月・火曜は学校教育について書いています。今回は、学校教育にも大きな変化がありそうだ…という話です。
12月に行われた職員会議で、令和6年度から教育課程を大きく見直すと言う提案がありました。中央教育審議会から出された提言を受け、市教委から「年間1082単位時間を越えないように授業しなさい」と指示があったからです。
私の勤務校は、現在、年間で1150単位時間前後の授業時間があります。ですから、70単位時間くらいカットしなくてはなりません。また、この提言は「働き方改革」とも関連しているため、カットした分を働き方の改善に向ける必要があります。
この大幅なカットのためには、どう考えても運動会や学習発表会、卒業式、遠足などを見直さなくてはなりません。
他の都道府県では既に実施している様ですが、卒業式での卒業生の入退場は、在校生の生演奏ではなく、CDなどで行う方向になるのではないかと思います。また、運動会や学習発表会も、それぞれ体育発表会や音楽発表会などに変更され、普通の日に公開する形になる可能性が高そうです。
私が小学校教師になって30年以上ですが、これ程の大きな変化は、今までありませんでした。これも時代の変化なんだろうなぁ…と、令和5年を終えるにあたり、しみじみと感じています。年末という事で、今回は少し大きなテーマで書かせていただきました。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。