手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

なんしか・京都 9(京都府庁前~千本丸太町へブラブラ風景印散歩)

2014年10月16日 | 旅行

下長者町通りからお次は京都府庁庁舎を目指して歩きます。 

おお!あれは左大文字山!?

夏にはここから綺麗にみえるのかな? 

地図を片手にウロウロ・・・「ここで合ってる?」という不安を抱きつつ、やっと着きました!

京都府庁庁舎。

明治37年竣功で創建時の姿のままなのは現役官公庁建物としては日本最古! なんだそうです。

でも私の本当の目的地は、京都府庁前郵便局。 

風景印はやっぱり!というべき「京都府庁庁舎」でした。

庁舎は見学も出来るそうなので、それも楽しみに取っておこうと思います。(今日は時間がないだけなんですけど) 

京都府庁のすぐ前から下立売通を堀川方面に戻ります。

堀川下立売交差点にある京都下立売堀川郵便局は京都ならではの建て方(隣家との隙間がない)。

堀川と柳並木、伊藤仁斎の古義堂・・・古義堂って何だ?

儒学を教えるため、伊藤仁斎が家で開いた塾のことらしい。 塾生は3000人を超えたそうです。スゴい。 

平安時代に運河として造営されたであろう堀川。

現在は一条から二条のあたりまで開渠になっているけれど、下水道整備のために流れが小さくなってしまったらしいです。 

堀川通を南下し、丸太町通を右折します。

以前は西堀川に材木商が多かったためにこの名前が付いたらしいのですが

それも堀川が運河として使われていた証なのでしょう。 

京都大宮丸太町郵便局は白壁に木の建具というイメージ。

これも丸太町という場所柄なのでしょうか?

二条城の二の丸御殿と庭園が意匠になっています。 

10年くらい前、三女がまだ小学生の頃に二人で京都に来た時に泊まったゲストハウス!

写真を娘に見せたら「覚えてる!近くで食べたかき氷と朝マック美味しかった」

思い出は食べ物ばっかりでした。 

更に750m歩く。

京都聚楽郵便局に到着しました。本日最後の私の目的地です。

デザインは二条城の東南角の櫓と庭園。

聚楽という名前は「朱雀野村聚楽廻」が元になったとのこと。

秀吉の造った聚楽第の南西部は当時から聚楽廻とも呼ばれていたそうで

江戸時代には与力や同心の屋敷があったそうです。

*************************流石に草履で5.5km以上歩いたので疲れました~(´ー`A;) 

京都聚楽郵便局の近くにあるバス停「千本旧二条」(2013年3月に「出世稲荷前」から変更)でバスを待っている間

お向かいのコンビニの屋根が気になりました。 

最初は瓦葺きであることで写真を撮ったのですが、調べてみると「京都議定書 第1号店」だったのです!

つまり、京都議定書による環境配慮型店舗・第1号店。 天窓・LED電球使用になっています。

ここからバスに乗って四条河原町に向かいます。


なんしか・京都 8(ことばのはおと、で一休み)

2014年10月15日 | 旅行

堀川通りから川を渡って下長者町へ入ります。

大きな通りから1車線ずつの道を歩き、住宅地の中へ入る・・・

雑草もなく、ゴミが落ちていない街に安心を感じます。  

確か、この辺りを右折すると次の目的地なのですが

その角に大きな竹の何かが! オブジェなのか、他に用途がある商品なのか・・・?

クエスチョンを覚えた横山竹材店さんの角を右折して「ことばのはおと」さんに到着です。

平日の2時半。満席の看板が出ています。 

お店に到着した時には、男性が一人待っていらっしゃいました。 

「ご近所迷惑にならないように静かにお待ちください」と張り紙がされています。

複数人で待っていたらウキウキワクワクしてお喋りに興じちゃうのはわかります(〃ノωノ) 

その時に私の目の前を通り、お店から静かに出てきた若い女の子たち。

一人の声が号令のように、一斉に全員がキャラキャラと笑いながら走り去っていきました。

まるで店内で静かにしていた反動みたい!

中庭に開かれた窓から2つ目のテーブルに案内されました。

お庭から入るお天道様の光が室内をこんなに明るくしてくれています。 

そして店内はとても静か~。

机の上にこんなお願いがありました。

にゃんこパフェは1日25個限定で、入口の前には「残り◯個」と貼り出されるほど人気!

私も「残り1個」!とあったので、食べたかったけれど、今はキウイかぁ・・・どうしようかな?

