定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

安・近・短

2024年04月30日 | 日記

 春の大型連休をどの様に過ごすか、27日朝からスーツケースを持った家族連れで混雑した中部空港、この日は台湾や香港、韓国、東南アジアへ出かける旅行客など、約6900人が出国したと中日新聞が報じていました。

 円安が加速し、ドル以外にも円は対ユーロでも下落して1999年以来、最安値の1ユーロ169円台になったと報じられています。これでは旅に出る人もチョッピリ節約する人もいるのでは・・・・・。

 節約といえば、「安・近・短」で、費用が安く、距離が近く、日程が短い、小旅行や日帰りで楽しむレジャーなど、旅行・行楽の傾向が増えるのでは・・・・。

 そう言う私も安・近・短で済まそうと、日帰り旅行とシャレ?てみました。朝、家を出たのは午前11時、東名高速道路音羽インターを入り、浜松西インターを降りて、国道152号線を北へ進み、「秋葉神社」参拝へ・・・・・。

 秋葉神社の前を流れる天竜川水系の気田川では、河川敷に色とりどりのテントが数多く張られ、駐車場にはキャンプをする人の自動車がズラリと並び、安・近・短で楽しもうとする人が多いのに驚きです。

 神社へ着くと下社の本殿前に、私の生まれた年は「八方塞がりの年齢」に当たると書かれているのです。災難が身に降りかかる年齢との事、事故や災い、心身バランスが崩れやすく、体力低下・ホルモンバランスで体調を崩しやすく、健康に注意したい年のようです。

 信じるか、信じないかは別として、最もやってはいけないのは、そういう年だからと「過度に気を病むこと」、この年齢について正しく理解して、ネガティブに考え過ぎないようにします。 そんな年だからこそ、「この年は自分の人生を良い方向に変えるためのチャンス」と考えるべきだと・・・・。

 費用が安く、距離が近く、日程が短い、日帰りで楽しむ神社への参拝は、私には手ごろなレジャーのような気がしたのです。

                                         

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働きバチ

2024年04月28日 | 仕事

 賃金引き上げが行われた今春闘、物価がそろって値上がる好循環が続くと思いきや、このところの円安(26日・1ドル157円)で、サラリーマンや年金生活者は懐が寂しくなりそうです。 

 ひたすら働き続けるサラリーマンを、「働き蜂が支える日本経済」と、よく言われてきました。

                  

 人の働き方にはいろいろありますが、仕事があれば少人数で効率的に成果を出すことができます。ところが仕事が少なく数多くの人を抱えていれば非効率で、企業が「余剰人員」を削減する理由はそこにあります。人員削減が進む企業では「うつ病」などメンタル系の病気が増えているのも確かです。

 コロナ禍で仕事が減り、人員を削減し効率を高めたところ、景気が戻って仕事が増え人員を増やし、安全や品質を軽視した結果、事故が続いて客足が減るなど、企業は人で成り立っていることを、思い知らされます。

 短期的には一斉に働いた方が効率的ですが、それを続ければ全員が同時に疲れて、同時に動けなくなってしまいます。人数を絞って最小限で回転すれば、収益が上がり、フル回転すれば、病人が続出し、ミスも多くなるのは道理で、「ブラック企業」と呼ばれます。

 働き蜂の生態は、「働かざるもの食うべからず」ですが、ハチの社会は明確に役割分担されていて、ある程度仕事が増えれば「働く蜂」と、イザという時でないと「働かない蜂」がいるようで、「女王蜂」は、オス、メスを産み分けることができ、蜂の世界は管理職の様な役目をする蜂はいなくても機能しているようです。

 ここで私たち人間が学ばなければならないことは、蜂が疲れれば、次に反応する蜂が仕事にかかるという組織体制です。厳しい戒律があっても、効率的で組織の持続性が保たれ、「安全」が確保されているのです。

 

 

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脳に代わる利器

2024年04月26日 | 暮らし

 幕末に日本は西洋列強が接近して来るにつれて、独立を達成するには優れた西洋の技術や文化を取り入れ、文明開化する以外にないという思想が現れ、富岡製糸場など絹産業群が発展しました。

