忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

フェイスタ2014NKB19

2014-11-08 22:03:16 | 日記
東京駅 八重洲南口地下にある
八重洲画廊にて、明日4時まで開催の
「フェイスタ2014NKB19」へ
本日伺ってまいりました。

私の親族が出品者の一人でして。

八重洲画廊は南口からすぐのところにあり、
とても明るい綺麗な画廊です。



たくさんのお客様が入られ、
とても盛況でした。
出品者の作品は、単なる似顔絵に留まらず、
現代を風刺した
ユーモラスで楽しい作品ばかりです。



私の親族の作品の前で撮影。



マツコさんがシンプルに描かれ、
やはり大きな存在感です。



昔から、週刊朝日に連載されている山藤章二さんの塾生として
その才能を注目されていた彼ですが、
本業は、ぜんぜん違う固いお仕事なのです。



本日はその後横浜駅で、
若い友人達と
飲み会の約束があったので、
早々に退散しましたが、
ゆっくり時間があればと、
残念でした。


明日までですが、
お時間がありましたら、おでかけください。



初心忘るべからず

2014-11-07 12:12:23 | 書道
探し物をしていたら、
箱の中から、古い写真の束を発見

その中には、若かりし私の姿と
昔書いた作品の写真がありました。

今見ると、
やっぱり未熟だったと感じる作品もあれば、
今よりず~と元気よく書いているという作品も・・・

あの頃は、
家族が寝静まった夜中に、
無我夢中で、一生懸命書いていたと
懐かしく思い起こします。

その中の一枚。

昔は多字数ばかり書いていました。



宋の時代の「陸游」という人の「夜出偏門還三山」という漢詩です。

月行南斗邊 人歸西郊路
水風吹葛衣 草露濕芒履
漁歌起遠汀 鬼火出破墓
凄清醒醉魂 荒怪入詩句
到家夜已半 停立叩蓬戸
稚子猶讀書 一笑慰遅暮

当時は、100枚 200枚・・・
何日も書き続けていました。


初心不可忘(初心忘るべからず)

最近は、
紙が高騰して、それを口実に
書き込みが甘く、
腰が痛いと、言い訳をして
とことん書くというのは
珍しく。。。。

昔の写真を見ながら、
反省ばかりの
私です。


気分転換

2014-11-06 11:40:02 | 言葉


かなり昔の作品です。
「どんな夜にも朝はくる」


友人のご家族やご親戚の
ご逝去の報や、
重篤なご病気のお知らせが、
ここ数日で
何件も舞い込んでいます。

只々
亡くなられた方のご冥福と
ご病気の方のご回復を
お祈りするばかりで、
私にはどうすることもできず、
無力感でいっぱいです。

辛いこと、悲しいことは、
人間生きていれば、
いつかは遭遇することで、
それは、自分が生きている証なのだろうと
思います。

自分が元気でいなければ、
周りの方々のご不幸を
悼んだり、心配したり、
共有することはできません。


人生理想通り生きられなくても、
そんなことは、取るに足りないことで、
健康で元気に過ごせることに
感謝しなければ・・・


先日「笑い」はストレスの解消に繋がり、
健康によいという記事を読みました。
そこで「面白い話」を
ネットで検索し、
パソコンに向かって、
ゲラゲラ笑ってしまいました

ご不幸の最中にある方には、
不謹慎かもしれませんが、
お許しください

気分転換や
凝り固まっている頭を柔らかくする
一つのリラックス方法です。






11月の展覧会

2014-11-03 21:54:44 | 書展
久々に一日中、
作品の草稿作りに没頭。

でも、うまくいかずに
成果なし

もう一度、考え直しです。


芸術の秋。

11月の展覧会の案内がたくさん我が家に届いています。

その中の一部をご紹介します。





親族が出品している似顔絵展です。

東京駅へお出かけの節は、お立ち寄りください。






いつもお世話になっている中谷翠泉先生の社中展です。

若い会員さんが多く、エネルギッシュ。

金文・甲骨の古代文字の作品が主の書展です。






着物のリメイクをされている、
友人の日下部さんの展示会。

織・染・藍・陶器の芳本さんとの合同展ですが、
今回で合同展はピリオドで
次回からは、着物リメイクのみで開催されるとのことです。






現日会の仲間の書展です。
有楽町の駅前です。
是非、お立ち寄りください。
仮名の作品が中心です。




上野から常磐線に乗って、柏駅へ
柏駅前の高島屋の8階に柏市民ギャラリーがあります。
現日会の大先輩、高頭先生の社中展です。
先生の熱意・情熱が感じられる書展です。












風の正体

2014-11-02 21:59:34 | 書道
紅葉シーズン。

どこかに出かけたい。。。
と、思いつつ、
日々仕事に追われる日々で、

人生を楽しむことができていないように思います。

もっと心に余裕をもって、
ゆったり、のんびりと
過ごしたいと・・・

でも、絶対無理ですね


先日の「2014書TEN」の席上揮毫にて、
Kさんが「風がまえだけの風」と木原先生にリクエストされました。

さすがの木原先生も、困惑された様子で、
宿題にさせてくださいと。
多分まだ、
どのように書こうかと悩んでおられると
思います。

Kさんに伺ってみると、
以前私が「風がまえだけの風」を書いて、
Kさんにお譲りしたと・・・

えっ、
そんなの書きましたっけ

そこでKさんに私が書いたと言われる
「風がまえだけの風」の写真を送ってもらいました。



そういえば、これはイワノ硝子さんで作ってもらった、
ガラスコーティングに竹の枠をつけたもので、
表具に見覚えが・・・

もう10年ぐらい前の作品です。

拙作でしかもディフォルメしすぎているため、
「風がまえだけの風」に見えたのかもしれませんが、
これは草書の風でして・・

下の番号順に書いてあり、
1画目と2画目が「風がまえ」で
3画目は虫の省略なのです。




ちなみに
古典では、このような「風」という文字があり、

      


10年前のことなので、これを参考に書いたか否かは覚えがありませんが、
それにしても3画目の「虫」の省略を左に寄せすぎて、
ディフォルメし過ぎますよね

Kさん、画像有難うございました。
こんな拙作でも、「気に入っている」と
おっしゃっていただき、有難うございます

木原先生、お騒がせいたしました。
私が原因で、悩ませてしまい、申し訳ありませんでした