定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

正しく恐れる

2022年10月31日 | 日記

 「COVID-19」という病気を引き起こす病原体は、2019年に確認された新型コロナウイルスで、流行はまだまだ終息のみえない状況ですが、4回目接種によって感染予防効果を高めることができているようです。

 ワクチンだけで完全に感染を防ぎ切ることは不可能とのことで、これまで通り感染対策を続ける必要があります。今月中旬ころから感染者数が再び増加傾向にあるといい、冬の間には第8波の流行が到来すると予測されているようです。

                                                             

                        写真:夕方の岡崎中央総合公園で撮影

 私は8月に4回目のワクチンを接種し、先週はインフルエンザワクチンを接種しました。今まで感染の症状がなく過ごしてきたのはワクチンのおかげか、それとも感染していても無症状だったのか定かではありません。

 寒くなって空気が乾燥すれば感染リスクは高まり、インフルエンザとコロナの「重複感染もあり得る」といいます。油断はできませんが重複感染した場合、重症になる傾向があるとも言われます。大切なことは「正しく恐れる」ことではないでしょうか。

 11月に入れば、行事の予定もめじろ押しで、必要な場所ではマスクを着用し、小まめな手洗い、うがい、消毒でウイルスを防御するしかありません。現在、私にできることは、これしか思いつかないのです。

 

 

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話の間

2022年10月29日 | 日記

 第210回国会(臨時会)が開かれています。 会期は令和4年10月3日から12月10日までで、テレビ中継では質問者に対して、政府側の答弁者がいちいち挙手をして、議長の指名があってから感染防止用の間仕切りのあるマイクの前に立って、答弁を繰り返しています。

 答弁者は席を立ち上がり、マイクの前に立つまでの短い時間に質問内容を整理し、単なる空白の時間ではなく、答えを探し出す時間だと聞きました。

 一方、質問の回答を聞く人は、耳から脳へ届く時間が約3秒といわれていて、「間」をとって聞くことによって、準備を促す時間でもあるようです。

       

               遠くに御嶽山を望む

 昨日、名古屋市内で中高年者再就職支援セミナーの講師を務めてきました。受講者は30名で多数の聞き手がいましたから、強調したい「再就職は準備とやる気」「人生 三大 不安の解消」「行動を起こすのは今でしょ!」など、言葉の前後に「3秒」をとると、注目度が加速するようです。

 受講者の中へ質問を投げかけ「間」を入れることで、会場内の距離感が縮まって一体感が生まれ、考える時間と同時に共感も生まれるようです。話の間をうまく取り込むことで聞き手の理解度も深まるようです。そうは言っても、重要な主張を言い切った後、数秒の「間」を作ることは勇気が必要です。

 セミナーの目的は話すことではなく、受講者に理解してもらい、再就職を実現してもらうことです。互いに現状を理解しつつ、意思疎通がとれて理解していることを確認しながら、「話の間」を使いこなさねばなりません。「間」はテクニックだけでなく、受講者への気遣いが大きく影響するようです。

 

 

 

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記 録

2022年10月27日 | 日記

 きょうは「世界新記録の日」で、1931年(昭和6年)10月27日のきょう、神宮競技場で行われた体育大会で、南部忠平氏の走り幅跳び7m98、織田幹雄氏の三段跳び15m58の世界新記録が誕生した日だとか・・・・。

 現在の新記録は、1991の東京で、マイク・パウエル氏(アメリカ)の走り幅跳びが8m95と、三段跳びは、1995年にスウェーデンでJ・エドワーズ選手が樹立した18m29です。

 60年~64年の間に、走り幅跳びが97cm、三段跳びが2m71もの伸びを示したのは、いったい何なのでしょうか。おそらく人々の努力と特別な人が現れ、次々と記録を破り続けた結果からなのでしょう。

                   

 一般的な少年事件では、捜査や審判の事件記録と少年の生い立ちなどに関する調査記録は少年が26歳になるまで保存すると定められていますが、最近事件の記録が「特別保存」されず廃棄されていたようで、背景には当時、「特別保存」の仕組みや要領が定まっていなかったことが原因のようです。

