外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

送別会にて

2016年06月30日 | 日記

6月30日(木) 晴れ一時雨

今日は日本語科主任の先生が送別会を開いてくださいました。
お子さんをお持ちの先生が多いため、昼の開催です。
人数が少ないので各先生と中国式乾杯を頑張りました。
私はビール、先生方はジュースでしたが。

会の途中で主任の先生から衝撃の知らせがありました。
先日ビザの手続きの為来校された先生(以下T先生)が契約不可になったとのこと。
T先生からことの成り行きを聞いており、外事部の担当(以下B先生)の不手際を
思い出したのですが、主任の先生がB先生から聞いたという話は食い違うことがあり
私が矛盾点を話すとかなり驚いていらっしゃいました。

どちらの話が本当なのか戸惑う先生に私の契約が打ち切りになった時のB先生の話
「外教が多すぎるので減らす」を紹介し、すぐにバレる嘘を何故につくのか
理解に苦しむと話したところ、皆信じられないという表情。
2年1組で噂になった「私が帰国して中国に戻らない」という話もB先生から
主任の先生に伝えられた私の離職理由だとすれば合点がいきます。

先日夫婦でご馳走してくださった先生が「だったら先生ここに残りなさいよ」と。
他の先生方も同意され、主任の先生は「次の契約はどこまで進んでいるんですか?」と。

心が動きました。もう一年いられれば、と考えたのは一度や二度ではありません。
「残りたい気持ちはあります。学生も可愛いし、この学校の環境も素晴らしいです」
「ただ、ここの外事部はもう信用できないです」

堰を切ったように外事部の実態を話す帰化された先生、その後は皆ため息に。
外事部の話が信用ならないことは何度か主任の先生には話したのですが、今回の件は
かなりショックだったようです。

場の雰囲気が静かになったことは申し訳ないと思いつつ、今後赴任される日本人の
先生に同じようなことが起こらないよう祈るばかりです。

 

 

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