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味覚と記憶

2009-09-11 | 思うこと
20代の大半を沖縄で過ごしました。
海が大好きでマリンスポーツに毎日明け暮れることが楽しくて、良い青春時代を送ったと今では思っています。
その頃はまだ流通状態も悪かったので、食べたい物の話をするのが楽しみでもありました。

沖縄は独特な食文化を持っています。
チャンプルーといわれる何でも炒めて食べることの多い毎日の食事の中、食べたいと思うものは納豆や塩鮭でした。
内地から来た友人と話すことは食べ物の話が多かったと思います。

青森に来てずい分経ちますが、今では沖縄の料理が懐かしくなっています。
以前はゴーヤーは流通していなかったので自分で育てて食べていましたが、最近では県内産も増えました。
料理をしながらゴーヤーチャンプルーの香りを嗅ぐと当時の記憶が蘇ってきます。

熱い空気と熱い風、笑いながらも一生懸命過ごしていた昔の自分を思い出してしまいます。
食べ物の記憶はその味を噛み締めた瞬間に、人を時間旅行に連れて行ってくれます。
それを味わっていたその頃のその瞬間に。

青森県産のゴーヤーを料理しながら何故かそんなことを考えていました。



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2 コメント

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Unknown (ポン太)
2009-09-15 01:40:41
そんなに長く沖縄に住んでいたんですか?
ちょっとビックリでした。
そんな方がこの寒い青森に住んでるとは・・・。

カミさんの実家でも昨年ゴーヤに挑戦してました。
その場所は今年はチビが学校から持ってきた
ヘチマに変わっちゃいましたが(笑)
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ポン太さま (shouske0)
2009-09-15 15:08:21
計画ではそのまま沖縄に永住のはずだったのですが人生って不思議ですね。
今の計画では青森に永住なのですが、まだまだ何があるかは分かりません。
今の現状を毎日楽しむことだけはずっと続けて生きたいと思ってます。

そういえば沖縄ではヘチマも食べてましたよ。ナーベラーと言われてて冬瓜のように料理してた記憶があります。
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