などと考えていましたら「お抹茶パフェ」の写真の中の白玉ちゃんが訴えてきました。

そうだね、今日はアナタを注文しよう。 

京都ならではの素材を使った身体に優しいランチもあります。

お肉と旬野菜がたっぷりのメニュー! 

 にゃんこは写真です

「古書と茶房」と謳っているだけあり、本が沢山♪ (〃艸〃)

この建物も築150年の町家をそのまま利用しているとのこと。

自由に本を読んだり、お庭を見たり、みなさん気ままに時間が過ぎるのを楽しまれていらっしゃるようでした。

こういう時間って、とっても貴重に感じます。

お店に並び始めてから約1時間。

思ったよりも早く席に案内されたけれど、オーダーしてから既に30分過ぎましたけどぉ・・・

この調子で残りの郵便局4つ廻れるかな?

ここは12席のお店。 

 

あ!来ました。 私の白玉ちゃん☆ 目はゴマ、お口は何かな~?

温かいチャイも注文しちゃいました。(いつもの私にしては贅沢~) 

ダルマ型の「福クッキー」も見ているだけで微笑ましく和やかな気分にさせてくれます。

猫ちゃんを飼われているJさんHさんの「ネコ好き」っぷりがわかります。

ね? 

こちらは「吉田神社」の姫みくじ達ではないですか?  

それぞれの表情が違うのは手書きのおかげですね。

確認はしていませんが、きっと底部には鬼のシールがあるはず~。

お店には、角大師(つのだいし)の御札も貼られています。

慈恵大師(元三大師とも)が疫病神を退散させたことから 

新年に新しいお札を玄関・戸口に貼ることによって、病気や厄災を避けられる護符です。

この像は鏡に映った大師のお姿だそうで、ユーモラスでちょっと怖くて。 好き(〃艸〃)

 

はー、ゆっくりさせて頂きました。 ありがとうございました。

また次の郵便局に向かう元気が出てきました! 


なんしか・京都 7(浄福寺通りから堀川商店街へ)

2014年10月14日 | 旅行

この辺りは全く観光地ではないので、和服は私一人だけ。 

真夏のような暑さに襦袢の下は滝のような汗! 

それを周りに気づかせないように「辛くない顔」をしながら歩いています。 

 

突然! 門構えが江戸時代のような他とは違った建物があり、興味津々で覗いてしまいました。 

黒い看板に金の文字で「肛門科」と出されています。  あまりに堂々としているので、いっそ清々しいです。

玄関前に紅白の紙垂のついた輪飾りがありました。 どこの神社さんの何のお飾りなのかしら? 

どなたかご存知の方、教えて下さいませ~(´;ω;`) 

 

自家焙煎コーヒーのお店「珈琲とアートの繋がり」がテーマなのだそうです。

壺中(こちゅう)って壺中天地(中国の伝説・壺の中にある仙人の理想郷)のことですよね?

普通のアパートの外観の中にコーヒー店。 密かに通うファンがいそうな雰囲気ですね。

 銀杏が有名なお寺です。

慧光寺さんの塀の外側に太い材木が横たわっています。

駐車禁止?駐輪禁止?? それとも犬矢来の代わりかしら?

TOZANDOさんは武道具ブランドメーカーさん。

店頭には甲冑もディスプレイされていて、先程も外国の方が入店されていきました。  

本日3局目、京都中立売千本郵便局。 

 

ここは私がとても感激した郵便局なのです。 

私の持参した葉書(左側)がちょっと光沢のあるものだったらしく、風景印を押す時に滑ってきれいに押せなかったようで

改めて新しい葉書に押し直して、封筒に同封して送ってくれたのです。

スタンプは京都市考古資料館と西陣の家並みの図案です。

 

葉書が折れないように厚紙に挟んで、お詫び状まで!? 親切な対応をしていただいて感謝します!

京都中立売千本郵便局の局員♀さん、有難うございます♪ 日本郵便さん、親切な局員さんを有難う☆ 

(・・・と、これは京都から帰宅後に分かったことなので直接お礼は言えなかった)

そこから御所の方向に一直線に歩いて、京都中立売堀川郵便局に着きました。 

何とか文字が読めるかな?程度の押印・・・(´;ω;`) 風景印をきれいに押すのって技術が要るのかしらん。

改めてちゃんと押し直して貰うように、再チャレンジするつもりです。 堀川と街並みのはず・・・。

ヴィーガン用の「モルフォ・カフェ」 

今日は時間がなくて寄れませ~ん(´;ω;`) きっと、今度!リベンジですよ~。

下長者町通を目指して堀川通を南下していくと、2階以上が住居になっている「堀川商店街」にさしかかりました。

こういうのを「下駄履き住宅」と最近初めて知りました。

堀川団地は60年くらい前に建てられていますので、ちょっと老朽化が進行している様子です。

この商店街は新京極と並び称されるほどかなり栄えていたそうで

その商店街(団地)をアートとコラボして魅力的な場所にするための

「京都堀川団地リノベーションプロジェクト」が行われているそうです。 新しい堀川団地を早く見たいです。

もしかしたら数年後には京都ガイドブックに載っているかもしれませんね~。

 

そろそろ座って休みたいな。 行きたい場所があるのですが、満席かなぁ?


