今永副市長が、現地施設に来ました。前日に続いての2回目で、1回目は私一人が、副市長と現地で話し、部材の保存と、外壁煉瓦の全面保存を求めました。副市長は、難しい難しいの一点張りで、全会派一致で最大限のレンガの保存を議長から、市長に要請した重みを理解していないようでした。
ここでそもそも、この全会派一致は重かったのか、裏では、そうではなかったのか、それは分りませんが、全会派一致で要請した点は、世間的には重いはずです。また、市民の世論が、何らかの形で、それまで門前払い一辺倒だった議会を少し動かしたのは意味があります。
だからこそ、私は部材保護は、外壁保存比べ、ハードルが低く、すでに、ドアや手すり、丸窓、看板など、「とり活かし品」となっていたものについては、現場でプチプチ緩衝材にくるまれて保存されていました。私も保存されているのを確認しています。しかし、丸窓と手すり以外は保存はかないませんでした。また市議会が全会派一致で要請した、外壁煉瓦の最大限の保存は、これまで市が言っていた、「ニュメントを作る程度の個数」の域を出ないものでした。3万個のレンガのうち、わずか千個を残すとしました。
いったい何のための、全会派一致でしょうか。パフォーマンスか。それとも議会が完全になめられているのか。共産党が言ってこようが、全会派一致でこようが、関係がないという態度です。議会をなめるということは、市民をなめるに等しいではないでしょうか。
市民の努力をあざけ笑う、官僚を正すために、議会があるのではないか。そうした強大な権力に、闘う議員でなければ、闘う議会でなければいけないと思います。