湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

「悪妻業」ありまっか?

2016年02月25日 | 詩歌・歳時記
休みの度に行く、近江町の図書館で新聞と雑誌を読んだ後で、係りの女性に黒川博行の「疫病神」の3度めの借りだしををお願いした折り、
ふと、こう聞いてみた。

「悪妻業」はおまへんか? パソコンを叩きながら「後妻業」ですね。
予約が続いているので、本棚にはありません、と答えた。
   冬の火よいづれ死ぬ身の愛ほ   しく
それで、予約をしたわけだが随分と人気の本らしい。2週間たっても電話が入らないのさ。
   父母の遺せし家に独りいて
   冬の星ども
   明日知らしめよ
ほんとにまったく...もう読む本がなくなり、後の待望の一冊というのが去年亡くなった、白川道の「病くら葉流れて」の文庫本一冊になってしまった。
   六階の温泉より見る
   湖のいろ
   彦根の町に春の雪舞う
そして、「疫病神」は飽きない面白さである。ヤクザとコンサルティングの主人公の交わす、大阪弁の絶妙のおもろさ!
やっさんが生きていたらなぁー、ヤクザの桑原は横山やすしできまり。
気弱い二宮はきよしでぴったりやで。素敵な映画が出来上がったのにね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