忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

CACA現代アート書展とカジュアルアート篆刻展

2013-09-13 23:52:38 | 書展
暑さのぶり返しが、かなり厳しい一日でした。

午前中は学校に出勤し、ひと仕事終えてから、東京表参道駅へ。
A3出口すぐのビルの4階、「CACA現代アート書展」へお邪魔してきました。



知人の丸山氏は、お仕事で不在でしたが、実に楽しめました。

それぞれの作品が何を表現するか明確で、どれも独創的です。
エネルギッシュな個々の主張は、遠慮することなく、束縛を受けることなく、自由を感じさせてくれます。

代表の岡本先生は、「書について」次のようにおっしゃっています。

「(略)  ・・・書にとって大切なことは、スピリットである。
スピリットとは、全身全霊による゛空無゛との邂逅である。

線という一回性の霊的な発動によって
生まれ出てるスピリットが、
書を書たらしめるのである。
文字の形と意味の奥底にある神宿る実体を引き出し、
自身が゛空無゛へ昇華することが造形の為事(しごと)なのである。
書は手技ではない。

文字は自然という万物の化身である。
線や点は、その分身である。」



同じ主催であるカジュアルアート篆刻展にて、その岡本先生にお目にかかり、
お話させていただく機会をいただきました。

感激です。

残念ながら、両展ともに撮影は禁止で、
昨年のポストカードが販売されていたので購入しました。

私の知人、丸山氏の作品をご紹介します。



今回の作品は、もっともっと素敵ですが、
昨年の作品も素晴らしいです。

特に今回、篆刻展に出品されていた丸山氏の作品は、圧巻でした。
私がこれまで抱いていた篆刻のイメージを180度転換させてくれるものでしたが、
残念ながらこれも撮影NG。



昨年の作品ですが、文字の大きさ、線の太さに変化があり、モダンです。

第20回記念 磯子区書道クラブ会員展

2013-09-13 01:14:27 | 書展
この夏の物凄い暑さから逃れて、やっとほっとした気分になれたこの頃でしたが、
今日はまた、暑さが戻ってきました。
でも、やっぱり日が沈むと、秋を感じる涼しい風が吹いています。

本日は、月2回の桜木町ぴおシティーにあるゴールデン文具さんという書道用品店主催の
師の書道教室でアシスタントをさせていただき、
帰路、新杉田駅で下車し、駅前の磯子区民文化センター杉田劇場のギャラリーで行われている、
「第20回記念 磯子区書道クラブ会員展」にお邪魔しました。

会期は昨日より17日(火)まで。
磯子区で活動されている書家の皆様が、会派を越えて出品されています。
私の知人、友人は、磯子区に住んでいる方が多く、
皆様の作品を拝見してきました 

会期中につき、会場風景のご紹介にとどめますが、







入口には、「秋」をテーマにした出品者合作の屏風が飾られ、
それぞれの作品は、小品ながら質の高いものです。

今回は20回の記念展で、皆さん力作です。
横浜方面の方は、是非お出かけください。

同じ地域に住む者が、こうした展覧会ができるのは、
とても羨ましく、出品者の「和」が感じられる書展でした