EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

光ともる

2007年08月13日 | 日記
昨日ようやく大家さんがバカンスから戻り、
部屋に明かりがともりました!

未だに電気会社が来てくれず、
少量の電気しか流れて無くて、
ほとんど電気は使ってないけど、

とりあえず、10日停電脱出ー!!
やったーーーー

最低限の電気しか使えない不便な生活がまだ続きそうですが、
とりあえず落ち着いたかな??

でもココはベルギー。
油断はできないんですけどね・・・・


皆さんご心配掛けました。

長かった・・


明日からは、その電気量を元に戻してもらうため、
電気会社を呼ばなくてはなりません。
(というか、8月2日から毎日問い合わせもしてるんですけど、、、、)

それにしても、うわさどおり、
ヨーロッパの組織は動きが悪すぎ。


日本なら、こんな事は有り得ません。。。
停電10日ですよ・・・・有り得ん。。。
電気会社とシェアメイト(日本帰国中)とのトラブルに巻き込まれ、10日。

は・・・


みんな、自分は悪くない、
自分は悪くないの連発だし。
何処に問い合わせても、
あそこに電話しろ、とかたらい回し状態の連続。

わたしには分からない。

ここでは出来ない。

明日の8時に、ここに電話してー。
明日の8時に、ここに電話してー。




面倒な事は別の場所に回す、、、、
行ったりきたりー。
早く来て。電気会社。


先日ブリュッセルで見た
小津安二郎の映画にも行政機関とのやり取りで
そんなシーンがあったけど・・・。


あまり知り合いも居ずにブリュッセルに来てしまい、
心配していたけど、日本人、超親切。
会って間もない人達なのに沢山助けてくれました。

みんな様々な事を経験し、
忍耐と、人間としての品性を備えた人が
ここには沢山いるなあ。
助け合って生きていくってこういう事なんだなあ、、、
と思いました。


明かりが無い家に一人は、寂しすぎです。

人にとって明かりは必要。

バロックの短調の作品にも必ずどこかの楽章に
長調が現れます。
必要だってこと。


日本のように便利な生活ではなく、
明日からもまだ厄介な事は続くのですが、
その中で喜びを見つけなきゃ、
ここに来た意味がないーーーー

ここでの暮らしに慣れるにはたくさーんの時間と忍耐が必要のようです・・・ね・・・