昨日は午前中レッスンをして、午後から練習していました。
弾き語りを録音、録画してチェックという時間のかかるやり方なのですが、気づきが多いです。
まだ私は普通に出せるのはGくらいまで、裏声にシフトしてしまえば間を抜かしてCから上が出るのですが、その間がなかなか埋まらないし、その頭声も歌に使えるような声ではないのです。
気づいたのは、
出てくる声ばかり聞いている自分がいるということ。
結果だけを聞いてあーだこーだと悩んでいるんです。
そうじゃなくて、息にもっと意識を持っていったらどうだろうかと、トライしてました。
コード進行がシンプルで覚えていられる曲で練習をと、「明日に架ける橋」で。レンジも広いので練習にはちょうどいい曲です。
キーのことばかり考えてしまうけれど、結局どのキーで歌っても同じだなと気づき、無駄に元のキーへ近づける努力はやめて、Cで練習してます。
レッスンでも、「歌はやらなくてもいい、声だけトレーニングしたい」という方がたまにいますが、私はずっとそれを続けているのは精神衛生上よくないと思います。
だから、なんでもいいから歌を歌ってみましょうよと、日本語の歌や誰でも知っているような歌を用意します。
手段を目的にしてしまうのは、歌だけに限らず自分を苦しめることになると思う。学生の頃の自分がそうだったから経験としてもそう思います。
発声の本を読みまくり、読んだらわかったつもりになって、歌は全然楽しく気持ちよく歌えないという循環でした。その上、頭でっかちになっているものだから人のことを(心の中で)批評してしまうという、とっても臆病ものだったなと思います。
勉強は大事だけれど、何のための勉強かを考えなくては。自分の知識とかテクニックとか正しさを主張し続けるなんて演奏は聴きたくないですもんね。
時間があると丁寧に練習できるのがイイな。
そうそう、持続化給付金、申告ミスがあってすっかり諦めていたんですが熱い税理士さんがいらっしゃって、youtubeで見つけて質問したらとても親切に力付けてくださり、修正申告して再度申請することにしました。
私ったら、支払い調書をもらっている報酬を間違えて給与所得で申告してたの。
そういう人とっても多いみたいです。源泉徴収票と支払い調書はそっくりです。何にも考えずに「税金払えばイイんでしょ」というスタンスで確定申告してました。
3月分は実質2箇所のスクールがお休みだったので売り上げゼロですが、自分のミスだし給付金はナシだなと諦めていたんですが、その方が励ましてくれて「がんばろうぜ!!」と熱いので、背中を押されました。
なぜ音楽家に特化した確定申告チャンネルを運営しているのか分かりませんが、神様に見えました。
音楽家ターゲットなんてあんまり儲からないのではないかと思うのですが、きっとご家族に音楽家がいらっしゃるのか、ご自身も音楽をされるのか、いずれにしても自分の専門分野でこんな見ず知らずの人間の力になってくれるなんてすごい人だなぁと思いました。
アドバイスに従って税務署に電話をしたら修正しに来てくださいとのことなので、めんどくさいけど来週いってきます。。。
そして、お礼の気持ちともっと勉強しなくちゃなと思い、先ほどアマゾンでその方の本をポチっとしたところです。
コロナでは色々学びました。ほんっとコロナ明けはすごく賢くなってると思う!
持続化給付金、該当する方はぜひあきらめずにチャレンジしてみてください。
私も期待半分くらいですが、もしもらえなくてもこの熱い志高い税理士さんの存在を知っただけでも十分と思えて来ました。
握っているとなんだか落ち着く、いただいた薬石です😊