そ の ひ ぐ ら し

その日1日を良く暮らせればよし。
スカイツリーのふもとでちびと小ちびとオットと4人暮らし。

子連れ知床旅行 Day1 - 移動日

2018-08-14 18:00:00 | 子育て - 旅
毎年夏はオットの実家のある札幌に欠かさず帰省するのだが、せっかく北海道に行くなら+αで道内も旅をしたい。
ちびも3歳後半になり、今年は行けるな、と世界遺産・知床への旅を年明け早々から計画していた。
そのあとに第2子の妊娠が判明し、お腹もかなり大きくなる時期なのもわかっていたけど、幸い妊娠の経過も順調なので、予定通り決行。
以下、その旅の記録です。

---

2018.08.02 木曜日
ちび3歳10ヶ月と20日

午前中だけ在宅で仕事をして、午後から旅に出る日。オットは朝から休暇。ちびには半日だけ保育園に行ってもらって、給食を食べ終わったところでオットが迎えに行く算段だ。私はこのところ仕事が立て込んでいたので、旅の支度もぜんぜんできていないし、家も荒れ放題。
12時で仕事を終えて、オットと昼ごはんを食べに出るつもりだったが時間がない。大人は空港に着いてからなにかお腹に入れることにする。ちびは保育園で食べてくるので大丈夫だ。つくづく給食ってありがたい。
旅に出る前にちびを皮膚科に連れていきたかったので、それをオットにお願いし、私はその間に荷造りにいそしむ。

15時、自宅を出発。羽田空港まではエアポート快特で直通40分と便利でありがたい。子鉄のちびは地下鉄が外に出て地上を走るのを楽しみにしているのだけど、いつもなら保育園で昼寝する時間帯に寝ていないのでおねむ。電車に座ったら、座席に丸まって寝てしまった。

16時、羽田空港着。飛行機は16:45発なのでわりとぎりぎりだ。ちびは深い眠りに入ってたところを電車を降りるために起こされ、不機嫌MAX。荷物が多いので抱っこもしてやれず、歩かされて大泣き、オットに怒られてさらに大泣きだ。手荷物を預けて、空港のベビーカーを借りて乗せてやるとやっと泣き止んだ。大人は遅い昼ごはん代わりの軽食を調達。

女満別行は小型機なので、ターミナルビルのゲートからではなく、バス移動&タラップでの搭乗。これはちびには面白かった模様。荷物の積み込みに時間がかかっているとのことで離陸が少し遅れた。ちびは何度も「どうしてまだひこうきとばないの?」と聞いてくるので答えたり注意を逸らしたりするのに苦戦した。15分ほど遅れてようやく離陸して、寝るかなと思ったけど、眠気はふっとんでしまったらしく、窓からの景色を楽しんでいる。私が買ったヨシカミのカツサンドを「おいしい」と言ってじゃんじゃん食べ、きっちり半分取られた。あげく「まだおなかすいてる」というので機内で販売しているカップラーメンを買ってやり、食べさせる。ちび用の訓練箸を持ってきてやるのを忘れたけど、割り箸でどうにか自力でも食べた。

18:45、女満別空港着。さすがに涼しくて、空気もおいしい。レンタカーを借りて知床ウトロのホテルに向かう。ホテルの夕食の時間が21時までで、間に合うかどうかがぎりぎりだ。ホテルに電話を入れてみたところ「バイキングなので、こちらで適当に取ってしまってよければ用意しておきます」とのこと。ありがたい。

ちょうど日没の直後で、知床までの道はほぼ真っ暗。ちびは暗闇がこわいのか、「おうちにかえりたい、おうちでねんねしたい」を連発して運転中のオットをイラつかせる。ちびの気を逸らすのに腐心する私。そうこうしてたら道の前方を何やら動物が横切った。タヌキかキツネくらいの大きさ。さすがは北の大地!ちびはそのうち寝てしまった。やがて海に面しているらしい道路に出たけど、なにしろ暗くてまったく見えない。もう少し時間が早ければさぞ綺麗だっただろうな。

