草原の四季

椎名夕声の短歌ブログ

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有名歌人のメッセージ中間マトメ

2024-04-27 14:43:16 | 和歌・短歌

第一歌集を出して約4か月経った。
この間奥村晃作氏、山田航氏、有名歌人H氏からメッセージを頂いた。
贈呈が漏れた有名歌人に今週贈呈したし、まだ6月頃までは他の歌人さんからのメッセージを頂く可能性があるが、取り敢えず中間マトメをする。

下図において、僕の自信作27首を塗りつぶした。そのうちオレンジ色2首は特に自信作。
H氏からのメッセージは私信ゆえ、残る御二方と僕の自己評価との対比表である。


まず、御二方がともに引いてくださった歌が1首だけあったが、それは僕の自信作では無い。(上図には載っていない)
巷でよく見る現象だが、ありふれてなくて珍しい歌はよく引かれる傾向がある。

山田航氏は、僕の超自信作を2首とも引いていない。
超が付かない自信作を2首引いてくれた。

奥村晃作氏は、僕の超自信作を2首とも引いてくれた。僕が自信作を発表したのは、この記事が初めてだから、僕としては嬉しい限り。
超が付かない自信作の方は2首引いてくれた。

御二方の引いてくれた作品で僕の自己評価と一致したのは、わずか6首だった。

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中原中也晩年の短歌

2024-04-18 14:02:51 | 和歌・短歌

このブログの前々回の記事で紹介した中原中也晩年の短歌には大きなショックを受けた。
中也は30歳で亡くなったが、29歳頃に詠んだ短歌を「晩年の短歌」と言ってのける人間は、恐らく僕のほかにはいないだろう。
それらの短歌に、僕は痛々しさを禁じ得なかった。誰よりも中也を理解していると自負している僕だからこそである。

中也の晩年の短歌には、読者を惹きつける魅力がない。彼の詩にくらべて、なんとみすぼらしいことか。しかし、彼が終生言い続けたことは、こういうことだったんだと改めて思う。

身も蓋もない言い方かも知れないが、彼には詩を「上手に」書く能力があったから、生前少なくとも少数の文学の士には受け入れられた。

中原中也の人生は3期に分けることが出来るだろう。
まずは20歳過ぎまで。
早熟さに注目され調子に乗っていた時期だ。
次が第一詩集山羊の歌の刊行から、小林秀雄の後押しで世間に名を知られるようになった頃まで。
愛人が小林秀雄のもとへ去り、結婚して第一子も生まれたが、その子が亡くなってしまう、というドラマティックな時期だ。中也は精神に変調をきたし、一時入院したが退院。
この退院のあたりからが第3期。第3期は短い。じきに病死してしまうからである。

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ホームページを開設しました

2024-04-15 12:44:40 | 和歌・短歌

ホームページを開設した旨を、ブログTOPに記載しリンクを挿入しようと思ったけれど、gooブログの仕様では不可能と判明しましたので、ここに記事建てしてお知らせいたします。ブログTOPには一応ホームページのURLを記載しましたが、下記リンクをクリックでホームページへ移行できます。

 

  ↓ホームページはクリック

 

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椎名夕声マトメ

shiinayuusei

 

 

ホームページ(official site 椎名夕声マトメ)には、トピックス・自己紹介・プロジェクトを記載し、「概要」には運営者への連絡方法を記載しております。その連絡方法とは、このブログへのコメントですが、詳細はホームページ内の「概要」を御覧ください。

なお、プロジェクトは当面ありません。歌集無料キャンペーンは、今後は開催いたしませんが、アマゾンの電子書籍Kindleを初めてダウンロードする人は70パーセントOFFになるタイミングがあるようです

 

 

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椎名夕声第一歌集あとがき

2024-04-11 16:02:58 | 和歌・短歌

歌集には「あとがき」というものを書く人が多いそうだ。僕は全く念頭に無かったが、インターネット時代なんだから、ここ(ブログ)に書いたっていいはずだ。

あとがきには、先達中原中也について書くしかないので、出典を確認しようとしたら、思っていた本には載っていなかった。

この際インターネットで調べた方が手っ取り早いと考え、数回前の記事で触れた「アルプスの頂の絵を見る」歌を調べたら、意外なことが判明した。

中也は晩年にも短歌を詠んでいたそうだ。「まる」さんという人が発表している。画像として貼っておきます。

そのURLは

https://tankanokoto.com/2020/10/chuuya-tanka.html#google_vignette

 

僕の歌集のあとがきなぞ、どうでもよくなってしまった。

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歌集無料期間訂正 / 確信犯の歌

2024-04-04 12:00:00 | 和歌・短歌

椎名夕声(シイナユウセイ)第一歌集「珊瑚樹」の電子書籍を期間限定で無料キャンペーン

日本時間4月5日午前4時〜9日午後3時59分が正しい

 

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2022年夏にあった事だが、横断歩道を渡ろうとした人を妨げて車が進行した、として運転手が違反切符を切られた。横断者が道を譲ってくれたと抗弁したが聞き入れられなかった。
後に運転手の主張は認められ、違反切符は取り消されたのだが、以後日本中のドライバーは異常に慎重になり、左折車は横断歩道の3メートルも手前で停車し、後続の直進車は大迷惑。
この警察官を、僕は確信犯だろうと思う。事件の詳細は知らないので、あくまでも想像上の警察官である。

歩行者は弱者で、運転手は強者だから、横断を妨げた運転手を検挙しなかったらリーク(スニッチ)される、と考える警察官もいるだろう。
しかし現場の状況をよく見聞きして、公正な判断を下すことも、また職務と言えよう。

昔は、庶民のあいだでは、文芸にうつつを抜かす者は悪者扱いだったと聞く。
地道に働いて地位を築くことをしなくなると危惧してのことだ。


常習犯として歌作なんぞするあなたに歌集売ってあげます(椎名夕声。短歌人4月号)

 

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