月~水曜の学校教育に関わる話です。昨日(R5.7.11)の続き…と言いますか、昨日は「心構え」的な話だったので、今日は「具体的な行動」の話をします。
何か、トラブルにつながるような出来事が発生した時、どう対応するか迷う事があります。
例えば、子供が机の下に落ちた物を拾って顔を上げた際、勢いよく上げたので机に頭をぶつけたとします。タンコブにはなりませんでしたが、痛がっていたので、保健室で頭を冷やしてもらった…としましょう。
この時、「首から上の部分のケガだけど、保護者に連絡すべきかな」と迷う事はありませんか。私は、よく迷います。「大したケガじゃないし、仕事中に電話をもらうのは保護者も困るよね」…などと考えてしまうからです。
でも、ここで連絡しないと大変です。トラブルから逃げた事になりますから、後でトラブルが何倍にもなって追いかけてきます。
だから最近の私は、「迷ったら面倒な方を選ぶ」と自分に言い聞かせ、この例であれば連絡帳に書いて本人に手渡します。その時、「帰ったら、お母さんかお父さんに必ず見せてくださいね」と言っておきます。これで、トラブルから逃げた事にはなりませんから、トラブルは追ってきません。一安心です。
実際、「迷ったら面倒な方を選ぶ」を心掛けるようになってから、トラブルが大きくなる事は激減しました。動き出すために少しばかり覚悟が必要ですが、「迷ったら面倒な方を選ぶ」は間違いない…と、私は思います。
ちなみに、先程の例で連絡帳を使うのは、電話で伝える程の大きなケガではないからです。保護者も忙しいですから、仕事を中断させる程の内容かどうかは、こちらも考える必要があると思います。