20:40、知床ノーブルホテル着。チェックインして荷物を部屋に入れ、とりあえず夕食を食べに行く。レストランは閉まるところだったが、取り分けた料理は別室に用意してくれていた。ちびはまたも寝ているところを起こされたので「ねむい」を連呼し何も食べず。部屋に戻って、すぐにふとんにごろごろし始めた。おうちでねんねしたいって言っていたくせに、ホテルのふとんが気持ちよくて気に入った様子で端から端までごろごろ転がって遊んでいた。ほどなくちびが寝たので、大人は交代でお風呂へ。大浴場は最上階にあり、小さいながら露天風呂もついていた。目の前は国道と港、道の駅と知床世界遺産センターもあり、知床観光の玄関口だ。外からがっつり見えてると思うけど、歩いている人なんかいないので気にならない。北の大地の夜の空気が気持ち良い。今日の写真をスマホに吸い上げてFacebookにシェアして就寝。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妊娠糖尿病だった

2018-08-14 17:30:00 | 高年妊娠・出産の記録

2018.08.13 月曜日
ちび3歳11ヶ月0日/28週と3日(8ヶ月序盤)

8時半、妊婦健診のため病院へ。
昨日の深夜に義理の実家がある札幌から戻ってきたばかりで、まだ荷解きも終わってないけど、今日から出勤日。検診が終わり次第自宅に戻って、在宅勤務で仕事することにしてある。家のことをやる暇なし。
今日は血糖値の検査をすることになっている。35歳以上のいわゆる高年出産のため必須の検査らしい。午前中いっぱいかけて、1時間ごとに計3回採血する。空腹時の血糖値から調べるので昨晩22時以降絶食していて、全3回の採血が終わるまで食事NG。こんな検査、倒れる人続出するんじゃないのか。

いつもの妊婦検診と同じように尿検査を提出したあと、1回目の採血。しかしフライング気味で病院に来たにも関わらず、採血室ではすでに20人近く待っている。そのほとんどがおじいちゃんおばあちゃんだ。今週はお盆なのに、どうなってるんでしょう。

9時10分、やっと1回目の採血に呼ばれた。採血後、何やらビンに入った検査薬と紙コップを渡され飲み切るように言われる。これを空腹状態の体に入れて、血糖値がどこまで上がるか見るということらしい。飲んでみるとほぼ三ツ矢サイダー。こんなの225mlも飲まされて、いかにも数値跳ね上がりそう。

2回目の採血までの間で産婦人科に行き、通常の妊婦健診を受ける。受付にで受診票(区で配布される、妊婦健診費用補助のクーポン)を忘れたことに気付く。悩んだが、採血終了後に待ち時間があるのでその間に取りに帰ることにした。
今日は中国人の先生だった。ちょっと片言だけど、でもコミュニケーションで何か困ることはとくにない(そうじゃないと務まらない仕事だけど)。この先生にあたるといつも、異国の地で、母国語以外の言語で医療に携わるというのは相当大変なはずだが、どういういきさつでこの病院にいるのかなあと思いをめぐらしてしまう。
それはともかく、お腹のぽんは順調な様子。心臓がひょこひょこ動いているのが見える。自分のお腹の中で生き物が育って、ちゃんとヒトのかたちになっているさまは、何度見ても不思議な気持ちがする。前回まではほぼ週数通りの大きさと言われていたが、今回はじめて「少し大きめ」と言われた。私の体重は+6kgで特段増えすぎてはいないのだけど。
助産師には「採血で気持ち悪くなりませんでした?」と聞かれたが、特段変化なし。日頃から、健康診断などで採血されても、貧血を起こしたりすることはあまりない。「具合悪くなる人多いんですよ」と。そりゃそうだよね。後期づわりでもあったらたまったもんじゃない。私は本当にラッキーな妊婦なのだ。

10時20分、2回目の採血。3回目の採血までまた1時間空く。今度は純粋な待ち時間なので、院内で飲食もできるスペースに行ってしばしPCを取り出し仕事。

11時20分、3回目の採血。これの結果が出るまで30分から1時間程度の待ち時間があり、この間に食事をしてよいことになっているのだが、受診票を取りに帰る時間に宛てる。とはいえお腹もすいてるので、ぱっと食べられるものを・・・と思いコンビニに寄るも、イマイチ食指の動くものがない。仕方なくアメリカンドッグを1本買って、病院の飲食スペースでさっと食べ、産婦人科に戻る。

