忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

第26回 グループ墨花③

2017-08-20 16:18:57 | 書展
昨日の雨でずぶぬれとなり、
水も滴る・・・
だったことが原因でしょうか?

今朝から頭痛でゴロゴロしていました。




齊藤茂吉のうた

「あかあかと一本の道とほりたりたまきはる我が命なりけり」


赤々と夕日が照らす一本の道は続いていた。
これこそ私の生きていく道であり、
この道を歩むことが私の宿命なのだ
というのが、うたの意です。

大正2年(1913)、斎藤茂吉が師とあおいだ伊藤左千夫の死後、
先生に頼らず自立して歩まねばならぬ決意をうたったったそうで、
私の境地とピッタリのうた

うーーー
ちゃんとこのように自立してやっていこうと
決意を固めなければなければと思います

今のところは、書友や教室の皆さんと、ワイワイガヤガヤ、
成り行き任せですが、
その先に私が進む方向が見えてくるのかと
思っています。

名声だとか栄誉だとかステイタス、
そんなものにこだわらず、
皆さんと書を楽しめれば、
それでいい。

夕日に照らされる「あかあかと」で、赤い紙を使い
「一本の道」で一行の構成にこだわりました