小桜姫神社の次に訪れたのが、観音崎の近くにある、「走水神社」です
こちらは、海を見下ろすような高台にあります
古事記の中に出てくる日本武尊の妻が弟橘媛様です、
船で地方へ遠征に向かう途中で嵐に遭い、弟橘媛様が海に身を投げて
嵐を鎮めたという有名な話の方です
弟橘姫様が夫を救いたい一心で、海に身を投げた後に、
御櫛が浜に打ち上げられたということです
神社内にある、櫛に弟橘姫様の美しいブロンズ
櫛なんだけど、私には包丁に見えてしまうのです・・・
かなり急な階段を上がった上にお社があります
弟橘媛様のお社
お社近くのベンチから撮った海
きっと、弟橘姫様は、ここからこの土地の安全を見守ってらっしゃるんでしょうね
弟橘姫様が入水の際に歌ったらしい
「さねさし さがむのをぬに もゆるひの
ほなかにたちて と ひし きみはも」
「相模の国の野原で燃える火の中、あなたは私の心配をしてくれましたね・・・」
弟橘媛様の美しき感情がこの短い歌の中に、すべて込められているような気がします
ちょっと余談ですが・・・ 先の小桜姫様を世に出した、「小桜姫通信」という書籍の中に
この弟橘媛様の嵐を鎮めるために入水した話が出てきます
ご興味ある方はこちらをどうぞ
http://www.paperbirch.com/sakura/sakura36.html
さて、更に上に登っていきます~
諏訪神社・神明社・須賀神社が祀ってあります
この辺、パワースポットらしいのですが・・・私にはちょっと
境内入口には湧水が出ています
冷たくて気持ちが良かったです
絵馬が弟橘媛様です~
可愛いコマイヌさん(顔が笑ってる??)
コマイヌさんの土台に難しい漢字が・・・
皆で、「何て読むんだろ~??」って言ってました
日本神道は、八百万の神々の世界。
激しく強いパワーの神様もいれば、優しい女性の神様もいらっしゃいます。
日本人の美しき感情は、弟橘媛様たちのような美しい女神様からの
影響なのかもしれません・・・私たち現在の女性もあやかりたいですね