草原の四季

椎名夕声の短歌ブログ

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歌集もバーゲンしたっていいじゃないか

2024-08-31 14:41:37 | 和歌・短歌

歌集だって、秋のバーゲンセールをやったっていいじゃないですか。

パブファンセルフ版の「珊瑚樹」(紙書籍)を、期間限定で値下げいたします。

 

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これから歌集を出す人に

2024-08-21 15:46:15 | 和歌・短歌

僕が第一歌集に他人の文(解説・跋・帯)を依頼しなかった話はofficial site等に書いたが、実は当初どの雑誌社にも贈呈しなかった。

有名歌人100人に贈呈すれば充分という考えだったが、数か月して少し後悔した。それでも意地とプライドがあるので、いりの舎のみ贈呈した。いりの舎は月刊「うた新聞」にて、贈呈された全ての歌集を紹介してくれるからである。編集部で値踏みするのではなく、例外なく全ての歌集を紹介してくれるので、プライドは傷付かない。第一歌集は拘りを持って編んだので、絶対に「ぱっと見」でウケないという自信があるのだ。ウケようなどというスケベな了見で作ってはいない。

なお、雑誌に歌集評を寄稿している人に、歌集を贈呈することもしなかった。あくまでも僕が有名歌人と認識する人にしか贈呈しなかった。当然有名歌人は100人超いるので、独断と偏見により100人に絞り込んだ。世間一般では200人以上に贈呈すると聞くが、僕の感覚では、100人でもそうとう多いと思う。それゆえ充分という訳だ。

 

要するに広告なら無名の歌人に値踏みされないということだが、第二歌集では全ての雑誌に贈呈しようかと思っている。

自分で自分を裏切ることも、ひとつの自由だからである。

第二歌集を依頼する出版社は既に決めてあり、それ以外の会社から出すつもりは無いので、契約条件と合致すればとの条件付きではあるが。

 

そういう訳で、僕の第一歌集は意地を張り通したが、皆さんが歌集を出すときには雑誌社の編集部に贈呈した方がいいと思いますよ。少なくとも後悔することが無いという意味で。

ただし「注文の多い料理店」で有名な宮沢賢治が、当時一流の児童文学雑誌だった「赤い鳥」に、何度も原稿を持ち込んだが、ついに1回も掲載されなかった、ということは念頭に置くべきだろう。

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