外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

ある学生の志望先

2014年06月14日 | 日記
6月14日(土) 晴れ

久々に太極拳のレッスンを実施しましたが晴天でした。ジンクスは破れたか(笑)
朝もかなり暑いので開始時間を早めたのですが、どうにも掲示板に貼り出した案内を
見ている教師が少ないようで、終了した後「今日はやったのか?」質問される始末。
何の為の掲示板なんでしょうね(笑)

昨夜のスピーチコンテストの後、1位になったらしい学生に誘われ喫茶に行きました。
なったらしい、というのは、私はスピーチの内容の聴き取りと採点と質問内容を考える
ことに忙しく自らつけた点数を計算(項目は4つ)する余裕がなかったのです。

この学生は先週の日本留学説明会に同行した学生なのですが、喫茶店で話していると
どうやら広島大学に興味を持ち始めたようです。
彼女は元々東京の大学を志望していたのですが、会場でとある大学の入試問題を見せて
もらったそうで、その難しさに委縮してしまったようです。
更には広島大学の特別な制度の話に関心を持ち、次第に気持ちがこちらへと流れて来て
いたようです。

その特別な制度に申し込むには9月中旬に一度北京に行く必要があるのですが、
「行きたいです」とはっきり答えました。

彼女の意思が本物なら私も出来る限りの行動を起こすつもりです。
まずは水面下の営業(笑)。

帰国してからちょいと忙しくなるかもしれないですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人だけの審査員

2014年06月14日 | 日記
6月13日(金) 晴れ

昨日の午後にある1年生の学生から電話がありました。
「明日スピーチコンテストがあるので審査員として参加してください」と。
別の用事があったものの、ちょうどキャンセルされたばかりで時間が空いたのでOKの
返事を出しました。

そして今夜会場の教室に行きましたら昨日電話で連絡をしてきた学生が何度も申し訳なさ
そうに「先生辛苦了(先生お疲れさまです)」と労ってくれました。
審査員のネームプレートが一つしかないのですね。

まさか、審査員が私一人なんてことは・・・ありました。

出場する3年生よりも始まる前は私の方がプレッシャーがありましたね。
なにせ、私の評価で彼女らの順位が決まってしまうのです。

出場する学生は10人、予選で中文日訳を突破してきた学生が用意された12のテーマを
その場で選びスピーチするもの。そしてこのコンテストが決勝ということです。
その予選をした先生がこの会場にいないのは腑に落ちませんが、金曜日の夜ということで
他のどなたも「時間が無い」と断られたのだそうです。何とも薄情な(笑)

スピーチを聞いた後、私がその場で質問を投げかけるというルールなので、私も真剣に
メモを取りながら採点をしていくわけですが、一人が終了するとすぐに次の出場者が
発表を始めるので、私には休む暇がありません。
全ての発表が終わった時、どっと疲れました。

ただ、我々が赴任するまでの数年間はずっとこういうコンテストが無く、彼女らも人前で
スピーチをした経験がなく、初めての経験で頭が真っ白になっている姿がとても新鮮
でした。

今学期私の授業を履修していないために久しぶりに顔を見た学生もいましたので、いい
機会だったと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする