毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
形而上の話を形而下に

七戸の喫茶らあく 再び

2009-10-29 | 思うこと
また食べに行ったわけではないのですが、ゲーム喫茶がミシュランの星を手にするまでの軌跡(笑)のブログを読んでいてこのページに書いてあることがすごくいいな、と思ったので。
商売として考えるなら全く違う考え方や戦略になるのですが、まず初めに自分の思いや美意識があって、それを元に組み立てている。
周りの大多数の考え方に引き摺られないで頑張っている、そんな生き方は素敵だなと。



先日行った土蔵のアトリエの画家、常田健も中央画壇の考え方と合わずに故郷に戻ってきた人でした。
土蔵で説明をしてくれた地元ボランティアの方は
「なんだかとてもカッコいい人でした」
と話していました。
農業を営みながら土蔵に入り浸って好きな絵を描く人生というのは憧れです。
現実的な部分では家族の支えがあったのでしょうが、そんな生き方を応援するのもまた楽しいことです。

力士や役者にタニマチが付くのも、自分にはできない素晴らしい生き方を応援する楽しみを知っているからではないでしょうか。
贔屓というのも同じですね。
人間には人の成長を見守ったり、人の役に立つことを快と感じる本能があるのかもしれません。
そして人を応援する気持ちが文化や芸術を育てているのでしょう。





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