外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

経済の授業

2014年03月06日 | 日記
3月6日(木) 晴れ

朝8時から授業がある日に利用する学内ホテルの朝食バイキング。
料理の中にニンニクが丸ごと入っているものがあります。
これが、とても柔らかくてニンニク独特の匂いが全く無いのですね。
最近、このニンニクを見つけると必ず食しています。
これが午前の授業の原動力になっているかもしれませんね。

さて、今日は木曜日、少々心配のあった3年生の合同授業。
日本経済概況という科目です。

私の大学時代の専攻が政治経済でしたので、素人ではないのですが
先学期終了前にテキストを見せてもらって、中国語訳がない上に文章が難しいので
これをどうやって分かりやすく解説するかを考え、帰国してからヤフオクで
池上氏の本を大量購入しました。

学生には私が日本語だけで説明してもいいように聴力を鍛えるよう口を酸っぱく
話しておきましたが、やはり口頭での説明には限界があると考えておりました。

いっそのこと、テキストに囚われず、購入した本を教材にしてしまおうかと
考えたのが昨夜。
ある本の内容を少し文語体にしてWORDに写してみました。

本の内容はそもそも経済学とは何ぞや、という視点から経済を見ていくものです。
私自身も読んでいて目から鱗が何度落ちたことか。

学生の反応はとても良く、学校から支給されたテキストとどちらがいいかという
質問には断然こちらの方がいいと。

授業数が16回ですので、読める範囲に限りはありますが、それでも
難解なテキストを難解なままで終わらせて、やはり経済は難しいという印象を残す
よりは基本的な経済用語を理解して経済に興味を持たせるほうが今後役に立つ。

この科目はその方針でいいのではないか、と思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする