*****ご注意!!!一部ネタバレの可能性があります!*****
脳科学捜査官 真田夏希(1) (角川文庫) [ 鳴神 響一 ]
脳科学捜査官 真田夏希 イノセント・ブルー(2) (角川文庫) [ 鳴神 響一 ]
神奈川県警に初の心理職特別捜査官として採用された真田夏希が主人公
舞台が横浜や江の島(2作目)など、良く知っている場所なのでページを送る手も進む。
精神科医かつ臨床心理士の経験を持つ夏希は自身もメンタル的に危ういとこもあり、メンタルコントロールする方法(アロマや入浴、洋服の選択など)も面白い
犯人からの(いわゆる)挑戦を解読していくのだが、途中で示される夏希の専門的知識と、(特に)同僚のオタク文化(アニメや地下アイドル)の蘊蓄も程よく、自分の時代遅れ感を上手く補ってくれる。
何故か爆弾探知犬のアリシアと心通わせる場面は微笑ましいのだが、毎回爆弾が絡む事件なのか?とちょっと手詰まり感を感じてしまう。