上関原発問題・山口県知事の反対方針について。- 2011.05.19
「あり得ぬ」「踏み込め」 上関二分 - 中国新聞
>地元で計画を推進する上関町まちづくり連絡協議会の井上勝美事務局長は「福島第1原発の事故は津波対策の不十分さが被害を拡大させた。今後は安全な 原発ができる。過疎の町には原発誘致しかない」と強調。推進の立場を取ってきた柏原重海町長は「県から何の打診もなく真意も分からない。コメントのしよう がない」と言葉を絞り出した。
二井知事は「免許の失効か、延長かは白紙」と述べた。中電上関原発準備事務所は「白紙の件にコメントはない。期限内の完工を目指しており、免許延長は検討していない」とした。
上関町はもう弱気ムード、中国電力は強気ムードって感じですかね。
しかし、強気に見える中国電力も、祝島漁協が漁業補償金をまだ受け取ってないので、海を埋め立てる事はまだできないんですよね。
結局、中国電力がこの間やっていたのは、買収できた土地だけの中での発破作業とか、砂浜に砦を立てる・・・と作業をやってる”フリ”かしかできてないわけで。
(関連)祝島一歩も譲らず阻止行動 追いつめられる中電と県 上関原発 漁業補償配分なければ破綻 2011年2月23日付(長周新聞)
>1昨年から二井県政や山口県漁協が大騒動して「受け取れ!」と恫喝してきたのはそのためで、合法的に進めるためには必要不可欠であるからこそムキになった。祝島があきらめて補償金受け取りに同意し、組合員に配分しなければ解決にならないからである。ところが祝島は屈服せず、2度も「受け取らない」と議決して拒否した。
という感じなので、やはり上関原発は幻に終わる可能性が高いですね。
この状況では。
反対運動のさらなる後押しで山口県知事に決断を迫りましょう。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2011年5月19日(木) ♪