びわ湖・勝手気ままな日々!

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師走9日・friday! 小春日和・・?

2022年12月09日 | 日記

今一度、樋口一葉を・・

あらすじ 1

吉原遊女を姉に持つ勝気でおきゃんな少女美登利は、豊富な小遣いで子供たちの女王様のような存在だった。対して龍華寺僧侶の息子信如は、俗物的な父を恥じる内向的な少年である。二人は同じ学校に通っているが、運動会の日、美登利が信如にハンカチを差し出したことで皆から囃し立てられる。信如は美登利に邪険な態度をとるようになり、美登利も信如を嫌うようになった。

吉原の子供たちは、鳶の頭の子長吉を中心とした横町組と、金貸しの子正太郎を中心とした表町組に分かれ対立していた。千束神社(千束稲荷神社)の夏祭りの日、美登利ら表町組は幻灯会のため「筆や」に集まる。だが正太郎が帰宅した隙に、横町組は横町に住みながら表町組に入っている三五郎を暴行する。美登利はこれに怒るが、長吉に罵倒され屈辱を受ける。

ある雨の日、用事に出た信如は美登利の家の前で突然下駄の鼻緒が切れて困っていた。美登利は鼻緒をすげる端切れを差し出そうと外に出るが、相手が信如とわかるととっさに身を隠す。信如も美登利に気づくが恥ずかしさから無視する。美登利は恥じらいながらも端切れを信如に向かって投げるが、信如は通りかかった長吉の下駄を借りて去ってしまう。

大鳥神社の三の酉の市の日、正太郎は髪を島田に結い美しく着飾った美登利に声をかける。しかし美登利は悲しげな様子で正太郎を拒絶、以後、他の子供とも遊ばなくなってしまう。ある朝、誰かが家の門に差し入れた水仙造花を美登利はなぜか懐かしく思い、一輪ざしに飾る。それは信如が僧侶の学校に入った日のことだった。

 

「たけくらべ」あらすじ・・2

たけくらべは吉原で暮らす少年少女たちの話です。たくさんの子供たちが出てきますが、その中で中心人物になるのは「美登利(みどり)」「信如(しんにょ)」「正太郎」の3人。

主人公は美登利で年は14歳です。近所の子供たちの中では姉のような存在です。吉原の売れっ子遊女を姉に持っていることから、気前もいいし性格も勝気。

信如は僧侶を父に持つ15歳の少年。真面目で内向的です。生臭坊主の父を疎ましく思っています。

正太郎は金貸しの息子。喧嘩っぱやくて大人びた言動の13歳の少年です。美登利を慕っています。

この3人を中心に、いろいろな人や出来事を巻き込んでストーリーが展開していきます。子供たちによる町内組の対立や喧嘩。まわりの大人たちとの関わりや反抗。そして全体の軸をなしているのが、美登利と信如の関係です。

以前つまらないことからまわりにひやかされ、信如はそれをきっかけに美登利を避けるようになります。美登利はそんな彼の態度に戸惑いを感じ、勝気な性格と相まって信如を毛嫌いしている旨の言動を表に出すようになってしまいます。しかしそれは本心ではなく、彼女は悶々とし続けており……。

この物語の見せ場は、信如が美登利の家の前を通りかかった際に、彼の下駄の鼻緒が切れてしまうという場面。わけ合って2人の心の距離は遠く離れており、そんな折の思わぬ再会でした。言葉のやり取りはほとんどなく、2人の心の動きだけで魅せる場面描写は絶妙です。

美登利は遊女に、信如は僧として生きていくことが決められている運命。大人になっていく子供たちの背中に写る年月のはかなさと切なさが、この「たけくらべ」の最大の魅力です。

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一人生えの和水仙で倒れているのを選んで摘んで来ました。造花でありません。

  

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【歩きメモ】16663歩・12.6km・45g・1732kcal

日記風575

「明治の世 女、活躍 厳しくて」

「学びたい 女、学問 要らん母」

「父親が 見かね習いを させてくれ」

「貧乏が 爆発的に 書き上げる」

 認められ、ここからなのに病に伏す


ー1年前のブログ参照ー

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