 「特別保存」の目的は史料として活用に資するためのようですが、ならば全件について最高裁に移管し、最高裁自らが責任をもって電子データにして永久保存する制度改革が必要でしょう。

 紙で記録する時代は終わり、現在では多くの記録を電子データ(文章・写真・音声など)で残すことができ、保管場所のスペースの問題はないはずです。また、「特別保存」になる少年保護事件の記録など全国でも数が限られているわけですから、むしろ、26歳という年齢の制限をしないで家庭裁判所で電子データによる記録保存も可能ではないでしょうか。

 

 

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チョットしたこと

2022年10月25日 | 日記

 バタフライ効果は、「非常に小さな出来事が、最終的に予想もしていなかったような大きな出来事につながる」ことを意味する言葉で、アメリカの気象学者エドワード・ローレンツの弁で「チョウのような、わずかな羽ばたきが複雑な要因を経て、大きな嵐になる」との例えで、「わずかな行動で将来は大きく変えられる」という前向きな捉え方にも引用されています。

 「チョットしたこと」をすることで、1人1人の意思が集まれば、自分の将来を良くする力となることに違いなく、例えば、選挙の投票が示しています。今までの国政選挙では、若年層の投票率は他の年齢層に比べ低いと言われてきました。選挙権の年齢がたった二歳ですが「十八歳以上」に引き下げられ、若者に政治参加の機会が広がり、将来の政策にバタフライ効果を期待したいものです。

 そして、中高年齢者の再就職は「情報量とやる気」で決まると言います。支援するというのは「情報の集め方と、やる気を起こさせる」ということで、再就職は準備が大切、準備ができたら、チョット背中を押すことからバタフライ効果を生んで、再就職していく人が増えることを期待したいと思います。

 コロナ禍で苦しんできた期間が過ぎ、再起のために人手不足が生じています。再就職ができれば、生活の向上や企業の人手不足の解消につながり、経済や社会などさまざまな分野へ影響を与え、「バタフライ効果」が生まれるのではないかと思います。

 昔から「風が吹けば桶屋がもうかる」と言います。心や体が「こわばっている」と感じたら、深呼吸しましょう。一見関係のないようなことですが意外なところに影響して、笑顔が戻って来ます。

                                                                                                   

                          山の下草刈りをするのに、チョットした休憩所を作りました。  2022年10月22日 撮影

 

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甘 柿

2022年10月23日 | グルメ

 「柿 くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺」は、生涯に数多くの句を詠んだ正岡子規の作で、あまりに有名なので、柿は奈良県が最も多い産地かと思えば、日本の柿の生産量で1位は和歌山県(全国シェア約19%)で、2位が奈良県(約14%)、3位が福岡県(約8%)、4位が岐阜県(約7%)、5位(約6%)が愛知県でした。

 柿の種類はいろいろで、この地方では豊橋の「次郎柿」、幸田町の「筆柿」、岐阜の「富有柿」が有名です。10月の半ばから11月の半ばが収穫の時期で食べ頃です。

 鮮やかな黄赤色(オレンジ色)をしていて、口の中にふくよかな甘味が広がる柿は、ややかためでカリカリ・サクサクとした歯ごたえのある品種が多いのも甘柿の特徴です。

 おいしい柿は4枚のヘタがきれいに残っていて、ヘタと果実の間にすき間がないもの、表面にハリがあり、実全体が均一に色づいているもの、手に持つとずっしりとした重みを感じるものがよろしいかと・・・。

 産地や品種、熟し具合によって味わいがさまざまで、食べれば食べるほどに奥深さが感じられるのも魅力です。

 熟しすぎた柿を冷凍庫に保存し、シャーベット状態でデザートとして、季節外れに食べるのもよろしいかと・・・。

                     

                         柿畑で今年初めて収穫した甘柿   2022年10月23日 撮影

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高齢者は

2022年10月21日 | 日記

 人の一生涯も長くなって、人生50年が80年~100年時代に向かっていて、例えば人生80年をスパンに設計し直すとすると、還暦(60歳)は現代の49歳、古希(70歳)は49歳で、100歳になって初めて「古希」の祝いを受けたら良いと思う時代になったのでは・・・。