 幾度かの戦争で科学技術は進歩し、やがて工業 化が進み、繊維産業から鉄鋼、造船、自動車産業などが発展し、文明の利器が発達する一方、衰えていく人間の脳や皮膚感覚を、どの様に保っていくか、意識せざるを得ない時代となりました。

 私が育つ頃は、「夕焼けがきれいだから明日はいい天気になる」とか、「ツバメが低空を飛んでいるから雨が近い」などと、悠長な時代でしたが、今やテレビやインターネットを通じて、いつでも最新の天気予報を入手し、時間ごとの雨雲の動きなども知ることができ、随分便利になりました。

 カーナビの付いた乗用車を運転することに慣れてしまい、久しぶりに軽トラックを運転して同じ目的地へ向かおうとしたら、道を間違えて行き止まりの所へ出てしまいました。カーナビは詳細な地図情報を内蔵していて、便利さに頼りすぎた結果、私の脳は道を覚えていなかったのです。

 近頃、パソコンに頼りすぎているのか、手紙を自筆で書こうとしたら、漢字が思い 出せなく、紙の上では「漢字変換」が利かず、どうしても 思い出せなく、仕方なくスマホを取り出し「変換機能」を使うことに・・・・・。

 漢字変換すれば、それほど難しい漢字ではなく、「なーんだ」と、自分にあきれる始末です。便利さと向き合う事とは、脳の活性化にはつながらないものだと思いました。

 加齢による脳の変化はマイナス要因だけでなく、近年の研究で老化を抑制するプラス要因も存在するそうで、脳の一部は年齢を重ねても神経細胞が新たにつくられることや、外部からの刺激によって変化する力があるとのこと、時には便利な利器も使い方次第では・・・・。

                                             

 

 

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認知症にならない

2024年04月24日 | 暮らし

 高齢社会となり、一人暮らしや老々介護、認知症高齢夫婦も出て、今後認知症の人や家族が安心して暮らせる社会にならなければと思います。

 認知症は病気です。病気にならない工夫は人それぞれだと思いますが、「体」と「心」と「社会」の三要素を組み合わせた活動が、認知症を防ぐに良い方法だとも言います。

 歩くことを生きがいにして、認知症にならないように新聞を声を出して読み、暴飲暴食はせず、健康に気を付けていても、どうやら家族以外との対人関係が少なく、周囲も気がつかないうちに「認知症の疑い」で、悲しみに暮れる家族があると言います。

 老化に伴って脳機能や身体機能が衰えるため、これに伴う認知症を確実に予防することは 今のところ 困難だと言います。時として人との付き合いで起きるトラブルなど、少しは仕方がありません。考え込まないで、感情の病気にならないよう、できるだけ多くの人と付き合い、明るい気分で生活したいものです。

 食生活や運動習慣をはじめとして生活習慣を改めることで、ある程度は予防することができると言います。自分の生活習慣を見直し、リスクを軽減させるための努力は必要だと思います。

 認知症リスクを減らすために、改善するべき生活スタイルを、アルツハイマー協会が十項目を提唱しています。

  • 健康的な食事  • 適度な運動  •  高血圧や糖尿病を治療する
  • 禁煙する ・十分な睡眠をとる  •  メンタルヘルスを大切にする
  • 社会的な交流を保つ  • 知的な刺激を得る 
  • 学習する機会を見逃さない  • 交通事故に注意

       

            写真:茶臼山高原にて  「芝さくら」

 

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天からの贈り物

2024年04月22日 | 暮らし

 この数日黄沙の影響からか、遠くの景色が白っぽく霞んで見え、白内障が進んだかのような錯覚をします。屋外に駐車してある軽トラックは、夜露にぬれた上に薄っすらと微粒子が付着し、フロントガラスは拭き掃除をしなければ運転できません。

 台風や地震、黄沙も自然現象の一つで、人間の力では防ぐことができず、現在のところ被害を最小限に止めるしか方法はありません。被害を受けた場合は事実をいつまでも引きずるべきではありません。

 この逆境を、変化に富んだ人生だと考え、経験はすべて人生の可能性を無限に広げてくれる、天からの贈り物として受け入れてはどうでしょうか。

 天からの贈り物は、望んでも普通は手に入らないもの、または努力だけで手に入るとは限らないものなどを指します。また、生まれつき備わっている能力や才能などをも意味します。

   

 人の力では成しえない妖怪、誰でも一度は聞いたことがある天狗(てんぐ)は、いたずら好きで、世を混乱させたかと思えば、霊山のぬしとして威厳をもって扱われることもある不思議な存在で、恐怖の対象と同時に人々の願望が具体的に表現されたもの(姿)だと思います。

 天狗の正体は、自分の能力を過信した僧侶だそうで、大罪を犯してはいないので、地獄に落ちることはないものの、悟りを開くこともできないので、人間界に転生した空想の人だといわれます。

                         

          写真は、 設楽町津具字高笹の面の木園(標高1,240m)にある天狗像 2024年4月20日撮影

 日本を代表する妖怪・天狗は、あの世(天国・地獄)と、この世(人間界)を悟ることができずとも、形相は恐ろしげですが人への恐怖を取り去り、天からの贈り物を授けることができるのが天狗だと言われています。

 

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タケノコ

2024年04月20日 | グルメ

 わが家の裏山で、最近モウソウ竹が育ってしまい、竹やぶにしたくなく 芽が出れば掘って食べますが、それでもウッカリすると手のつけようもなく育って、タケノコから若竹になってしまうことがあります。

 タケノコは成長が早く、地表に顔を出す頃は日に数センチ程度の伸びだったものが、10日もすると数十センチから時には1メートルをこえていて驚くことがあります。

 主に食用にするのはモウソウチクですが、ハチクやマダケも食べます。採取できる時期は、モウソウ・ハチク・マダケの順で、3月から6月ごろまで楽しめます。

 店頭ではヌカ付き1本500円程度で売られていますが、タケノコ(モウソウ竹)は、掘ってから時間がたつほど、えぐみが増して味が落ちます。朝 取りしたら極力早いうち(その日のうち)に調理や下ごしらえを行います。できなければ冷蔵庫に入れ翌日までに調理した方が良いと思います。

 新鮮なタケノコであれば、軽く焼く、あるいは湯がくだけで、しょうゆやワサビ、からし、酢みそなどで味を付け、刺身として美味しく食べることができます。

 水煮の缶詰めやレトルトパック、メンマなどに加工され流通していますので、何時でも食べることができ季節感がなくなりました。新鮮なタケノコを手に入れた時の味は格別なものがあります。

                   

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究極の和食

2024年04月18日 | グルメ

 日本人は昔ほどお米を食べなくなり、お米の消費量も年々減りつつあるそうです。しかしコンビニエンスストアで「おにぎり」は人気商品で、棚には多くの種類が並び、「おにぎり」の専門店もオープンし話題になっています。

 「おにぎり」の歴史は古く、弥生時代の古墳や平安時代の文献、江戸時代の浮世絵にも登場していて、日本初の駅弁も、学校給食も「おにぎり」だったそうです。

 この地方の和食(郷土料理)といえば、白いご飯に豆腐と油揚げの入ったミソ汁(赤ミソ)、皿に根菜類(里芋、人参、コンニャク、シイタケ)と、大きなガンモドキが煮て四つ切で皿に載せてあり、ホウレン草の おひたし、オカラの煮付け、そしてタクワンが少しずつ出ます。

 みそ汁はコンブとカツオ節で出し汁をとり、シイタケが組み合わさり、見事な「うま味」で仕上がっていて、赤ミソ、豆腐、油揚げの味を引き立てます。

           

 10年ほど前、和食がユネスコの世界 無形文化遺産に登録されました。しかし当時、子ども達が好きな料理は、カレーライス、ハンバーグ、スパゲティーで、和食は日本人の食生活の基本かと思っていましたが・・・・・。

 もちろん、私もカレーライスは好きですが、何といっても、出し汁の「うま味」から仕上がる和食にはかないません。おいしい食事は、食べるときに味そのものだけでなく匂いや食感、その場の雰囲気や体調など、多くの要因に影響されて感じます。

 和食の神髄は昆布やかつお節から採る出し汁の「うま味」で、おいしさを生む大切な役割を果たしていると思うのです。

 食べ物の甘味、辛み(塩味)、苦み、渋味、酸味など、字を見れば想像できます。ところが「うま味」となると、出し汁の深いコクと、まろやかさが決め手となり、大いに究極の和食を楽しみたいものです。