12時40分、産婦人科で検査結果を聞く。先生が開口一番「入院しましょう」。なにい。
検査結果は以下のとおりだった。

 ①空腹時血糖値 82(基準値:92mg/dL)
 ②1時間値   194(基準値:180mg/dL)
 ③2時間値   154(基準値:153mg/dL)

検査薬を飲んだ1時間後と2時間後の値がそれぞれ、少しだけど基準値をオーバーしている。基準値オーバーすると何が問題なんですかと聞くと、「要するに妊娠糖尿病ですね」。えーっと、とりあえずよくないことだってのはわかる。
続いて助産師から、入院についての説明を受ける。2泊3日で入院し、食事を管理された状態で血糖値を検査し、基準値内におさまることを確認するのだという。また検査結果を踏まえて栄養士から栄養指導を受けるんだそうだ。
とりあえず、なるはやで2泊3日入院できる日程を調整することになり、オットに連絡。相談の結果、今週木曜~土曜で調整してもらった。幸いお盆なので、オットも仕事が忙しくなく、ちびの送り迎えがしやすい。
宿題も出された。これから出産まで毎日食事の内容や体重の記録をつけて、検診のつど持参するようにとのこと。め、めんどくさい・・・!

助産師に「これって直近の食生活が反映されてるんでしょうか」と聞いてみる。「そうですね。1~2ヶ月スパンでの推移をみる数値もあるんだけど(HbA1c:血液中で糖と結びついているヘモグロビンの値)、そちらはとくに問題ないので」。ということは、完全に帰省中の食生活のせいだ。やってしまった・・・。昨日、札幌の義理の実家でたらふくジンギスカンを食べさせてもらったことを悔いた。だいたい、帰省から戻った直後に血糖値検査なんかしちゃだめなのだ。

入院の説明を受け、次回の検診の予約をして、帰宅すると2時を回っていた。とりあえずPCを開き、休暇の間にたまったメールに目を通す。お昼をアメリカンドックなんかで済ませてしまったせいでまだ空腹だけど、食事を管理して病院に報告しなければいけなくなったので、うかつなものは食べられない。仕方なく、トマトを切ってオリーブオイルと塩で食べる。悩んだ末に、昨日買ってきたばかりの六花亭のバターサンドも1個だけ。家にあったノートを1冊食事記録用にして、さっそく書き込んだ。

記録するという行為自体はどちらかといえば好きだけど、食については37年間、基本的に好きな時に好きなものを食べて健康に生きてきてしまったので、管理するという発想がない。率直に言って苦痛だ。
だいたい、目的のわからないことはやる気の起きない私。妊娠中の高血糖が具体的にどういうトラブルを引き起こすのか知りたくて、「妊娠」「高血糖」でネットで検索してみた。

妊娠糖尿病はどんなトラブル? 原因は? 気になる治療法は?

さまざまあるようだが、気になったのは

・母体が高血糖になることで胎児にも糖分が多く送られすぎてしまい、巨大児になる=難産になるリスクが高まる
・母体が高血圧になるリスクが高まる=胎盤の異常や分娩時のトラブルリスクが高まる
・出生後の新生児低血糖
・母体がその後通常の糖尿病を発症する確率が高まる(妊娠糖尿病にならなかった人の7倍)

など。なるほど・・・甘く見ないほうがよさそう。ぽんも「大きめ」と言われてしまったし。これはまじめに食事管理をやるしかない。
なお血圧は103/64とかなので今のところは大丈夫。でも高血糖が高血圧を引き起こすわけだから、油断はできない。

ちなみに妊娠中はそもそもホルモンによりインスリンの働きが落ちる(これも胎児にしっかり糖を送るため。妊娠中の母体ってつくづくよくできたシステムだ)らしく、妊娠していないときに比べて高血糖になりやすいとのこと。かつ、基準値は通常の糖尿病判定に比べて厳しく設計されているようだ。それだけ見過ごせないということなんだろう。

