忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

雲のない日

2015-10-28 14:04:34 | 日記



八木重吉詩集 秋の瞳より「雲」

くものある日
くもは かなしい
くもの ない日
そらは さびしい


雲一つない
空を見上げ、
この詩が浮かぶ。

子供の頃、
雲はどこに行くのだろうと
行方を確かめたくて、
雲の流れる方向に
歩いていた。

空の彼方、
誰かが自分を見ていると
信じて疑わなかった。


亡き父と母と祖父と祖母と・・・

そして神様がきっといる。