割は大きく、その責任は重く、「政党は何をすべきか」を忘れないでほしいと思います。

              

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デジタル教育はこのままで良いか

2024年10月12日 | 政治

 近頃は、チョットした文章や文字を書くには、ペンや筆で書くことよりもキーボードで「打つ」ことがほとんどになりました。ノートに「書く」とき、漢字が浮かばないことが多くなり、正しい漢字かどうか確かめるため、再びキーを打つ始末です。

                               

 今の学校のでは、児童生徒へタブレット端末を配ってネットワークを構築し、デジタル教育を推進して、急速にITC教育(情報通信技術を活用した教育の総称)の環境を整えてきたと言います。新しい技術によって授業の質の向上や、ネット社会との向き合い方などへの教育が進んだと思います。

 ところが、タブレット末端を使ってきた情報通信先進国フィンランドの学校(リーヒマキの学校)では、思考力や記憶力低下の可能性から「脱デジタル教育」に転じ「若者たちが授業中に、より集中できるようになり、気が散ることが減った」と、教科書やノートを使う授業に回帰してきたといいます。

 タブレットやスマホには、多彩なアプリが並んでいて、数多いニュースやスキャンダルなど、目的ではない無関係なサイトを見てしまうなど誘惑も多く、脳はマルチタスク(同時作業のこと)に弱い人が多いことも事実です。

日本もITC教育に力を注いできましたが、指導者の能力 不足や、それらによる教育格差もあるようで、この際、デジタル教育のあり方を検証する時期ではないでしょうか。

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時は流れて・・・今も

2024年10月10日 | 日記

 1964年、秋晴れの旧国立競技場に聖火がともった東京五輪の開幕から、きょうで60年の節目です。あのときバレーボール「東洋の魔女」の主将だった中村(旧姓河西)昌枝さん、聖火台に点火した坂井義則さんが亡くなって10年が過ぎました。

 当時は、体操のチャスラフスカ選手、マラソンのアベベ選手など、世界から注目を浴びた選手のほかに、日本人が金メダルに輝いた体操の小野、山下、遠藤、早田選手ら、そしてボクシング桜井、ウエイトリフティング三宅、柔道の猪熊選手らの活躍が思い出され、2021年に2度目の東京オリンピックが開催されて3年が過ぎ、改めて時の流れの速さを感じます。

 今や、自動車を始め航空機、電車、モータボートなど乗り物の性能は劇的な進歩を遂げました。しかし、変わらないのがワイパーの構造で、発明されて以来100年以上ワイパーアームを左右に振って水滴を払拭(ふっしょく)しているのです。

 メーカーもはっ水ガラスを付けた製品を出していますが、ワイパーのない乗り物を見たことがありません。いつの日かワイパーアームのない乗り物が登場することを期待したいと思います。青色発光ダイオードに次ぐ、ノーベル賞ものではないでしょうか。

                  

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スポーツの秋に向けて

2024年10月08日 | 日記

 先日のblogに、昭和時代の大衆に人気のあった言葉に「巨人・大鵬・卵焼き」を記述しました。令和になって「翔平・聡太・大の里」と挙げてみましたが、いかがでしょうか。

 スポーツで有名になった2人を言葉に入れてみましたが、「体育」は数多い学校の教科の中でも必修なのはこの科目だけで、苦手であっても、この科目だけは何とか楽しんで付き合うしかありません。

 教育の3本柱「知育、徳育、体育」といわれてきました。ところが、親が学力を身につけること「知育」や「道徳」には熱心ですが、「体育」は生涯 健康で生きるための基本教育なのに、重要視しているとは思えません。

 高校では普通教科として「保健・体育」が存在し、専門教科として「保健」は性教育や健康、環境、福祉、家族に関する教育が行われていて、「体育」は、スポーツ・武道などの各種の運動を通じて、心身の健やかな成長をねらい、自己の体のしくみなども学びます。

 決められたルールで行われる「スポーツ」は、勝敗が付いて回ります。とかく成績を重視しがちですが、教育としてのスポーツは、負けた時のケアが大切です。勝負で負けを経験しなかった人は、自分の実力を知ることができません。

