そ の ひ ぐ ら し

その日1日を良く暮らせればよし。
スカイツリーのふもとでちびと小ちびとオットと4人暮らし。

A Late Lunch

2010-06-02 18:03:12 | journal
学生時代にアルバイト先でとてもお世話になった人に、昨日、久しぶりに会った。
たまたま職場がとても近いので、ラッシュをはずしておそめのランチ。
とても元気のでるランチでした。

2児の母でありながらばりばりと仕事をこなしているその人は、
学生の頃から私のロールモデル。
私は、自分の数年先の未来をいつもその人に見ていた。
おまけに、サラリーウーマンではなく、ダンナ様と一緒に会社を経営している。
ご本人いわくは
「こんな環境じゃなかったらぜったいぐうたらしてる!」
らしいのだけど。
そう言えちゃうところが、親しみが持てて素敵なところ。

私がその会社でアルバイトをしていた頃は、
会社はまだ自宅兼事務所の個人事業だった。
それがほんの4、5年のあいだに、東京の一等地にオフィスを構える
企業になったのだ。
計り知れない苦労があっただろうと思うのだけれど、
自分のよく知っている会社の成長を見るのはとても嬉しい。

それはさておき、迷える28歳に、その人はずばりとアドバイスをくれた。

今の環境は大切にしたほうがよい!
キャリアは分断しないほうがよい!

それは冷静なほうの私が頭では理解していたことだけど、
一方でもうひとりの私が、

20代だからできること、
独身だからこそリスクを背負って飛び込める世界、
そういうものも世の中にはあるんじゃないか、

こんな大企業然とした場所でぬくぬくしながら歯車になってていいのか、

うちの会社だって安泰じゃないんだぞ、
もし会社がなくなったときに私にはなんのスキルが残るのか?

ていうか、やりたかったことはなんだったっけ?

と、正体の知れない焦りに踊らされていたのもたしか。



昨日わかった。
これはつまり台風なのだ。

台風ってちょっとたのしい。
学校が早く終わったりして、早く帰らないと電車止まっちゃうよー、
とか言いながらちょっとわくわくしてしまう。

そういうわくわくした気持ちにのって、台風にのって、
大海原に飛び出すもよし。それもひとつの選択肢かもしれない。
でも、そのさきにどんな別の嵐が待ち受けているかわからない。

そうじゃなくて、台風一過の晴天の下で、水平線まで見渡せる日に、
そこにあるもの、その先を見据えてすすむ。
それでいいのではないか。

その人がいった。
嵐みたいな季節が過ぎたら、いろんなことが見えてたのしいよ!



それで、私は自分の意図とは違うところで台風に巻き込まれないように、
今あえて外には出ないで、
早起きしたり家事したり家計を考えたりちょっと勉強したりして、
生活をきちんと営みながら、
でもちゃんと台風の行く末も見届けながら、
視界が晴れるのを待つことにしたのである。


あー、今私の人生はそういうタイミングなんだな、
だから早起きしたりいろいろするんだな、となんだか納得。


そういうわけで、明日も5時半起きを目標に、
ラジオ英語聴いたり本読んだり、自己研鑽的なことをしたいのですが、

今日、提案中のお客さんから、今週中に見積とスケジュールくれ!と言われて、
明日、あさっては朝時間を仕事に使わないといけないようです・・・。ふぅ。
Comment (1)
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