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雑草ハマスゲ!魂茎『香附子』(こうぶし)は生薬!=復習=

2018年11月11日 | 畑作業の楽しさ

何も知らずに取り組んでいた頃の好奇心一杯の写真!
 
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=テーマは香附子(こうぶし)=
 原料は嫌われものの雑草「ハマスゲ」の魂茎です。ハマスゲというのは、地下で根が全て繋がっていますから、地上に出てる部分だけ引き抜いても効果ないんですね。根がまるであやとりの糸のように絡まっていることから、あやとり草なんて言う人もいるようです。
ゴルフ場なんかで一旦繁殖すると中々手の打ちようが無くなるんですね。除草剤を蒔けば根絶するんですが同時に芝生もだめになる、従って芝もろともはぎ取って新たに芝を張り替えるということで大変なんですね。こういう嫌われ者ですが、薬用としてはストレスに非常な効果があります。何となくストレスに強そうですもんね。

それでは 香附子(こうぶし)
香附子(こうぶし)はカヤツリグサ科の植物ハマスゲの魂茎で、芳香があり、性質は平(へい)で、肝経(かんけい)に入ります。ハマスゲは関東以西の日本各地の日当たりの良い砂浜や川原の砂地に生え、畑や公園では雑草として、薬でありながらむしろ嫌われています。 肝気(かんき)の滞(とどこお)りによるみぞおちの痛みやストレス性の胃痛などに 香附子(こうぶし)は用いられ、胃の働きを活発にし、消化管にたまったガスを取り除いてくれます。 悩み・ストレスを原因とする、月経不順、生理痛に対し、香附子(こうぶし)は月経を調節し、生理痛を止める作用があります。酢、塩、酒、しょうがなどで香附子(こうぶし)を加工し、七製香附丸にし、中国では幅広く使っています。現代中国の中医・中薬の学者らが、「気」を巡らす働きのある香附子(こうぶし)を丹参(たんじん)、芍薬(しゃくやく)、川キュウ(せんきゅう)、紅花(こうか)などと配合し、冠元顆粒(かんげんかりゅう)を作り出しました。「活血化オ(かっけつかお)」の薬として、血液循環の改善だけでなく、胸の痛み、肩こり、胸苦しいみぞおちの痛みなどにもよく使われています。「ストレスは美容の大敵」です。ストレスがたまると気は滞(とどこお)り、イライラ、憂鬱など自律神経失調症の症状と重なり合う琴が多く、目のまわりに小じわが出やすく「気」が滞(とどこお)れば「血」も「オ血(おけつ)」になりやすくシミも出やすくなります。

=生薬=
薬草としては古くからよく知られたもので、正倉院の薬物中からも見つかっている。生薬としては香附子(こうぶし)と呼ばれ、秋から翌春にかけて肥大した魂茎を掘り取って乾燥させたものを用いる。漢方では芳香性健胃、浄血、通経、沈痙の効能があるとされる。成分としては精油0.6-1%を含み、これにはα-キペロン、キペロール、インキペロール、キペレンなどが含まれる。現在は主として中国、韓国、北朝鮮、ベトナムからの輸入によっている。香蘇散、女神散などの漢方方剤に配合される。2000年前にスーダンで暮らしていた人々の遺骨の分析から、当時の人々はハマスゲを食べていたことがわかった。また、彼らは驚くほど健康な歯を持っており、それはハマスゲの抗菌作用による可能性があることが示唆された。

(参考)ハマスゲ
ハマスゲ(Cyperus rotundus L.)は単子葉植物カヤツリグサ科カヤツリグサ属の植物である。スゲと名が付いているがスゲ属ではない。乾燥したところにもよく育つ多年草である。地下に塊状の茎を持ち、細い縄のような匍匐茎を伸ばして広がる。まばらな群落を作るが、それほど大きな集団を見ることは少ない。根出葉をよく発達させる。葉は細くて長く、それほど硬くはなくてざらつかない。幅は2-6mm。先端はゆるやかに垂れる。主脈の両側に膝があって断面は浅くM字状。深緑で非常に強いつやがある。初夏から秋にかけて花茎を出す。花茎はまっすぐに立ち、やや細くて深緑、やはり強い照りがある。その先端に花序を付け、基部の苞は3枚ほど、長いものは花序より長いが、あまり目立たない。花序は1回だけ分枝する。小穂は線形で長さ1.5-3cm程度、互いにやや寄り合って数個ずつの束を作る。小穂の鱗片は血赤色で艶があるが、やや色が薄い場合もある。(参照 ウィキペディア他)

【歩きメモ】
9166歩・7.0km・1h22m・82g・1965kcal

日記風川柳
「貸し主も 香附子掘って 干している」
「行動は 知るのと知らぬ 自ずから」
「手間惜しむ 善し悪しどちら 楽が良い」
「現代は お仕着せばかり 自己流は?」
 

-1年前今日のブログ-
 
一夜明けて、ベランダの物音で目覚めました。
『 フェイジョア 』って知っておられますか?甘い事は甘く、本当に美味であれば爆発的なデビューをしているでしょう。第1食べ慣れていないと言う弱点があります。一度食されたら......
 

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