備中神楽鑑賞会 前編 2020.1.12
備中神楽は備中地方に伝わる神楽です。荒神様を招き、その前で演じることから、荒神神楽とも呼ばれていました。
荒神様は、民俗信仰の神様で、恐ろしい神ではありますが、家や部落、農耕などに使用する牛馬の守り神として祭られてきました。
荒神様の魂を安らげ、五穀豊穣と、家内安全を祈るために行なわれたものですが、
江戸時代末期になって、国学者の西林国橋が、『日本書紀』や『古事記』の神話をもとに、「大国主命の国譲り」など芸能的要素の強い神代神楽をつくり、
これが人々の人気を呼んだことから、備中神楽の中心的な舞となりました。
備中神楽
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