"安達 明さん ~潮風を待つ少女Ⅱ~" を YouTube で見る
かって妻だったひとと岐阜市内で同棲していた時、彼女は渡島の生まれだった。毎日を海を見つめながら、多感な青春時代を過ごした 訳だが、その彼女の愛唱歌が「潮風を待つ少女」だったのだね。
一方ボクは滋賀の山国に生息しており、安達明といえば「春を待つ少女」であったのだ。
ふたりでお互いの好きな潮風と春を、歌い...安達明の歌を愛しあい、若い身体を愛し合ったのである。
その安達明は数年前に死んでしまった。二曲の名作を
僕たちに残して、そして、妻だったひとが今はどうしているのかは知りません。
かっての少女が今は老女になり、今も潮風を待っているんだろうか?
ボクは伊吹山の残雪をふりあおぎながら、春を待っておりまする。