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経済も大切

2009-05-14 | 家庭・経済
生活と経済は密接に結びついていて、豊かな生活を送れる人は経済感覚が優れていると感じます。
これは経済感覚が高収入と結びつくからではありません。
経済の特性をきちんと捉えて上手に暮らしを楽しんでいるからです。

よく家計相談にのりますが無駄な出費の多さにびっくりします。
家計の費目にはいろいろありますが、私はバーチャルとリアルに分けるよう勧めています。
リアルは健康に生きていくために必要な出費。
バーチャルは無くても生きられる出費。

仕分けしてみるとバーチャルに入るものが多いことに気が付きます。
保険や通信費などを見直すだけでかなりの金額が浮いてきます。
保険と貯金がセットになった商品は、保険会社が存続していることが前提ですから危険なものといえます。
不安を解消するための出費は、行き過ぎになりがちです。

娯楽のための出費も本当に楽しいのか考えてみると、それほどでもない場合が多いものです。
食費も細かく分けていくと清涼飲料やお菓子などはバーチャルに入り、米、肉、野菜などはリアルに入ります。
食費の節約ではこのリアル部分を削ろうとしてしまいますが、ここにはもっとお金を掛けるべきだと思います。
中国産の食品問題は、一番大切なものをないがしろにした結果なのかもしれません。

本当に大切なものは何か、経済を通して見直してみるのも必要だと感じます。





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4 コメント

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Unknown (OHAMARO)
2009-05-14 17:58:37
良い記事ですね。

なぜか納得させらます。
僕はバ-チャルなものばかりに
お金を投資していますね。
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おはまろさま (shouske0)
2009-05-14 21:18:31
ありがとうございます。
バーチャルな物が全部いけないのではなくて、どちらがより大切なのかという事なんです。
人間には娯楽も必要ですが、きりのないものなので。
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健康に生きたいですね (佐藤修)
2009-05-17 12:05:18
とても共感します。

>リアルは健康に生きていくために必要な出費。
>バーチャルは無くても生きられる出費。

なるほどと私も納得しました。
多分そこで大切なのは、単に身体的なものだけでの「健康」ではなく、書かれているように、「健康に生きていく」という意味なのでしょうね。

また寄せてもらいます。
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佐藤先生 (shouske0)
2009-05-17 13:17:09
ありがとうございます。

人間は楽しみや安らぎなど、生きていく上で必要なものがたくさんありますが、人の要求には際限がないこともまた事実です。
楽しみのために寝食を削るのは健康な生き方ではありませんし、「足るを知る」の感覚を経済の形にしたら、こんな表現になるのかな、と思います。
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