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博打の効用

2009-09-13 | 人間心理
実は博打が好きです。

パチンコに嵌っているとかそういう話ではなく、博打の美学が好きなのです。
博打打ちの憧れは勝っても負けてもポーカーフェイスを貫くことです。
普通なら勝てば相好を崩し、負ければ頭に血が上るものですが、勝っても負けても平常心を持ち続けるのは並大抵なことではありません。
それが出来るのは強い精神力を持った者でないと不可能です。

家族麻雀をしていますが、子供達は初めの内は負けてばかりいます。
泣きながら
「もうやらない」
と言う事もありましたが、今では降りる事(上がり牌をふらない様にする事)も覚えて、それなりの戦果を挙げられるようになりました。

大切なのは麻雀のルールを覚えることではなく、一緒に卓を囲む人に対して気遣いが出来るかや、負けてもくさらないでゲームを続けることが出来るかどうかです。
お金のかからない家庭麻雀ですが、ゲームとしての面白さは充分にあるので子供達は必死に覚えます。
楽しいから続けるという遊びには、人としての成長に大切なものを内包しています。






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4 コメント

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Unknown (やじろじゃ)
2009-09-13 08:42:12
人生と言う盛大な博打?もありますが、事経営と言う部分については博打に通じる損得勘定、計算思考を求められると思います。

どの手を使って勝つか。
手を作る為のストーリー。
カードを切るタイミング。
同じ負けるでも、どの辺りまで損害を抑えるか。

麻雀好きのトップの下ではこの様な考え方、話し方をよく感じましたし、この手の話題が苦手な人は、手法も成果もバラバラと言うのも良く感じました。
実務も大切ですが、それを行うためのエッセンスとしてカードやマージャン、碁や将棋、チェスは大切だと思うのでした。

年寄りの趣味なんてと思う時もありましたが、年齢を重ね、生活が変化するとその感じ方、意味も変わってくる、と言う事も判るようになりました。

とはいえ、ギャンブルにとことん向いてない私は自分で張るのではなく、人の貼り方を傍で眺めているので精いっぱいの毎日でした。
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Unknown (OHAMARO)
2009-09-13 12:23:19
言いお話です。

僕は以前パチンコもしましたし
マ-ジャンもしました。

今はまったくやりません
なぜなら博才がないと悟ったからです。
没頭するあまりお金を捨てるような
経緯からです。

筆者のように冷静に博打が出来る方なら
是非、続けて欲しいと思いますし
子供の教育にはもってこいですね。

とてもいい話が聞けました。
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やじろじゃさま (shouske0)
2009-09-13 19:19:51
人生は是博打ですね。
自分で選んだ物は自分で引き受ける、自由という物には必ず何かが付いてきます。
そこを拒絶すれば文句ばかりの人生になってしまいます。

仕事にも応用できますが、生き方にも応用できる美学だと思います。
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おはまろさま (shouske0)
2009-09-13 19:43:02
私もそれほど冷静に博打ができるわけではないんですよ。
人には理想が必要だと思うばかりで、現実は厳しいものです。
ただ理想や美学を持てるかどうかというのは大切な事だと思います。
自分で納得できる自分のあり方は持っていた方がいいのだと思います。
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