 近頃は65歳や70歳になっても全く若々しい外見を保つ人が増えてきました。ただ、65歳の定年で否応なく第一線から外れ、精神的に老け込んでいる人も少なくないようです。

 高齢者と言われる年齢になっても、今までに蓄積したさまざまな知識や経験を、自由に発揮し、さっそうと生きたいものです。

 高齢者の就業意欲は極めて高く、後期高齢者となっても「働きたい」と思っている人はいるようですが、現実には求人が簡易な仕事や補助的な業務が多く、特殊な技能、専門技術以外は少ないようです。

 自分のことは自分でするという『自己責任』を果たし、目標をハッキリ定めて「7分目の人生」で暮したいものです。 

  • 人生と世界への関心を失わない
  • 控えめに、そして規則的に食べる
  • 自分であまりやりすぎないように、多くのことを人に勧めよう
  • 十分な睡眠をとること
  • 悩まない
  • 1日のスケジュールを決め、それを守る
  • 十分な太陽に当たる
  • 納得のいく程度に多くのミルクを飲む
  • かかりつけの医者に従い、しばしば相談する
  • 何事もやりすぎない

 

 

 

 

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鬼まんじゅう

2022年10月19日 | グルメ

 「鬼まんじゅう」は、食べ物の少ない戦中・戦後、愛知県内の農家では腹持ちの良い安価なおやつとして作られ、高度経済成長期頃に広く普及し、現在では和菓子屋などでは必ずと言っていいほど販売されていて、1年を通して食べられています。

 戦後のわが家では、コメをできるだけ多く供出するために、コメの代わりの食べ物として、畑で作った収穫量の多い「さつま芋」を角切りにし、小麦粉を使って作る「鬼まんじゅう」が重宝されたのを覚えています。

 戦前、豊橋で「和菓子・廣田屋」を営んでいた父は、まんじゅうを作るのはお手の物で、さつま芋が収穫できる頃(10月中旬)、農作業の合間をみて幼い私のために、当時は貴重な砂糖の代り「サッカリン」を使って「鬼まんじゅう」を作ってくれました。

 現在のように、紅あずまや紅はるか、安納芋といった甘みがあって口当たりがなめらかな「さつま芋」ではなく、収穫量が多い“護国芋”という品種で、甘みの少ない芋を、食べやすく、いかにおいしく作るか、父の腕の見せ所だったようです。

 1センチ角に切ったさつま芋の角が突き出て見える形状が、鬼のツノや金棒をイメージさせ「鬼まんじゅう」と名前がついたようです。小麦粉、砂糖を混ぜた生地の中に入れ、蒸しあげるだけで、主食のコメの代用品、さつま芋を食べて鬼を封じこめようと願う、厄払いの意味を込めているとか・・・・。

                                                                    

                                                              写 真:角切りした「さつま芋」と、自家製「鬼まんじゅう」  2022.10.17撮影

 

 

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貧 困

2022年10月17日 | 日記

 きょう10月17日は、「貧困撲滅のための国際デー」です。

 自然災害や戦争、あるいは経済不況などによって、期間の長短はあっても「貧困」を経験することがあります。

 太平洋戦争が終わり、空襲で住む家を失い、食べる物もままならない経験をしました。「貧困生活」だったと思います。しかし、どこの家庭でも似たような生活をしていましたから「貧困」を意識したことはありませんでした。

                                                                           

 一般的に貧困とは、『教育、仕事、食べ物、保健医療、飲料水、住居、エネルギーなど最も基本的な物・サービスを手に入れられない状態のこと』を言い、尊厳のある社会生活を営むことが困難な状態を言うようです。

 低収入や無収入がもたらす最大の影響は教育の欠如で、働き口を見つけることも、自ら「事業を興す才能」を伸ばすことも難しくなります。

 無収入や十分な収入がないことは、食べ物を確保し生産することができないということを意味します。栄養失調は、子どもの勉学への集中力を低下させるばかりか、働き手の生産能力にも影響を与えます。

 貧困によって、ホームレス生活を強いられ、劣悪な条件下での生活を余儀なくする人がいます。安全が確保されていない結果、命も危険にさらされることがあり、行政サービスを十分機能させる必要があります。