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旬の食べ物

2024年04月16日 | グルメ

 4月、旬の食べ物と言えば歯ごたえと香りが魅力の「竹の子」ですが、炊き込みご飯や煮物、天ぷらにして食べると美味しい食材です。私は、堀りたての「竹の子」をゆであげ、スライスして辛子と一緒に「刺身」で食べるのを楽しみにしています。

           

 新玉ねぎも、みずみずしくて甘みが強く、代謝のアップや血液をサラサラにする効果が期待でき、ぜひ生で食べて摂取したい旬の食べ物です。

 春キャベツも、冬に出回るものより葉がやわらかく、ふんわりとしているのが特徴で、生で食べるとビタミンCやキャベジンが豊富で、肌や胃の調子を整え、ぜひ食べたい食材です。

  ゴボウも、血糖値の上昇やコレステロール値を抑えることができ、腸内環境も整える栄養価の高い食材と言われています。春に出回るごぼうは「新ごぼう」「春ごぼう」とも呼ばれ、きんぴらやサラダにして食べましょう。

 旬の食べ物が好きならば、江戸中期の俳人山口素堂の句「目に青葉、山ほととぎす初カツオ」と、これからの季節、居酒屋やスーパーマーケットなどで「初かつお」の宣伝文字が見られます。古くから縁起が良い魚といわれており、進学や就職などのお祝いに用いられます。          

 カツオに相性が抜群の薬味と言えば、先述の新タマネギです。毎年春の早取りタマネギは辛みが少なく、薄くスライスして、カツオが隠れるくらい豪快に盛り付け食べるのです。初夏という季節を十分に満喫できます。

 

 

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3つの基準値

2024年04月14日 | 暮らし

 <基準値1> 年に数回の健康診断を受けた結果を、仲間内での話題となり、時には酒の肴(さかな)になるなど、よくある光景ではないでしょうか。少し位の努力では血圧や中性脂肪にコレステロールなど、なかなか改善しなく、ついつい愚痴も言いたくなります。

 中高年にとって悩みの種は、食事や運動の不足などの生活習慣病で、「病気を自慢している」と勘違いされそうです。私の健康診断結果も、多くは基準値範囲内ですが、幾つかは常に基準値を飛び出ている項目があります。
 
 飛び出しているからと言って、入院するほどではなく、3カ月に1回程度の定期的な血液検査を受けていて、特に治療を要することもなければ、上限値をこえていても気にする必要もなさそうです。

 <基準値2> 中国から飛来する微小粒子状物質(PM2.5)は、人の健康の適切な保護を図るための環境基準値は1年平均値15μg/m3以下 かつ 1日平均値 35μg/m3以下であることが望ましいそうで、この基準値は2009年に「微小粒子状物質環境基準専門委員会」によって健康への影響を考慮して定められました。

 <基準値3> プロ野球の統一球が製造過程で芯に巻く毛糸の水分量に基準値があり、変化すれば飛距離が何メートルも変わるのだそうです。一方、高野連は2024年から硬式野球の金属バットは、単層管で最大直径を64ミリメートル未満、重量を900グラム以上の新基準値としました。

                

 健康状態や環境基準、飛距離にしろ、基準値は守らねばなりませんが、基準値を出たからといって、気にするか しないか、ついつい基準値の扱いは甘くなりやすいものです。

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転ばない

2024年04月12日 | 暮らし


  2月15日と19日のブログに『2月13日の夕方、自宅の駐車場入り口で転倒、医者のレントゲン画像から肋骨(ろっこつ)が長軸に対して、斜めに骨折していた』と書きました。

                               

 令和4年(2022年)の厚労省・人口動態統計(確定数)によると、死因別の死亡数で交通事故は3,541人だったのに対し、転倒・転落は11,569人に達し、交通事故を上回り、さらに増加傾向にあるようです。

 転倒による死者の9割近くは高齢者で、死に至らなくとも転倒によって大腿骨(だいたいこつ)を折る、あるいは頭を打った場合、寝たきりや要介護の状態に陥りかねないといいます。公表されているデータでは、自宅の屋内と屋外(庭など)に分けると、屋内が多くて年齢が高くなるにつれ転倒比率も高くなるといいます。

