当ゴルフ場は埼玉県比企郡鳩山町の岩殿丘陵に広がるゴルフ場で
1986年(昭和61年)10月1日に開場した。
その当時は経営母体は「大京」だった。
因みに車で来る場合は関越自動車道坂戸西スマートICから約10分ほどの所にある。
フロントとロビー。
このクラブハウスの設計は久米設計で施工は間組・鹿島建設JVが担当した。
プロショップもこじんまりとまとめられていて買いやすそうだ。
ゴルフ場のプロショップを見て思うのだが、
ゴルフのプレーヤーはまだ圧倒的に男性が多いのに
プロショップには女性もののウエアーなど多く置かれているのはどうしてだろう。
買物は女性の方が意欲的なせいか?
ここは男性ロッカー室。
全体的に渋い感じだ。
今やどこのゴルフ場もコロナ感染防止対策が徹底しているが、
当ゴルフ場は特に厳しく行っていたような気がした。
その一つが、ロッカー室での強アルカリイオン水での消毒。
入室した時は何?と思ったぐらいだ。
今や恒例になってしまったブログ取材での朝の脱衣所と風呂場のチェック。
ほとんどのコースが朝の時間、係の人が清掃をしていて、入室すると変な顔をしてくる。
ここにもコロナ感染防止対策として
「会話の注意願い 大声と必要以外の会話をお控えいただけますようにお願いします」の看板が。
そして浴室入室も28名と利用制限している徹底ぶりさ。
当ゴルフ場は長いこと(1989年~93年)マルマンオープンを。
また、1991年には第1回日本シニアオープンゴルフ選手権などのプロトーナメント会場であった。
最近では2018年、2019年ISPSハンダマッチプレー選手権の会場にもなっている。
実は大分以前からこの選手権の主催者となっている半田晴久(深見東州)氏がとても気になっていた。
この方はスミダマンと同姓で度々新聞広告を大々的に出している。
ちょっと調べてみたら日本の宗教家、神道系の宗教「ワールドメイト」の教祖であり、
実業家・芸術家でもあり、多彩な才能を発揮している方だ。
他にペンネーム(戸渡阿見、レオナルドTOSHU、美川献花、夏目そうしき、
ブツダン・ピエールなど)を多く持っており、それぞれの世界でなりきる為と言っている。
縁があったら是非一度、会ってみたいものだと思っている。
2階のレストラン。
白い段差のある天井の造り、硝子窓の上の白っぽい欄間の造り、そして濃いピンク系の絨毯。
なんとなくメルヘンチックな空気が漂う。
そして各テーブルを4つに仕切ったアクリル板。
これも最近見るようになったコロナ感染防止対策だ。
練習用のパッティンググリーンの色を見て下さい。
白っぽいでしょう。
枯れているわけではありません。
この日の使用グリーンはあまり見ないバミューダグリーン。
スピードも10.0fと速い。
このグリーンには一日翻弄された。
因みにもう一つのグリーンは、ペンクロスのベントを使用。
当コースの設計者は池の魔術師として名高い小林光昭氏。
氏の作品にはレイクウッドGC、草津CCなどがある。
もう一人がガードバンカーとグリーンの組み合わせを得意とする三好徳行氏だ。
このコースは池やバンカーを巧みに配置したコースが多く、戦略性が高い。
コースは広々としており、ティーグランドからピンフラッグが望める。
No8のシュートコース。
RG 163Y LG 181Yだ。
季節のおすすめメニュー4種と御昼食メニュー8種。
種類は限られているがジャンルは幅広く、決めるのに迷ってしまう。
名物メニュー・鳩山タンメン、人気No1・石焼きあんかけ焼きそば、
オススメ・本手打ちそばとワンコメントが記されているのも小さなおもてなしの一つだ。
ウエイターさんにも聞き、メニューにも名物と書かれた
野菜たっぷり鳩山タンメン・デザート付1,540円に素直に決定。
叉焼は四元豚を使用している。
さぁ後半戦、インのスターティングホールNo10の所には藤棚が季節感を伝えてくる。
(プレー日 4月28日(水))
このグリーンの白っぽさが散々手を焼かされたバミューダグリーン。
このグリーンを採用したのは三好徳行氏のポリシーなのだろう?
No17のショートホール(131Y)。
このショットは空振りではありません。
真剣な素振りです。
鳩山カントリークラブではコース7155ヤード18ホール、
コースレートは73.5のチャンピオンコースです。