 過去もそうであったように、現代社会生活においても女性が貧しいと感じる社会は「社会全体が病んでいる」と言われています。

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宗 教

2022年10月16日 | 日記

 安倍晋三元首相(69)が7月、奈良市の駅前で撃たれ死亡した事件で、狙撃した山上徹也容疑者(41)の母親が旧統一教会にのめり込み、容疑者の不遇な半生を過ごした生い立ちが明らかになるにつれて、報道の一部では擁護するような風潮に思えました。

 旧統一教会と政治家の関わりを問題視する報道は、政教分離の原則が守られていないような錯覚に陥りそうです。旧統一教会の信教の自由の問題ではなく、霊感商法による「過度な資金を集める行為」や「2世信者への教義の強制」などであって、消費者被害、人権侵害の問題だと思うのです。

 宗教事件の底には、信教の自由、精神の自由の問題が横たわっていて、自由の範囲を拡大することが問題で、生命、家族、財産など人の命の自由を脅かす宗教事件は、どこに課題があるかと言えば、「出家」や「高額のお布施」「献金」など、すべてが崇高な宗教行為として語ることは可能で、殺人ですら「正当化」しかねないのです。

 政教分離、信教の自由へ権力が干渉する問題なら、裁判所も判断を下すのは容易でしょうが、信じる宗教の自由、精神の自由は、どこまでが限界なのか、判断が難しく公序良俗に委ねるしかないと思うのです。

 

                  

                                  写真:晴天山・順正寺・本堂にて  2022年10月15日撮影

 10月15日(土)、真宗大谷派岡崎教区第2組では、晴天山・順正寺で、所属寺院20か寺の僧侶が集まって、秋季大祠堂法要が行われ、久しぶりに「寺参り」をしてきました。

 20名の僧侶が一同に会する法要に出掛けたのは久しく、マスクをしているとは言え、本堂に響き渡る読経は、それは、それは、心に響き渡るものでした。

 法話では、「末法の時代」、「正信偈」を上げる意義を説かれました。

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日本酒の季節

2022年10月15日 | グルメ

  行楽の秋もいよいよ本番で、コロナ禍で見送られてきた祭りやイベントが相次ぎ復活しています。人が集まれば、食と酒を囲む人の輪はやっぱり心地良いものです。

 日本酒をのむときは和風のイメージから、ついつい魚料理や野菜系のおつまみを選びがちですが、実は、肉料理も日本酒との相性が良いのです。肉料理には、本醸造酒や純米酒などの日本酒が適しています。純米吟醸酒などのフルーティーな酒に合わせる場合は、味が邪魔しないように注意したいものです。

 日本酒を杯に注ぎ、酒の飲み比べを楽しむための料理は、白菜やタマネギなどの野菜を炒めて鍋に入れ、豚肉と鶏肉と豆腐で煮る、そして味付けはシンプルに塩コショウのみが良いと思います。

 ワインの定番として知られるチーズですが、実は日本酒との相性も良く、適度な塩分と濃厚さで、日本酒の刺激にうまくマッチしてくれ濃厚なタイプの日本酒にも合わせやすいのです。

                                                                                                           

 長い歴史を受け継ぐ三河地方の日本酒は、岡崎の「長誉」「孝の司」、西尾の「尊皇」、安城の「神杉」、北設楽の「蓬莱泉」などがあります。矢作川などの清流の伏流水、良質な原料米、酒造りに適した気候風土といった恵まれた環境にあり、醸造技術の改善、品質向上の努力によって磨きがかけられています。

 日本酒は、酒が持つ本来の味を堪能できる常温か「冷や」が良く、酒の質を確かめるためには冷やして飲むというのも良いと思います。

 30~40℃の「ぬるカン」は、まろやかな口当たりが特徴で、甘さや香りを感じたいときにはぴったりです。日本酒の甘味の元、純米酒は、ぬるカンで飲むことでより深い味わいを堪能できます。

                                                                                                                               

 

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さつま芋の日

2022年10月13日 | グルメ

 さつま芋は、江戸時代に琉球(現・沖縄)を経て薩摩(現・鹿児島)に伝わり、全国に広まった芋で、各地で栽培されるつる性の多年草、高温や乾燥に強く、やせ地でも良く育つ丈夫な芋(塊根)やツル(茎)などを食用にします。

 江戸時代に京都で、焼いたさつまいもが栗の味に似ていて、栗(九里)には及ばないので「八里半」と名付け、やがて焼き芋は江戸へも伝わり、「栗(九里)より(四里(より)を加えて)うまい十三里」というシャレで、きょう10月13日は「さつま芋の日」だそうです。

 さつま芋の産地川越が、江戸から十三里(約52km)のところにあるため「十三里」と呼ばれるようになったとも言われています。

 数年前から赤土の山を開墾し、さつま芋専用の畑に変えて、今年も5月に植え付け、数日前に収穫してきました。天候のせいか昨年より収量は落ち、芋の状態も良くありませんでした。今年は「猿」に狙われないよう、畑の周囲は雑草を刈り取ることを止めて、伸び放題にすることで、さつま芋の栽培を猿から見えなくしていました。

 

                                                                                         

                                                                                        写真:今年収穫「さつま芋」の一部

 さつま芋の調理では、いろいろな加熱の仕方がありますが、焼くのが一番良く、ゆっくり時間をかけて蒸すのもお薦めです。皮ごと食べることで、さつま芋の栄養価をむだなく摂取できます。

 さつま芋に含まれるビタミンCは肌のシミ対策や炎症に効果的と言われる栄養素で、ビタミンCはリンゴの約5倍含まれ、ビタミンEを同時に摂取することにより、美肌効果を発揮すると言われています。腸の働きを助けてくれる効果もあるので、さつま芋を食べると、毎朝スッキリとトイレをすますことができます。

 

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マイナンバーカードの利用

2022年10月11日 | 日記

 マイナンバーが実施されて、早くからカードを作りましたが、カードを利用したことは1度もありません。全国民への普及を掲げる政府は、最大2万円分のポイントを付ける企画を展開し、それでも実績が伸びず、申請期限を3カ月延ばしたとのことでした。

 いろいろなカードを持っていて、最も利用度の少ないのがマイナンバーカード(皆無)です。普及率の高い自治体の地方交付税などを手厚くする方針も明らかにし、低ければペナルティーを科すような締め付け策に、首長から疑問の声もあるようです。

 公共交通機関を利用するには交通系カード(マナカ)が便利で、カードが発売になってから現金で乗ったことはありません。クレジットカードが利用できる店舗は、可能な限りカードで支払います。現金で支払うのは医者と理髪店とノレンを潜って入る居酒屋ぐらいでしょうか。

 政府も、マイナンバーカードを普及させたいなら、「クレジットカード大国」として知る、海を挟んだ隣国、韓国をまねたら良いのでは・・・・。韓国版のマイナンバーは、大前提として、「住民登録番号」がクレジットカードと連携しているようです。

 韓国では、カードの年間利用額20%を所得控除、2万1千円以上の買い物をすると自動的に宝くじが付いてくるようです。カード利用の事業者は自動的に記録が国税へ提供されるシステムなど、普及方法については日本も考える余地がありそうです。

 また、韓国では年商240万円以上の店舗はクレジットカードの取り扱いが義務付けられていて、小さな居酒屋でもクレジットカードが利用できるとのことです。

 マイナンバー法は施行から7年を迎えました。カードの普及率はまだ半分ほどで、広めたい気持ちは理解できるのですが、利用方法に問題があるように思います。

 

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さみしい秋

2022年10月09日 | 日記

 ここにきて、一気に気温が下がって、秋の到来です。友人から紅葉の画像と日本の童謡「ちいさい秋 みつけた(サトウハチロー作詞・中田喜直作曲)」が、スマホの「Line」で送られて来ました。ようやく「暑い夏の終り」を感じとっています。

 サトウハチローが住んでいた東京都文京区弥生の自宅の庭の木の紅葉する情景を見たのが作詞のきっかけだったようです。近ごろの日本の夏は厳しい暑さに見舞われていて、暑さが緩むとホッと一安心し「小さい秋と短い秋」が重なって、「さみしい秋」と、読み替えたくなるような日々です。

