2016年6月21日(火)雨。
相変わらず、鬱陶しい梅雨空が続いています。外の気温は22℃あります。
今日は、暦の上では夏至にあたります。
1年の中で昼間の時間が一番長い日です。
でも外は土砂降りの雨が降っています。
陽射しが無くて何となく薄暗い感じです。
ジメジメとした空気が体にまとわり付きます。
湿度タップリ蘭には嬉しい陽気です。
今日は、バルボフィラム グラベオレンスを紹介します。
Bulbophyllum (略 Bulb) graveolens
バルボフィラム属 グラベオレンス
ニューギニア島海抜150m~500mに自生する蘭です。
人食い人種なども住んでいる地域みたい?
詳しい詳細は石さん先生に調べて頂きました。
石さん先生、資料を引用させて頂きます。
今年は、3花茎咲きました。
若い趣味家さんに分けて頂いたバルボフィラムです。

個体名を付けてあります。
Bulbophyllum graveolense ' Well Stinky '
申し分無い位に臭い!
そんな意味を込めて個体名を付けました。

右側と中央の花はそろそろ見頃も終わりです。
一番、左側の花は今日の朝開花しました。
プゥーンと匂います。
発酵したウンチの様な匂いが風に乗って漂って来ます。
この時の写真は、まだ左側奥の花は蕾の状態です。

今回も写真を沢山撮りました。
白を背景に1枚。

陽射しがあって気温が上がって来ると、臭い匂いも更にバージョンアップします。
来ました。来ました。この花の放つ匂いが大好きな昆虫がブーンと飛んで来ました。
この花の放つ匂いが大好きな昆虫はハエです。

(ポリネーター)
花粉媒介者の意味です。
この花は、ハエに花粉を運んで貰って受粉のお手伝いを助けて貰う為に、このような匂いを持つようになったのかな?
きっと、この花が咲いている熱帯のジャングルの周りの環境には、ハエが沢山飛んでいたんだと思います?
ハエの他に、昆虫が少なかったのかな?
とても巧妙な作りになっています。

この花の中に頭を突っ込むと、この花に付いている振り子の様なパーツがクルンと捲れ(めくれ)上がってハエが挟まれて抜けなくなります。

ピンチです。
さて、このハエはこの緊急事態を回避する事が出来るのでしょうか?
無事に脱出出来るのでしょうか?
う~ん頭が抜けない!誰か助けて~!
必死にもがいている危機感が伝わって来ます。
何とか脱出成功です。
体に花粉を付けて出て来ました。

そして、花粉を付けたまま、再び次の花の中に頭を突っ込もうとしています。

こうして、この動作を繰り返す内に、受粉が成立する事になります。

ちょっと花の測定です。
輪数は右側から10輪、14輪、10輪。
扇状の端から端までのスパン15cm
花の大きさ6cm × 2cm

少し花を楽しんだら、花は切って鉢から抜いて新しく出て来る新芽が育つスペースを作りましょう。
バックバルブは外さずにそのままで、一回り大きな鉢に植え替えます。
来年も咲きます様に。

おまけの画像です。
グラベオレンスの別の株です。
此方は、なかなか増えません。
どうしてかなぁー?同じ環境で平等に育てているのになぁー。
花も、なかなか咲いてくれません。

次の蘭の話題もバルボフィラムの話題です。
お楽しみに~。
相変わらず、鬱陶しい梅雨空が続いています。外の気温は22℃あります。
今日は、暦の上では夏至にあたります。
1年の中で昼間の時間が一番長い日です。
でも外は土砂降りの雨が降っています。
陽射しが無くて何となく薄暗い感じです。
ジメジメとした空気が体にまとわり付きます。
湿度タップリ蘭には嬉しい陽気です。
今日は、バルボフィラム グラベオレンスを紹介します。
Bulbophyllum (略 Bulb) graveolens
バルボフィラム属 グラベオレンス
ニューギニア島海抜150m~500mに自生する蘭です。
人食い人種なども住んでいる地域みたい?
詳しい詳細は石さん先生に調べて頂きました。
石さん先生、資料を引用させて頂きます。
今年は、3花茎咲きました。
若い趣味家さんに分けて頂いたバルボフィラムです。

個体名を付けてあります。
Bulbophyllum graveolense ' Well Stinky '
申し分無い位に臭い!
そんな意味を込めて個体名を付けました。

右側と中央の花はそろそろ見頃も終わりです。
一番、左側の花は今日の朝開花しました。
プゥーンと匂います。
発酵したウンチの様な匂いが風に乗って漂って来ます。
この時の写真は、まだ左側奥の花は蕾の状態です。

今回も写真を沢山撮りました。
白を背景に1枚。

陽射しがあって気温が上がって来ると、臭い匂いも更にバージョンアップします。
来ました。来ました。この花の放つ匂いが大好きな昆虫がブーンと飛んで来ました。
この花の放つ匂いが大好きな昆虫はハエです。

(ポリネーター)
花粉媒介者の意味です。
この花は、ハエに花粉を運んで貰って受粉のお手伝いを助けて貰う為に、このような匂いを持つようになったのかな?
きっと、この花が咲いている熱帯のジャングルの周りの環境には、ハエが沢山飛んでいたんだと思います?
ハエの他に、昆虫が少なかったのかな?
とても巧妙な作りになっています。

この花の中に頭を突っ込むと、この花に付いている振り子の様なパーツがクルンと捲れ(めくれ)上がってハエが挟まれて抜けなくなります。

ピンチです。
さて、このハエはこの緊急事態を回避する事が出来るのでしょうか?
無事に脱出出来るのでしょうか?
う~ん頭が抜けない!誰か助けて~!
必死にもがいている危機感が伝わって来ます。
何とか脱出成功です。
体に花粉を付けて出て来ました。

そして、花粉を付けたまま、再び次の花の中に頭を突っ込もうとしています。

こうして、この動作を繰り返す内に、受粉が成立する事になります。

ちょっと花の測定です。
輪数は右側から10輪、14輪、10輪。
扇状の端から端までのスパン15cm
花の大きさ6cm × 2cm

少し花を楽しんだら、花は切って鉢から抜いて新しく出て来る新芽が育つスペースを作りましょう。
バックバルブは外さずにそのままで、一回り大きな鉢に植え替えます。
来年も咲きます様に。

おまけの画像です。
グラベオレンスの別の株です。
此方は、なかなか増えません。
どうしてかなぁー?同じ環境で平等に育てているのになぁー。
花も、なかなか咲いてくれません。

次の蘭の話題もバルボフィラムの話題です。
お楽しみに~。