令和6年7月4日
今日は、船橋市肢体不自由児者父母の会わかばに依頼をいただきわかば会館に来ております。
障害者の親御さんにとって、防災は死活問題です。ですから、みなさんとても関心が高いです。
今日は船橋市の避難所や福祉避難所の現状や支援についてお伝えし、
自宅で暮らせる備えをということで後半は「在宅避難」についてお伝えしました。
船橋市では、体育館で暮らせそうにない方たちを
①重度障害(暴れたり騒いだりしてそこにいられない方)
②排泄介助(介護や障害でおむつ交換が必要な方)
③乳児妊産婦
④体調不良者
4つの部屋に分けて居住することになっています。
学校等避難所にはそれぞれ、どの部屋を要配慮者の部屋として使うのか予め決まっています。
後半は在宅避難について
いつもなら、トイレや電源のことが中心ですが、今日は、食についても紹介しました。
今日、参加した方のお子さん方の多くが普通のごはんが食べられません。
刻み食や流動食です。災害時、調理に必要なミキサーなどは使えません。
そこでおすすめが炊出し袋です。
いわゆるパッククッキングで他のご家族の方の分と
障害者の方の食事をいっぺんにお鍋で煮ます。
煮た後、袋の上からすりつぶして細かくして召し上がれることを紹介しました。
今日、参加された方たちからは、
今度は我が子用の非常食づくりをトライしてみたいといった声も聞かれました。
障害を持つご家族がいる方には、普通の備え+αが必要です。
知識も備えの一つです。賢く乗り切っていきましょう。
by oami
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