 夏の全国高校野球選手権大会を例にとれば、全国から参加校3,441校、甲子園出場校49校、勝ち続けたのは「京都国際高校(初優勝)」の、ただ1校で、他の高校は全て、負けた経験をしているのです。

                                                 

 勝ち続けることができれば問題はないのですが、負けたときは、どの様に自分をコントロールするかを学び、初めて実力を知ることです。負傷して大会出場を見送るときなど、無理をしないで相手に勝ちを譲ることが、自分にとって次へ有利な結果に結びつくと判断するのは、負けた経験がものをいうときです。

 スポーツほどキッパリ勝敗がつくことは他に少なく、一般の企業でも厳しさに直面する時は数多くあり、スポーツマンが就職試験で有利にはたらくことは大いに理解できます。

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体に効く食べ物 Ⅰ

2024年10月06日 | グルメ

 物事を簡単に済ませることを「朝飯前」と言いますが、朝 起きてから朝食までの時間が短いことから、「そのくらい容易なこと」と言います。「朝食」は、朝に取る最初の食事、英語で「Breakfast」と言い、「夜の断食を破る」という意味から、朝食は欠かさず摂取したいものです。

 朝の食事は脳にエネルギーを与え、肥満や脳出血など、生活習慣病のリスクを抑えることができ、朝食を抜くとストレスや病気のもととなり、朝の食事は大切です。

 最近の日本人は食生活が変化するに伴って、便秘の人が多くなり、「大腸がんの発生率」が増えているといいます。便秘して、腸内に便が長い時間 とどまっている間に腸の壁が悪い影響を受け、大腸ガンになりやすくしているそうです。

 そこで、先人は、米ぬかの利用をすることで米の栄養を取戻し、美味しく食べることを考えたのが「ヌカ漬け」でした。米ヌカを食べ始めたために現れる変化の中で最も大きいのが、便通が良くなることで、米ヌカに含まれる食物繊維が、腸の中をせっせと掃除しているために起こる現象だそうです。

 米ヌカ(表皮と胚芽)は、玄米を精米することで生まれ、米ヌカにはビタミンB1、B2、B3、鉄分、リンなど豊富なビタミンと、ミネラル類が含まれた栄養分の宝庫で、玄米を白米にするために削り取ってしまい、ご飯として食べていないのです。

 日本の食文化には、キュウリ、ナス、大根や、湯でタマゴやコンニャクなどがあり、浅漬け、一夜漬け、古漬けなど、炊き立てのご飯に合い、これらはまた、酒のつまみに持って来いと言う食べ物です。

                                                     

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岡崎市長・市議と衆議院議員の選挙月

2024年10月04日 | 政治

 自由民主党の総裁選が9月27日に投開票され、石破茂氏が選出され、10月1日新内閣が発足しました。石破総理大臣は新内閣の信任を得たいとして、10月9日に、衆議院を解散し、10月27日投開票の日程で選挙を行うと表明しました。

 公職選挙法第31条3項では、解散から40日以内に総選挙(衆議院)を行うこと が定められていて、与野党は選挙を見据えて公約の検討や他の党との候補者調整を急ぐことになりました。

                                     

 一方、任期満了に伴う愛知県岡崎市の市長選挙と市議会議員選挙が、9月29日告示され、10月6日に投票が行われ、即日開票されます。市長には現職と元市長、それに新人2人のあわせて4人が立候補しました。

 市議会議員の選挙には、現職31名、新人22名、無所属元が1名の54名で、定員37の議席を争います。

 選挙人名簿登録者数は、310,129人ですが、問題は投票率で、毎回有権者の半数近くが投票に行かないことです。市長と議会議員の同日投票日や、期日前投票に配慮となったのも、投票率を上げる目的でした。

 候補者の特徴としては、地元密着型の候補者に対して、製造業やサービス業が盛んなことから、企業からの応援で立候補している人もいます。

 立候補者54人の所属党派は、無所属42人、公明党4人、日本維新の会3人、日本共産党2人、参政党1人、立憲民主党1人、岡崎新党1人です。

 昔と違って、自動車で候補者の名前を連呼しながら走るといった、やかましい選挙は少なくなりました。公約などの情報の伝達手段が変化していますので、地方の選挙も選挙法など見直す必要があるのでは・・・・。

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