福島原発 暴発阻止行動プロジェクト(シニア決死隊)について。- 2011.05.10
5月10日 私もシニア決死隊の一人です 小出裕章 ? 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
>私もその一員だ。60人の志願者の中に入っている。
・(それは頼もしい。でも心配。複雑。どうして志願を?)私も60を過ぎていて放射線感受性は低い。私には原子力に携わってきた人間として責任はある。推進してはいないが責任はあると思う。事故収束にむけて自分にできることがあれば、したい。
ええ~っ!って感じですね。なんか複雑です・・・。
とはいえ、「シニア決死隊」といっても、決して死を覚悟した隊ではないんですよね。
60歳を超えると細胞分裂の頻度はグンと落ち、放射線によるガン死の確率もグンと減る・・・。
そして、決して現場で必要以上の放射線量を浴びない、安全は確保する、東電に確保させる・・・。
そういう事を考えた上での山田恭暉が主宰するこの「福島原発暴発阻止行動プロジェクト(シニア決死隊)」なんですよね。
とはいえ、複雑ですねえ・・・。
小出氏にしろ、山田氏にしろ、そういう人ではなく、原発推進してきた人間や東電の人間や御用学者どもがまず先に行くべきだろと思うわけですが・・・。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2011年5月9日(月) ♪
夏の計画停電を避けるための節電について。- 2011.04.14
asahi.com(朝日新聞社):夏の電力切迫の恐れ 全国の原発54基中42基停止も - 社会
>今夏までに6基が定検に入り、再開できない状態が続けば全国にある商用原子炉54基のうち42基が止まる事態になり得る。火力や水力も含めた全電源の約15%で、夏の電力供給が各地で切迫する恐れもある。
いや、これもウソなんですけどね・・・。
日本の原発全部止めても電力不足になる事はないんです。
まあ、しかし、電力不足を煽るなら煽るで、徹底した節電を呼びかける、節電政策をやればいいんじゃないですか。
すでに学会だって夏の計画停電を避けるための節電の方法を提言してるわけですし。
これを機に、日本人のライフスタイルを見直してもいいかもしれないと思ったりもしますけどね。
菅首相の原発計画の白紙見直しについて。- 2011.05.10
時事ドットコム:エネルギー計画、白紙見直し=原発事故検証で3原則-首相会見
>菅直人首相は10日夕、首相官邸で記者会見し、東京電力福島第1原発事故を受けた今後の原子力政策に関し、「従来のエネルギー基本計画は白紙に戻し議論する必要がある」と述べ、原子力発電の推進を盛り込んだ現行計画を白紙で見直す考えを表明した。
また、太陽光や風力など再生可能な自然エネルギーと、省エネルギー社会の実現を、今後のエネルギー政策の2本柱とする意向を示した。
おおっ、これは評価できますね。
やはり、脱原発へと舵を切ったという事でしょうか。
しかし、菅内閣だけでは心もとないですね。
国民の世論の後押しが重要でしょう。
菅首相の原発計画の白紙見直しについて。- 2011.05.10
asahi.com(朝日新聞社):菅首相、原発収束まで総理歳費返上 「事故防げず責任」 - 政治
>菅直人首相は10日夕、首相官邸で記者会見し、「今回の原子力事故を防ぎ得なかった責任者の立場を考えて、原子力事故が収束するメドがつくまでの間、私の 内閣総理大臣としての歳費は返上することにした」と述べ、東京電力福島第一原発の事故の収束の見通しがつくまで首相歳費を返上すると表明した。
べつにこんな人気取りミエミエのパフォーマンスなんかいらないでしょう。
それより、責任感じるなら日本の原発全て停止、廃炉の方向を打ち出すべきでは。
もう浜岡停止させた事ですし、とっとと辞めてもらったほうがいいんですけどね。
福島の住民の避難や子ども20ミリシーベルト問題とか考えると・・・。
菅首相の原発計画の白紙見直しについて。- 2011.05.10
安全対策不十分なら運転停止を 原子力委員会が見解 - 47NEWS(よんななニュース)
>国の原子力委員会(近藤駿介委員長)は10日、福島第1原発事故を受けて「安全規制機関は(原発などで)過酷な事故への準備が行われていることを確認し、不十分なら運転停止を含め厳格な対応を取ることが必要だ」とする見解をまとめた。
安全性の確認の結果などについて、国民に丁寧に説明するべきだとしている。原子力政策を推進する同委が安全規制の在り方に言及するのは極めて異例。
これは共同通信の記事ですが、原子力安全委員会もかなり踏み込んだ発言をしてますね。
十分な安全対策にどれくらいのコストがかかるのか、それと原発継続が見合うのか。
それを考えるともう自明の理だと思うんですがね。
徐々に流れは脱原発、少しずつ動き出したのかもしれませんね・・・。
菅首相の原発計画の白紙見直しについて。- 2011.05.10
asahi.com(朝日新聞社):原発の役割、原子力委が再検討 今後20~30年 - 政治
>原子力政策の基本方針を決める内閣府の原子力委員会(近藤駿介委員長)は10日、リスク(危険度)やコストなどをふまえ、今後20~30年の原発の役割について再検討することを決めた。
東京電力福島第一原発の事故に関する当面の対応について「原子力発電をとりまく社会環境は大きく変化した」とし、事故の検証結果を待たずに重要課題の整理を始めるという。
まあ、やはり流れは脱原発になっていってるような気がしますね。
原発推進を掲げていた民主党も、ここで大きく脱原発に舵を切れば、国民の支持だって得られるでしょう。
浜岡停止だけではすぐに評価下がりますし、ここで菅首相に「脱原発宣言」をしていただきたい。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2011年5月9日(月) ♪
菅首相の原発計画の白紙見直しについて。- 2011.05.10
「原発停止」府民運動 具体化へ 知事、設定目標を指示 - 大阪日日新聞
>今年夏の節電目標を前年比15%削減する東京、東北両電力管内のケースを参考にするという橋下知事は、京都府知事 や滋賀県知事とも意見を交わしており、関西全体で「目標」を設定する意向。「府県民の皆さんを動かして何ぼだ、僕ら(知事)の仕事は。強烈な政治メッセー ジを出さなければいけない」と機運醸成に向けた手だてを模索している。
これは橋下知事を高く評価したいですね。この件だけは。
いや、どうせいつもの「口からでまかせ」なのかもしれませんが、橋下知事が言うように府民に強烈な政治メッセージを出すのは重要。
たとえ橋下がいい加減であったとしても、大阪府民が節電に取り組み、脱原発に向けて動きが進めばそれはすばらしい事ではないかと。
ここまで言うんですから、すでに放射能漏れを起こしている敦賀原発の停止についても発言してもらいましょう。
(関連)<敦賀原発>放射性ガス7時間漏れる 通常濃度の1.2倍(毎日新聞)
>約7時間で放出された放射線量は約41億ベクレルと、
関西もヤバイですよと。
福島原発3号機の核爆発の可能性について。- 2011.05.05
4号機の激しい損壊、水素爆発以外の原因か : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
>建屋5階の使用済み核燃料一時貯蔵プールで、水素を発生させる空だきの形跡がないことなどが判明。別の原因との見方が浮上した。
建屋内には、原子炉内のポンプを動かす発電機の潤滑油貯蔵タンク(約100トン)があるほか、溶接作業などに使うプロパンガスのボンベもあったとみられ、東電で関連を調べている。
プロパンガスの可能性を示唆しているかのような記事ですが、実はこれはミスリードのような気がしますね。
本当はもっとヤバいんじゃないでしょうか。