 2022年のカレンダーも残りが3枚となって、今月からいろいろな物が値上りをしました。名古屋駅前横町・居酒屋のおかみの話では、酒の値段も近く「値上げ」を考えているらしく、いよいよ財布の中まで「さみしい秋」となりそうです。

 「さみしい秋」と言われるのは、夏と冬との中間に挟まれた季節が秋で、秋は視覚や体感から、あちこちで変化を感じます。夏の激しい暑さが終わり、気温が低下し日照時間が短くなると、幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンが普段よりも分泌されにくくなるそうで、それが原因とも言われています。

 秋の空は高くて、空気が澄みます。フワリと流れてくるキンモクセイの香りを嗅ぐと「秋が来たか」と実感します。同時に秋の夕暮れには、亡くなった家族のことや若くして去った仲間のことなど思い出したりして、心の隙間ができて秋はどうしても寂しくなるのです。

 秋は他の季節にはない秋の味覚を楽しむ、紅葉の旅を楽しむなど、さみしい気分を払いのけたいと思います。

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石の標本

2022年10月07日 | 日記

 今、中学校の理科では「鉱物の種類」について学習をするようですが、わが家には二人の姉のどちらかが、戦前に学んだ頃 用いたであろう「鉱物の標本」があって、小学校の頃「石」に深く興味を持って育ちました。

 石(鉱物)の種類は、火山と切っても切れない関係があって、無色の石英、長石と、有色の黒雲母、輝石、カンラン石、磁鉄鉱などがあって、標本には水晶やメノウ、磁鉄鉱、黄銅鉱、緑泥岩、花こう岩、硬砂岩、チャートなど、いろいろな石が入っていました。

                                                   

 箱の中に細かな四角に仕切られた標本の石は、道路に転がっている石と違って、美しい色や光沢を持つ石があって、石にもいろいろあり、きっと生まれる過程でロマンが詰まっているのではないかと思っていました。

 やがて、道路建設会社へ入って、資材として「石」を本格的に扱うようになって、この標本が役に立つとは思いもよらぬことでした。当時は河川から採取する砂や砂利は枯渇し、砕石や第三紀層から掘り出す山砂や山砂利を利用しなければならない状況だったのです。

 川から山への転換は抵抗がありました。しかし、「石の上にも3年」と言います。実績を重ね、世間が認め始めると次から次へと開発が進み、資材の枯渇という窮地を堕することができました。

 あれから、何十年か過ぎました。今は懐かしい思い出となって、私の胸の中に「石の標本」が残っています。

 

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雑 草

2022年10月05日 | 日記

 今年の夏は雨が多かったせいか、歩道も車道も雑草が多く、しかも背丈が高いので刈り取るのに苦労します。

 雑草という名前の「草」はなく、農作業をする立場でいえば、作物を育てるのに害をもたらし、収穫物を減少させる植物です。また、繁殖が激しく、運動場や公園、通路など、人が利用する所へ自然発生し、邪魔で除草、草刈りの対照となる植物です。

 

                                                                                     

 雑草が気になるのは、町内で高齢者が亡くなると「空き家・空き地」が増え、放置されたまま夏が過ぎ、伸び放題となることです。

 通学路や日常生活に利用する道路は町民の総出で、年に1回秋に「道役」と称して、草刈りをはじめ、補修工事などが行われ、景観を保つことができています。しかし、手を掛ける人がいなくなると、あっという間に見た目が荒れてしまうのは建物です。

                                                                     

 

 数日前、田んぼの土手の草刈りをし、一段落して休憩をしていたら「小久井農場」と書かれた軽乗用車が止まり、小久井正秋さんが降りて来て、話す機会がありました。

 アゼ草や土手の草の伸び方が例年より多くて苦労しているとのこと、化学肥料や農薬に頼らない有機栽培にこだわる彼は、今後の農業に対して燃料の価格が高騰して悩めるものの、製品の「品質が勝負」と、熱く語って行きました。

 嫌な雑草ですが、「人生、雑草のごとく生きる」と言います。「嫌われて周囲の人から毛嫌いされ、遠ざけられていても意に介せず、ひたすら生き延び、成長を続ける雑草のようなパワー」を見習わねばならない事もあります。

 

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