久慈市の旧山形町にある霜畑神社。
ケヤキの巨木が県の天然記念になっています。
見学のため訪れた日には、しめ縄や幟を片付けていて、前日がお祭りだったとのこと。
片付けを手伝っていた小学生が
「昨日は大きな木に登ったよ。いつもはダメだけど祭りの日だけ登れるの」
と、説明をしてくれました。
境内には目通りで7m前後のケヤキの巨木が二本。
昭和56年と記載された案内書きを見ると三本のケヤキの説明がありますが、現在は社横と社後ろの二本だけです。
この三十年の間に一本は枯れてしまったらしい。
今でも素晴らしいのですが、三本がそろっていた頃は、それだけで鎮守の森になっていたはずで、2~30年の時間差でそんな風景が見られなくなってしまったことが残念でもありました。
人に人相があるように、巨木には一本一本に独自の樹相があって、ランドマークや地名の由来になることも。
そしてこの神社で小学生が語っていたように、祭の日に登る体験が子供時代の記憶となっていく事も。
樹木のある景観は、故郷の象徴になっているのだと思います。
ケヤキの巨木が県の天然記念になっています。
見学のため訪れた日には、しめ縄や幟を片付けていて、前日がお祭りだったとのこと。
片付けを手伝っていた小学生が
「昨日は大きな木に登ったよ。いつもはダメだけど祭りの日だけ登れるの」
と、説明をしてくれました。
境内には目通りで7m前後のケヤキの巨木が二本。
昭和56年と記載された案内書きを見ると三本のケヤキの説明がありますが、現在は社横と社後ろの二本だけです。
この三十年の間に一本は枯れてしまったらしい。
今でも素晴らしいのですが、三本がそろっていた頃は、それだけで鎮守の森になっていたはずで、2~30年の時間差でそんな風景が見られなくなってしまったことが残念でもありました。
人に人相があるように、巨木には一本一本に独自の樹相があって、ランドマークや地名の由来になることも。
そしてこの神社で小学生が語っていたように、祭の日に登る体験が子供時代の記憶となっていく事も。
樹木のある景観は、故郷の象徴になっているのだと思います。