平成29年12月2,3日
船橋市役所11F大会議室にて、船橋市地域防災リーダー養成講座が開催されました。
この講座は、町会・自治会の防災担当の方、町会長や役員の方に
防災について学んでいただく年1回の貴重な機会となっております。
11月26日の集合住宅対象に続き、
12月の2回は地域を分けて戸建て住宅の町会・自治会対象に、
2日は約100名、3日は125名の方が参加しました。
今年、初めての試みで、会議室を実際の避難所と見立てて
避難所を開設する訓練を実施しました。
100~120名を3班に分け3か所で、1班の半分が避難所開設を、
残り半分を避難者役として入場してもらいました。
時間を区切り前後半、受講者は避難所開設と避難者両方を
経験していただきました。
よくわからないまま、指示されるままに避難所を開設したという方、
きっと大勢いらっしゃったと思います。
そのあと、避難者役になり、避難所開設まで廊下で待っている間に、
SLが今回の訓練のねらい、目的、受付ですることなどなど
説明させていただきました。少しは理解していただけたでしょうか。
今回、リーダー養成講座でこのやり方の訓練をするのは、
私たちSLも初めてです。わかりにくい点、至らない点もあったと思います。
SLの中でも、やり方について検討の余地があると思っています。
今回は、避難所開設の避難者受入にスポットを当てた訓練にしました。
伝えたかったのは、避難者受け入れ作業の簡略化と受付の重要性です。
そして、これを来年の市の総合防災訓練の体育館での避難所開設訓練で、
地域に合った形で実践していただけたらと思います。
今回参加していただいた方は、地域の防災リーダーたちです。
でも今回の受講者のみなさんだけが地域の防災を担うわけではありません。
ぜひ、地域の方に広く知っていただく、理解していただくことに
ご尽力いただけたらと願います。
もちろん、私たちSLもこれからも「伝えていく」活動を続けていきます。
by oami