湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

yasuko.love‐bird

2015年10月06日 | 詩歌・歳時記
秋の夜更けになんにもすることがない。
で、実に久しぶりにステレオをオン。
さて、何を聴くかな?
手に取ったのは阿川泰子の4枚目のアルバム「journey」なる1枚である。
ジャズの初心者向けの名曲が網羅されている。

アルバムの裏に青いサインペンで書き込みがある。♡to shinobu from sugi with
love. 1981.7.10 東京時代の大親友にして、大先輩からの贈り物である。
彼が若い頃、FMのディスクジョッキーをしていた頃、先行きに悩んでいた阿川泰子から相談を受けて「ジャズ・シンガー」への道を薦めたとか。

30代の頃、武蔵野に暮らしていた。草野球の監督をしていたのだが、弟が実に奇妙な因縁でこの「sugi」さんと知り合って、我が家へ連れてきたのが、すべての始まりであった。その話しだけで一編の小説が書けるかな。それはともかく、意気投合、ふかい深いお付き合いが始まったのではあるが…。

お話は八方へ広がりそうであるが、ジャズでしたね。その頃はボクは西郷輝彦ひとすじでしたから。そんなボクへ音楽の世界を広めろよ! という意味合いの
ジャズの名曲揃いのこのアルバムだったのですね。

いまさらに、親友の深い愛情に涙しています。そしてCDでは得られない!デジタルのレコード盤の柔らかなあったかい音! 秋の夜更けにふさわしいジャズの名曲の数々であります。