  『*小さい段差に気が付かないで転倒 *家具にぶつかってバランスを崩し転倒 *ペットや物を避けようとして転倒 *風呂・台所のぬれた床で滑って転倒 *電気コード、座布団を足で引っかけて転倒 』などが、家の中で転倒する主な原因とか・・・。

 専門家は『 転倒は、老化や病気、運動 不足の結果として起きる 』と、高齢者の医療問題と考えるようです。健康で長生きするためには、常日頃から健康 づくりに励み、病気あるいは介護の必要な状態にならないため、転倒予防に取り組むことが必要です。

 「健康 づくり」は自己責任です。今年に入って転倒、骨折した経験から、日々の暮らしに「転倒しない」という意識を高めようと思います。

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入学式

2024年04月10日 | 日記

 日本の各地で学校行事における学習活動として、この時期は入学式が行われます。アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、カナダなどの国々では、就学年齢に達した人から通学するため、日本の様に一斉に入学する式は行わないとのことです。

 日本では毎年3月、一斉に卒業という制度上の問題があり、4月一斉に入学式、入社式が行われます。一方、授業に出席し、宿題をこなし、試験に通れば単位を取得でき、卒業という欧米のシステムとは異なることから、独自の制度のようです。 

 私は、自分の子どもの小・中・高の入学式へ、仕事の関係で一度も行ったことがありません。そこで、長男が入学する大学の式典へ都合をつけ、本人には内緒で行ってみました。家族の参列は少なく、母親らしき人ばかりでした。式場の最後尾で初めて子どもの入学式に出たのです。

 大学の入学式、緊張感の中で式典が執り行われたのですが、学内へ暖かく迎え入れようとする大学関係者の細かい心使いを感じることができ、安心して式の途中で抜け出て帰った記憶があります。

 その後、地元の小学校の入学式へ、町内会の代表として招待を受け参列しました。新しい生活が始まる夢が膨らむ小学1年生、何かと知らないことが多く、緊張している姿を見て、私が入学した頃を懐かしく思い出していました。 

 同じ年齢が良き友として仲間として、将来に向かって互いに競い合うスタート式典は日本の伝統文化であり、今後も大切に守り続けてほしいものです。

 

 

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桜の花見

2024年04月09日 | 日記

 私の地元 岡崎公園では、岡崎城天守閣を中心に公園一帯にソメイヨシノが約1,000本が咲き競っていて、江戸幕府初代将軍 徳川家康誕生の地であることから、4月7日(日)13時半から6時まで、伊賀八幡宮を出発、市内を勇猛な三河武士を従えた「家康行列」が街中を練り歩きました。

       
 
 岡崎公園南側の河川敷では、たくさんの露店が出ていて、腰を下ろすシートを持参すれば、食べ物、飲み物は露天商から買うことができ、宴会も手ごろに開催ができます。

 落語に出てくる花見の風習は、江戸時代から庶民の間に広がり、花見弁当を持参して桜の花の下で飲む酒は「花見酒」と呼んで、宴会を開くのは日本の伝統文化です。

 桜は2週間足らずで散ってしまうため、かれんな花の美しさは永く続いてほしいと願っていても、思うに任せず散り際の印象が深く、人の一生は花の命と比べれば長いかもしれませんが、命のはかなさになぞらえて、切なく感じることもあります。

         

 年齢を重ねていくと、過ぎていく時間はますます早く感じます。しかし、与えられた時間は平等です。過ごし方一つで、人の生き方に大きな差が出てくると思うのです。毎日を無駄にしないよう時間を有効に使い、意義ある生き方をしようと思います。

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居酒屋

2024年04月07日 | 暮らし

 岡崎・美合駅前の「小料理・わかたけ」が閉店しました。閉店最後の3月30日は東京へ行っていたので顔も出せませんでした。若いころから、よく通ったものです。女将(おかみ)は私と同年代ですから、もしかしたら彼女が自分で決めた「定年」かもしれません。

 「わかたけ」の客は、一人で飲みに来る客用にカウンターが7~8席あり、二人連れで来る客も並んで椅子を利用します。テーブル席もあり多人数での利用でした。店主が客を相手するには、せいぜい8人までで、それ以上だと酒を出す、料理を作る、勘定するなど手が回らなくなるのです。

