しまログ

普段の子ども達の姿を・・・

伝統行事に触れました。 ~3,4,5歳児 だんご木づくり~

2022-01-13 13:09:41 | 日記
1月13日(木)

「だんご木」というものを知っていますか?

古くは4~5世紀頃から始められたといわれている行事です。
小正月(1月15日)に行なわれ、その年の「五穀豊穣」や「無病息災」を祈願し、丸めたお餅、タイや米俵などをモチーフにした
「ふなせんべい」をミズキの木に付けたものを飾るという伝統行事の一つです。

山形では、初市でよく目にすると思います。

今日は嶋ほいくえんでも、その「だんご木」を子ども達も一緒に作りました。
まずは、手作りのだんごを作ります。

始めはサラサラしていたもち粉で生地作りをします。



粉から少しずつ水を入れて、捏ねるうちに固まっていく様子を見て、
「粉が固まってきたみたいだよ!」「良い匂いがしてきた!」と、子ども達もその感触の変化に驚いているようでした。

生地が完成し、団子の形に丸めます。






手のひらを使い、まんまるの鮮やかな赤や白のだんごをたくさんつくります。



作っているうちに、もち米が持つ甘い匂いが保育室内に広がると、
「お腹空いて来たね~」「食べれないんだよね?」と言うお友達もいるほどでした。

だんごが完成し、早速給食の先生に茹でてもらいました。



「お願いします!」
元気な声でお願いをしました。

だんごが茹で終わると、最後はミズキの木にさします。






柔らかいだんごを木にさすことが難しかったようでしたが、試行錯誤しながら、ミズキの木を彩っていきます。



だんごもさし終え、ふなせんべいでミズキの木を飾り付けて、だんご木が完成しました!
色鮮やかなだんご木を見上げ、「キレイだね~」と目を輝かせて見ていました。

今年一年、子ども達が健康で元気いっぱい、楽しく過ごせますように…