10月29日夜、JFK国際空港に到着。すでに、日は暮れていたこともあり、アメリカン航空の到着口であるターミナル8周辺は何ともいえない雑然とした雰囲気であった。
空港から出た瞬間、家族の表情が不安そうに一変するのがわかった。
自分も5年ほど前、初めてJFKに到着し、一人で地下鉄に乗ったときの衝撃のことをよく覚えている。世界中の民族を集めたかのような多様な人種、貧富の差、地下鉄のホームの汚さ!に圧倒された衝撃は今も忘れられない。職場の同僚が、「日本人が必ず最初に直面するニューヨークの洗礼」と言っていたのが印象深い。
でも、少しすんでみると日本人の感覚からすると異様なな光景にも慣れてしまうものである。
今回我々は、夫婦に小学生3年生の娘と小学1年生の家族4人連れで、大型トランクが3個とボストンバッグ1個の荷物では通常サイズのタクシー(イエローキャブ)では荷物が入りきらない。周りに、バンタイプの大きめのイエローキャブも見あたらなかった。
実は、途中、成田空港からインターネットで空港から宿舎のアパートまでのミニバンでの送迎サービスを申し込もうとトライしたが、なぜか見積もりの段階で止まってしまいうまくできなかったため、やむなく、現地で民間のタクシーを利用する羽目になった。
ターミナルの出口で、トランシーバーをもった背広を着た空港の案内人と思われる人がいたので、荷物が多すぎてもう少し大きな車が必要である旨を話すと、近くにいたタクシーの運転手と思われるおじさんが、我々の荷物をカートに積んで外へ運び出した。カートに乗せた荷物を運んでくれた運転手さんについていくと、白色のリンカーン製のタクシーでった。イエローキャブでなかったので、妻が不安に思い、片言の英語で「イエローキャブじゃないよ。」と運転手に叫ぶと、名刺を出してくれて、自分はきちんとした運転手だとアピール。
たぶん、妻の表情をみて、自分が疑われていると直感的にわかったのだろう。
きちんとした名刺だったが、まだ少し不安だったので、値段を確認したところ、ルーズベルト島の自宅まで45ドルとの答え。イエローキャブと同一料金だったのと、運転手が悪人に見えなかったため、このタクシーを利用することにした。
アパートまでの送迎途中、運転手さんと会話すると、ドミニカ出身で5歳のときにアメリカにやってきて、現在48歳とのこと。たしか、ヤンキースの4番のアレックス・ロドリゲスがドミニカ出身だったと思ったので野球の話をふってみた。ラジオでワールドシリーズ第二戦(ヤンキース対フィリーズ)をつけてくれ、こちらが日本人であることを告げると、ヤンキースの松井選手やイチロー選手、松坂選手らの日本人選手のことをうれしそうに語ってくれた。こちらも家族を不安にさせないように、たわいのない話ではあったが、アパートまでの40分程度機関銃のように下手な英語で努めてフレンドリーに話し続けた。確かに、感じのいい人であった。
アパート前に到着後、道からアパートの入り口のドアマンまで3往復も荷物を運んでくれたため、チップを多めに出す(自分では20%のつもり)と、いたく感激してくれたらしく、いきなり力強く握手をされてしまった。
あとで、計算を間違えて10ドル以上余計に払ったことに気づき、運転手さんの喜び方が尋常でなかった理由がわかった。こちらではチップは15-20%なので、10ドルは20%強の上乗せにあたる。
後で、成田空港でとったリムジンの見積もりが200ドル前後と高額であったことをメールで知り、10ドル程度の余分な出費ならいいやと自分の失敗を慰めた。
尚、妻に無駄使いを怒られるといけないので、チップの払いすぎのことはいまも内緒にしている。
空港から出た瞬間、家族の表情が不安そうに一変するのがわかった。
自分も5年ほど前、初めてJFKに到着し、一人で地下鉄に乗ったときの衝撃のことをよく覚えている。世界中の民族を集めたかのような多様な人種、貧富の差、地下鉄のホームの汚さ!に圧倒された衝撃は今も忘れられない。職場の同僚が、「日本人が必ず最初に直面するニューヨークの洗礼」と言っていたのが印象深い。
でも、少しすんでみると日本人の感覚からすると異様なな光景にも慣れてしまうものである。
今回我々は、夫婦に小学生3年生の娘と小学1年生の家族4人連れで、大型トランクが3個とボストンバッグ1個の荷物では通常サイズのタクシー(イエローキャブ)では荷物が入りきらない。周りに、バンタイプの大きめのイエローキャブも見あたらなかった。
実は、途中、成田空港からインターネットで空港から宿舎のアパートまでのミニバンでの送迎サービスを申し込もうとトライしたが、なぜか見積もりの段階で止まってしまいうまくできなかったため、やむなく、現地で民間のタクシーを利用する羽目になった。
ターミナルの出口で、トランシーバーをもった背広を着た空港の案内人と思われる人がいたので、荷物が多すぎてもう少し大きな車が必要である旨を話すと、近くにいたタクシーの運転手と思われるおじさんが、我々の荷物をカートに積んで外へ運び出した。カートに乗せた荷物を運んでくれた運転手さんについていくと、白色のリンカーン製のタクシーでった。イエローキャブでなかったので、妻が不安に思い、片言の英語で「イエローキャブじゃないよ。」と運転手に叫ぶと、名刺を出してくれて、自分はきちんとした運転手だとアピール。
たぶん、妻の表情をみて、自分が疑われていると直感的にわかったのだろう。
きちんとした名刺だったが、まだ少し不安だったので、値段を確認したところ、ルーズベルト島の自宅まで45ドルとの答え。イエローキャブと同一料金だったのと、運転手が悪人に見えなかったため、このタクシーを利用することにした。
アパートまでの送迎途中、運転手さんと会話すると、ドミニカ出身で5歳のときにアメリカにやってきて、現在48歳とのこと。たしか、ヤンキースの4番のアレックス・ロドリゲスがドミニカ出身だったと思ったので野球の話をふってみた。ラジオでワールドシリーズ第二戦(ヤンキース対フィリーズ)をつけてくれ、こちらが日本人であることを告げると、ヤンキースの松井選手やイチロー選手、松坂選手らの日本人選手のことをうれしそうに語ってくれた。こちらも家族を不安にさせないように、たわいのない話ではあったが、アパートまでの40分程度機関銃のように下手な英語で努めてフレンドリーに話し続けた。確かに、感じのいい人であった。
アパート前に到着後、道からアパートの入り口のドアマンまで3往復も荷物を運んでくれたため、チップを多めに出す(自分では20%のつもり)と、いたく感激してくれたらしく、いきなり力強く握手をされてしまった。
あとで、計算を間違えて10ドル以上余計に払ったことに気づき、運転手さんの喜び方が尋常でなかった理由がわかった。こちらではチップは15-20%なので、10ドルは20%強の上乗せにあたる。
後で、成田空港でとったリムジンの見積もりが200ドル前後と高額であったことをメールで知り、10ドル程度の余分な出費ならいいやと自分の失敗を慰めた。
尚、妻に無駄使いを怒られるといけないので、チップの払いすぎのことはいまも内緒にしている。