17時すぎに終業し、若干の片づけと掃除機かけをして、18時15分、ちび迎え。お盆なのでオットも早く帰ってきた。オットはオットで、先月の健康診断の結果が返ってきたが肝臓系の数値が悪く、受診を勧められたらしい。夕食は楽に作れて野菜もしっかりとれるものということで、チキンと夏野菜のカレーにした。今後はしばらく夫婦そろって節制生活だ・・・。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血糖値の検査をするらしい

2018-08-14 08:09:00 | 高年妊娠・出産の記録
2018.07.27 金曜日
25週と6日(7ヶ月半ば)

7時起床。オットはいつも通りちびを保育園に送って出勤。
9時、妊婦検診。オットは検診にはなるべく同行したい派だが、8月から部署を異動することになって仕事の引き継ぎに忙しく、今回は同行を断念。
ぽん(お腹のベビのニックネーム)は順調。体重は1kgくらい。前回の検診で早々に♂であることがわかったが、今日も先生がエコーを見ながら「ここですね」とご丁寧に教えてくれた。顔の横に手をやっている様子とか、へその緒とかも見える。
ここ数日デリケートゾーンがかゆいことを伝えると、内診しますとのこと。先生いわく「妊娠中に多いのはカンジダだけど、カンジダっぽい特徴はないですね。考えられるのは雑菌かトリコモナスだけど、どちらにも効く薬があるので入れておきますね」。

診察の後、助産師から話があり、本当なら26週で血糖の検査をしないといけないが、前回予約を忘れていたとのこと。上の子の妊娠時にはそんなのやらなかったなーと思っていると、どうやら年齢(35歳以上)により必須になるみたい。
来週もう1回来られますかと聞かれたが、来週後半から帰省してしまうし、その前はぎりぎりまで仕事が立て込んでいるので、帰省先から戻ってきてすぐに実施することになった。助産師が「帰省中あんまり食べ過ぎないでね(笑)」という。

(このスケジューリングはのちに仇となり、助産師の予言?は的中するのだが)

10時、検診が終わって会社へ。ウチの会社には在宅勤務の仕組みがあり、検診がある日は終了後自宅に戻って在宅で仕事することにしているのだけど、今日は仕事が立て込んでいて、オフィスでやったほうが効率がよい作業を抱えているので、半日のためだがオフィスに出る。
駅まで歩く間、内診で入れてもらった薬がしみて、歩くたびに痛い・・・が、しみる薬って効くような気がする。

朝食を食べてこなかったせいで空腹なので、蔵前駅前のマフィン屋さん「デイリーズマフィン東京」でマフィンを1個買っていく。ブルーベリーとクリームチーズのマフィン。ふわふわでおいしい。
電車に座っているあいだは薬はしみなかった。動くとダメなようだ。早くオフィスに着いて自席に落ち着きたい。

11時過ぎにオフィスに着いて仕事開始。今週はあるプロジェクトのローンチ直前で、連日、イギリスの会社との電話会議やらデータ授受やらその確認やらのために残業している。8時間という時差(本来は9時間だけど、イギリスもサマータイム中らしい)があるため、こちらが終業のころにあちらが始業という、つねにちぐはぐなタイミング。日本時間の夕方(イギリス時間の朝)に電話会議をして、そのあと向こうの作業が始まり、こちらは確認事項に対応したりするので、どうしても残業せざるを得ない。ちび3歳にも今週はずっと延長保育させてしまって、さすがの私もちょっと申し訳ない気持ちになる。

今日は夕方の電話会議の後、しばらく待ち時間が生じたので、そのすきにいったん帰宅して自宅で仕事を再開し、延長保育ができる20:15ぎりぎりまで仕事してから、ダッシュで迎え(お腹が重いので、ダッシュといっても早歩き程度だが)。
今年から保育園を転園して、自宅から徒歩2分と劇近になったので、こういうときにはありがたい。保育園がちびに夕食を食べさせてくれたので、迎え後は近所のショッピングモールのフードコートに行って、ちびを目の前のプラレールショップで遊ばせつつ私の夕食を済ませて帰宅。
内診で入れてもらった薬はどうやら効いてるようだ。若干恥ずかしかったけどちゃんと伝えてよかった。

---

すみだエリアで家族・こども写真の出張撮影を行っています。
マタニティフォト・ニューボーンフォト・七五三・卒入園、その他ご希望のシーンに合わせてお撮りします。
下記Facebookページから、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする