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こんにちは!船橋SLネットワークです♪

地域で活動する災害ボランティア団体のあれこれアタシが勝手に報告

三田習地区合同防災訓練(非常食・防災倉庫見学)

2016-08-31 21:51:01 | 活動

tama

8月23日 三山市民センターでの三田習地区合同防災訓練に、船橋SL4名が協力しました。

なんといっても、参加者が多い!!

その中でも、夏休み期間中ということもあり、小学生の親子の参加もみられました。

訓練内容は、「非常用炊出袋」を使用しての炊飯と「じゃがりこ」ポテトサラダづくりの実習試食、そして防災講座と備蓄倉庫見学体験です。

非常食の試食で、老若男女好評だったのが、「じゃがりこ」ポテトサラダでした!!

「簡単で、すぐにできる!味もいける!」とのコメントをいただきました。

また、そこで、小学生のお母さんから次のような質問がでました。

「そのままでも食べられるのに、なぜ、わざわざお湯を入れる必要があるのか?そのままたべるのと違いは何?」

今回、たまたま非常食講師だったtama(^_^;)・・・・・・・

「いい質問ですね。もちろん、私たちはそのままでも、ポテトサラダでも、どちらでも食べられます。でもポテトサラダにすることで、食感が柔らかくなりますよね。つまり、堅い物が食べられない人、たとえば高齢者や歯が弱い人、離乳食の赤ちゃんにも食べられるものになるということなんですよ。」

納得いただきました。

ご飯は、おいしく炊けたものと、そうでないものが出来上がりました。みんなで課題を出し合って、「次はこうしたらいいんじゃないか、ああしたらいいんじゃないか」と、一人ひとりが意見を出しながらの貴重な試食タイムとなりました。

私は、この環境が好きです。防災、減災にはこの環境が大切だと思っています。

備蓄倉庫見学体験では、アクシデントがありましたが、「防災倉庫の中を見たのは初めて」という人がほとんどで、「貴重な経験になった」とのことでした。「防災倉庫を開けたら、まず、ストレージBOXを開けること!」避難所運営の基本です。皆さん覚えておいてくださいね!

2時間の訓練が、あっという間でした。

皆さん、お疲れ様でした。

<お知らせ>

ストレージBOXについて知りたい方は、9月4日~10月9日(全4回)の船橋市中央公民館で開催される「みんなで命をつなぐ避難所運営づくり~お客様ではいられない~」公民館・船橋SLネットワーク女子部共催の講座にいらしてください。(^^)

tama

 

 

 

 

 

 

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船橋市男女共同参画センター 「夏休み親子防災講座」

2016-08-31 20:37:05 | 活動

tama

船橋市男女共同参画センター

「夏休み親子防災講座」

 8月3日(水)、船橋市男女共同参画センター主催「夏休み親子防災講座」が開催され、船橋SLネットワークが協力をいたしました。

これは、地域社会で男女が共同し暮らしていくことを啓発する一環で、毎年センターが防災講座を開催しているなか、今年は「女性の視点、とくにお母さまの立場から見た防災」をテーマとし企画されたもので、夏休み期間に合わせ親子で参加するということが決まり、市内在住の小学生親子22組54名が参加をしました。

はじめに、SLスタッフの誘導で親子で街歩きを行い、その後、子どもたちはハザードマップづくり。その間、大人対象の講座「女性の視点からみた防災、避難所運営~みんなを守るママ発信!~」では、参加者が1班5,6人のグループにわかれ、子どもと一緒に避難所生活を送る上で起こる問題点、解決策、自分たちができる事を話し合うワークショップを行い、それをとおして「なぜ避難所運営に女性の参画が必要なのか!」「だれかがやってくれる・・・では、家族や大切な人、そして自分自身も心身共に過酷な状況になる」ということに気づく講座となりました。

災害の備えは、物だけではありません。発災時の身の守り方、被災後の生活について対策を立てることも重要な備えです。

じつは「避難所の劣悪な環境」は、阪神淡路大震災以降ほとんど改善されていないところが多く、そのたびに同じ悲しみが繰り返されています。災害関連死もそのひとつです。私たちは、被災者の声を教訓にし、避難所生活をみんなで工夫し改善をして生き延びるために、自分、家族、立場の違う周りの人たちの身に降りかかってくる問題に、事前に目を向け話し合うことが、必ず地域の減災力につながります。

参加者からは、「親子で同じことを学んだことによって、防災の共通認識ができ家族で話し合うきっかけになりました。」とのコメントもいただきました。

今後、ママさん受講者も、増えていってほしいと思います。母から子へ、子から孫へ、悲劇を繰り返さないために、伝えてほしい。

 さいごに、この講座を行うにあたり、大人向け講座の対象者を「子育て中の女性」としぼって開催できたことは、SLにとって大変貴重な経験となりました。

船橋SLネットワーク、船橋SLネットワーク女子部

2016.8.3

 

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要配慮者の防災訓練

2016-08-31 19:50:29 | 活動

8月28日古和釜小にて、要配慮者(主に障害者)参加の防災訓練が実施されました。

以前にもブログでお伝えしましたが、障害者団体の提案で実現しました。

目的は2つ、

①障害者自身が訓練に参加して避難所の実状を知ること、

②障害者は避難所で何に困りそれはどうしたら解決できるのかを障害者当事者とSLで検討すること

です。

当日は市の障害福祉課や市長も見学に来ました。

障害者団体だけで訓練をすることはありましたが、

今回のように、全市をあげて地域住民と一緒に訓練をするのは

これまで船橋では例のないことだそうです。

とはいうものの、当日は、避難所開設にかなり時間がかかり、受付から混乱しました。

受付担当の地域の方も、参加する障害者の側も、初めてですからいろいろ戸惑いました。

避難所運営、まだまだ課題は残ります。

 

でも、よかったこともあります。

視覚障害の方とどうしたら通路がわかるかどうか検証しました。

当日の体育館は養生テープで通路と居住スペースを分けていましたが、

視覚障害者にはわかりません。そこで、ロープを床につけて、

通路がわかるかどうか実際に体験してもらいました。

9㎜の太さならわかるということ、ロープの上に足をのせるとわかりやすいことなど、

当事者が実際に体験してみて初めて分かることも多かったです。

当日は地域住民の方たちは簡易トイレや発電機など機材組立訓練もしました。

ちなみに、この日、組み立てたトイレへ車いすの人が入ろうとしたところ、

使用できませんでした。体育館のトイレにも段差があって使えませんでした。

 

大きな災害があったとき、障害者や高齢者など要配慮者も一般の避難所に来ます。

要配慮者が生活するために用意される予定の福祉避難所は市の職員が現場に入ってから、

つまり発災から3~5日以降になります。避難所が最も混乱する発災直後に、

要配慮者も一般の避難所で暮らすほかありません。

だからこそ、避難所が要配慮者も含め、だれでも暮らせる場所であってほしいと願います。

今回の訓練での反省を次の訓練につなげなくてはなりません。

そして、今回わかったことは船橋市の避難所運営にも反映してほしいと願います。

 by oami

 

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