ぎょうざ・らーめん処 興兵衛
さいたま市南区南浦和3-46-11
TEL 048-887-2966
定休日 水曜日、第2第3火曜日(令和元年より)
(2013-11-28付ブログ参照)
興兵衛さんの麺メニューは、まかないラーメンなど
オリジナリティがあって、しかも旨い。
今回は敢えて麺メニューを捨てて、ごはん物の代表である
チャーハンがどんな味なのか知りたくて決め打ちで来てみた。
これが興兵衛のチャーハン。780円(税込)
ここのはあえてパラパラ感を避けたしっとりジューシー派のチャーハン。
炒める際に当店特製ちゃーしゅーから出る旨みをごはんに染みこませたもの。
仕事は丁寧で細かい。
具材のねぎ、人参、玉子が本当に細かい。
人参を使用しているのも珍しい。
チャーシューは大、小の2種類の大きさのものが入っていてこだわりを感じる。
そして、780円でボリュームが多い。
一生懸命こだわっているのが目を通じて伝わってくるが、
いまいち私の舌の味覚に訴えてこない。
確かに美味しいがそこで止まってしまっているようで残念だ。
スープは他と違って魚介系の味が新鮮でこれは旨かった。
これが当店のチャーハンメニュー。
ユニークなチャーハン、そして新メニューの雑穀米チャーハン税込890円。
おいしい健康シリーズその1で大好評だそうだ。
そして強烈なインパクトのチャーハンが
Ayers Rockちゃーしゅーチャーハン(エアーズロック風)税込1,750円だ。
オーストラリアのエアーズロックをイメージしたもので、
ちゃーしゅーの塊がチャーハンの上に立っている。
前回の店内写真とは逆に撮ったものと入口から厨房に向かって撮ったものだが、
相変わらず店の人の目を気にして1枚はボケてしまった。
料理人は近年、親父から息子さんに代わって
ますますチャレンジ姿勢が強くなってような気がする。
とても逞しく感じる次第です。
他に美人の看板娘(お嫁さんか?)と年配の女性(お母さんか?)の
4人で店を仕切っている。
興兵衛さんは飲食店の世代交代の壁を
見事に乗り切ったと勝手に判断している。
店内のメニューの一部には興兵衛の今昔と題して
昭和25年頃、昭和33年頃の南浦和近郊の写真、
そして昭和53年の開店した時の写真が入っており、
お店のこだわりを感じる。
個人的にはとても懐かしい写真だ。
そして昭和53年10月吉日の興兵衛オープン時の案内状も残されてあった。
勿論その当時は手書きで
「…落ち着いてお食事をして頂く為に、
配色は茶系統にしました。灯りも白色電球です。
特製の餃子鍋でお酒は辛口、ビールはキリン、ジュース類を置きました…」
時代の変化を感じますネー。
メニューの表表紙も素敵です。見て楽しくなります。
その手前に撮ってしまったメニューが冷やし中華1,560円、
興兵衛43年のロングセラーだそうです。
前回もアップしましたが、手書きの絵にコメントがついた元気シリーズのメニュー。
アナログ人間にはこうゆう絵はたまりません。
このメニューにも当店名物のちゃーしゅーの盛り合せ写真が。
そして随所にNEWが付いた新作がのっている。
これを見ると息子さんのヤル気が伝わってくる。
こちらは興兵衛らーめんの能書きが。
それによると厚生労働省が定める成人1人が1日に摂取するべき野菜は360g。
それに比べて興兵衛らーめんの野菜は450gを超えているそうだ。健康にも良いとゆうこと。
餃子メニューもいろいろ書いてあるが、何と言ってもお客の胃袋を考えたメニュー
「ちょこっと食べたい2個餃子 税込290円」は
顧客満足度を上げる発想で素晴らしい。
又、当店の好奇心を誘うメニューとして、
まかない食おまかせラーメン(裏メニュー初出し)1,080円も気に成る一品だ。
Whateverはスラングらしく色々の意味があるようだが
このケースは「いったい何」という意味だろう。
当店ではお土産も販売している。
ミニぎょうざ、冷凍チャーハン、冷凍焼きぎょうざ、冷凍もつ煮など。
どれも自信のある商品らしい。
いつか買って食してみたいと思っている。
店外に置いてあった玉ねぎの山。
よく見ると等級Lを使っている。
野菜の品質を見ても手を抜いていないのがわかった。