 一般的な居酒屋では一人で飲みに入れますが、大型のチェーン店で「居酒屋」と名の付く店舗へ一人で飲みに入るなど野暮なことはしません。話し相手がいない居酒屋など、つまらないものです。

             

 居酒屋を「小料理屋」「焼鳥屋」とも「おでん屋」「赤提灯」とも呼ぶ場合があります。名古屋では「お好み焼屋」「トンちゃん 屋」という看板の居酒屋さえあります。

 名古屋の居酒屋では「お通し」「口取り」「突き出し」なる一品を出す店は少ないのです。客が注文もしないで品が出て来て、料金に入っているは人気がないのです。ところが、同じ愛知県内でも岡崎の「居酒屋」では、それと称する一品が当然のごとく出て来ます。

 店側にとって、「突き出し」は昨夜の刺身の売れ残りを煮付けて出すなど、サービス品ではあるものの、結構利益が出せるのです。都会から離れると、客数が少ないので突き出しの料金でカバーしているのかも・・・・・・。

 名古屋の居酒屋では、注文の料理が出る間を持たせるために「口取り」を注文するのが普通で、注文しなければ飲み物の注文だけで「待つ」ことです。

 コロナ禍で一時は生き抜いた居酒屋も、さすがに3年という月日は長く、高度経済成長期に繁盛した店の経営者も高齢になって、姿を消すのは寂しい限りです。

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桜 咲く

2024年04月05日 | 仕事

 終戦後を描いたNHK朝のテレビ小説「虎に翼」は、主人公は大正3年寅年(とらどし)生まれで、昭和13年、念願の日本初の女性弁護士が誕生しました。しかし彼女を待ち受けていたのは戦争へと突き進んでいく日本でした。

 戦後の日本は、食べ物や着るものに不自由していた時代、戦前から男尊女卑の名残があったのですが、アメリカ軍の駐留で大きく変化したことを思い出します。

 焼け出された私の一家も、当時は公的な支援があるわけでなく、親戚を頼りに転々とし、親戚も食糧難で苦しく、長くお世話になり続けることができない暮らしをしていました。

 そんな毎日でしたが、姉が嫁ぐことになり、「貧しくて何もしてやれない」と、母に語る父の言葉を聞いてしまったのですが、それでも姉は幸せに暮らし始め、昨年95歳を迎えました。

 明日 4月6日は一番上の姉の命日、翌 4月7日は母の命日です。「桜の花が咲く頃は寂しい」と言っていた母の言葉、この季節に母はなくなり、私の戦後は終わりました。

 満開の桜は、それは、それは、美しいものです。美しければ美しいほど早く散るような気がしてなりません。これから震災を受けた人々の所へも桜の季節を迎えます。青い空と桜の花の美しさを満喫し、復興に勇気と夢を届けてほしいものです。

 美しい桜とは裏腹に、首相を背後から操る庭師のような政党の派閥や、官僚の花の咲かせ方は、国民という土壌に問うて(選挙で)改良する勇気はなさそうです。

 毎年咲く桜の花のように、政権も美しければよいのですが・・・・。

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湯河原・熱海へ

2024年04月03日 | 日記

 神奈川県湯河原に住んだ元上司・故 田野岡 進さんを偲ぶ会へ行ってきました。建設会社総務・人事に勤めていた頃、私にとって生き方に大きく影響を及ぼした上司の一人で、工事の技術畑出身、仕事に対する厳しさ、人に対しての優しさ、付き合い方を大いに教えられた人でした。

 同期だったKさんの段取りで、千葉や名古屋、鹿児島から飛行機でと、昔の職場の仲間が集まり、懐かしい話に酔いしれた2日間でした。

 湯河原の自宅を訪問し、遺影を前に手を合わすと名古屋市内・金山の立ち飲みの酒屋や、徹夜で労組と交渉したことなど、20年余も前のことですが昨日の様に思い出され、つい込み上げてくるものがありました。

 湯河原から熱海のホテルへ移っても、懐かしい昔話が尽きないのは、互いに年齢を重ねたからでしょうか、つい同じ話を繰り替えしています。

 お互い健康に留意し、再び会おうと誓って新幹線の人となりました。

         

 

 

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