side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団定期(務川慧悟) @東京オペラシティ

2023年06月16日 | 音楽
ソリスト務川慧悟さんのグリーグ ピアノ協奏曲イ短調を目当てに東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の定期演奏会に行ってきた。

コロナ禍の東京オペラシティは公演前の食事する場所に割と困った記憶があったが、今回は営業中の店が増え選択肢もあり、どの店舗もほどほど混雑していた

会場に到着して予定指揮者の藤岡幸夫さんが降板し、急遽変更になったことを知った。
肺炎による入院のためだそう。早期の回復をお祈り申し上げます。

会場に入ると舞台では、前半の部を指揮する高関健さんのトークが始まっていました。
公演前のトークは東京シティフィルのお約束なのかしら?
席に着いてトークを楽しんでいる人が多かった印象。

お目当ての務川慧伍さんのグリーグ、良かったですよ~
事前のトークで高関さんが「リハーサルが短く済むことの多いグリーグのピアコンを今回は2日間ミッチリやった。務川さんが譜面の読み込みが深く、こんな風にしたいと意欲に溢れていた」と言っていたので、期待を持って聞きました。

もちろんライブならではの高揚感もありますが、スケール感、指揮者やオケとのやり取りから一体感が高まっていく感じに引き込まれていく。
多彩な風景画集をめくっているような、様々な「絵」が目の前で美しく展開しているような気持になりました。

演奏直後の高関指揮、務川さん始めステージの上がハッピーオーラに包まれている光景は見ていてこちらも多幸感を感じました。

アンコールのビゼー・カルメンも務川さんらしい
レパートリーが広いことで知られる務川さん
どこまで可能性があるのかしらん。

秋以降になりますが、次の公演が既に楽しみです。

シベリウス 悲しきワルツ作品44
グリーグ ピアノ協奏曲イ短調作品16 (ソリスト務川慧悟)
(ソリストアンコール)ビゼー(ホロヴィッツ編)カルメン幻想曲 
(休憩20分: 私達はここで退席)





コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。