なんしか・京都 6(京都北野郵便局から西陣郵便局へ風景印を)

2014年10月13日 | 旅行

上七軒は、室町時代に北野天満宮の再建の際に残った資材を使って

七軒の茶店を建てたという、京都五花街の最古の花街です。 

ゴミもちりもない石畳を初めて歩きます。 

左手に京都北野郵便局が現れます。

その前をスラリとした手足の外国の女性がスタスタ歩かれて行きました。 

今回最初の風景印です。

ちょと写真がとんでしまいましたが、デザインには北野天満宮の拝殿と梅・牛、西陣が近いことから糸巻きが使われています。 

 

上七軒通は元々今出川通だったそうで郵便局の住所は「上京区今出川通七本松西入真盛町」 なのです。

ずいき祭は、醍醐天皇の御子・村上天皇(安倍晴明と同時代)時代にはじまると言われています。

御祭神道真公が大宰府で彫られた木像を持ち帰り、秋の収穫時に野菜や穀物をお供えしたのが始まりだそうです。 

 

今出川通に出ました。

おぉ、結納屋さん。 東京では殆ど見ませんが、結納飾りを扱っていらっしゃるのでしょう。

看板が熨斗! おめでたい感じ満載です。

右側の写真はビリヤードのお店だったところです。 木製の建具が今でもオシャレに感じられます。

漢字だと「撞球(どうきゅう)」。 幾何学的・力学的判断を必要とするゲームと言われています。

西陣郵便局。 集配郵便局なので流石に大きな建物。 

デザインは京都北野郵便局と同じなんです。 なんで~? 確かに550m位しか離れていないけど・・・。

(これ、郵便局がズルしてる?なんて疑っちゃいます~) 

よくよく違いを探してみると糸巻きの背後の木の枝が潰れてしまっているとか

天神様の屋根の上部などが微妙に違うようです。

 

今出川通から浄福寺通を通り、次の郵便局へ歩きましょう☆


なんしか・京都 5(ランチはCafe新Neo)

2014年10月12日 | 旅行

一人のご飯だから自分でお店を決める。

それは当たりも外れも自分のカン一つによるもの。

事前に調べてお店を探すときもありますが、今回は全くのノープランランチ。

いくつかお店を見て決めたのが御前通沿いにある「Cafe新NEO」さん。 

当たりますように。 

堂々とした蔵の中に静かな時間が流れているようなお店です。 

入口への石段が思ったよりも一段が高く、着物の裾がガバガバしないように横向きで登り降り。 

4席の机が2つあり、厨房の脇の6席のカウンター席に通されました。

カウンターの上には果物などの瓶漬けが並びます。

おしながきの中から今日の気分でチョイス~。 

こちらのお店は「Project 空Zero」の一環のお店だそうで、

『Project 空Zeroは、そんな京都の「ひと・もの・こと」や「しきたり」「しくみ」など「大切なもの」を継承つつ、

 新たな「ひと・もの・こと」そして新たな「しくみ」を創出していこうとしている』がコンセプト

 とHPにありました。 

今日は「そうめんセット」にしてみました。

素麺の上に鱧と椎茸の炊いたもの。大根とイカの煮物が付いています。 

しっかり味わうつもりが、ツルツルと食べ終わってしまった・・・。 

出来ればお店でもう少しゆっくりしたいな~。

「アイスミルク抹茶フロート」って、あんまり聞いたことのない飲み物を注文しました。

これから行く郵便局を地図で確認しているうちに抹茶アイスが程よく溶けて

ミルクと混ぜたら程よい甘さになり、結構イケました。(家でもやってみようかな?)

雰囲気も良かったのですが、1つだけ残念だったのが分煙になっていなかったこと。

着物に匂いが移るのも困るけれど、どうしても煙の匂いがダメなんです・・・。

個展も開ける場所なので、次回伺った時までにせめて分煙になっているといいなぁ。

 

さ、午後は京都で一番古いと言われている花街・上七軒から風景印巡りのスタートです!