![]() | 塙保己一とともに―ヘレン・ケラーと塙保己一 |
堺 正一 | |
はる書房 |
1週間くらい前のGoogleのホーム画面がアニバーサリー仕様になっていて、
何気なく見てみたら「塙保己一生誕271周年」とありました。
知らなかったのでへーーーと思って調べてみたら江戸時代後期の国学者ということでした。
wikipediaにざっと生涯が載っていて、読んでいるうちに
この塙保己一という人の心の美しさとまっすぐさに心動かされ本を読んでみました。
これはカナがふってあり、文字も大きめで小学生でも2~3時間もあれば読めてしまいます。
塙保己一は、幼い頃から身体が弱く7歳の春についに失明してしまってからも、
一生懸命育てた草花を人に見せてよろんでもらうのが好きな少年だったそうです。
好きな学問の道で身を立てたいと一念発起して江戸に出てから、ものすごい苦労をして時には道を見失って自殺未遂までしてしまうのですが、
信念を貫いて和学講談所を開設。
歴史史料の編纂という大きな仕事を長年かかって成し遂げ、総検校の地位になり76歳で死去。
地位が高くなっても贅沢もせずひたすら自身の使命を果たした人です。
ヘレン・ケラーが尊敬する日本人なのだそうです。
実は、この塙保己一のお墓が四ツ谷の愛染院にあるのですって。
ちょうど火曜に数年に一度の変形性頚椎症の大発作を起こし、
針でちくちく刺されるような激痛に耐えかね四ツ谷の病院で神経ブロック注射(5年ぶり)をしました。
待合室では「帰りには愛染院に寄って塙保己一のお墓へおまいりするぞ」と思ってたのだけど、
注射が痛くて心が折れてそのまま帰ってきてしまいました。
歳とってからまたこんな痛い発作がきたらもう無理と思って、この際リハビリをちゃんとすることに決めました。
若いころ重いリュック背負って山を走ってたからかなぁ。
カルテを見たら平成21年と24年にブロック注射してました。
なにもしなければたぶん5年後くらいにまた大発作がくるかも。。。やだー。痛いのいやーー。
今週また病院行くのでその時はちゃんと愛染院におまいりできると良いな。
塙保己一の志を見習おう。
注射直後は右まぶたが下がって、右目だけ涙が出て、右だけ鼻水が止まらず。。。という状態でしたが
それも1時間くらいでおさまり、炎症止めが威力を発揮して痛みはかなり軽減されました。
(こんな時だけ)薬ってすばらしーーー(涙)
ということで、今夜は日暮里ポルトでギターの長澤紀仁さんとDuoです(*^。^*)♪
雨も上がったみたいですし、よろしければぜひお越しください~~。
Naturalな歌を歌いたいなと思います。