徒然なるまま 写遊記

私楽 諸行歓常 諸行感謝 のんびり気ままに散策・・「埼玉・高麗川のほとり」(浮雲・浮浪雲)

仲代達矢/風の市兵衛/本木雅弘・・・・・師走の池袋

2014-12-19 | 辻堂魁
少し前、池袋の新文芸坐「五社英雄映画祭」
に行きました。

目的は幕間の「仲代達矢のトーク・ショー」
を聞く為です。

思えば仲代は、自分が大好きな高倉健 
亡き後、戦後の最後の名優と云えます。

黒澤明・市川崑・成瀬巳喜男・
山本薩夫・熊井啓等他多数の名監督と
仕事をしてきた俳優は
彼 以外いないです。

特に小林正樹監督の「切腹」は
若き頃の最高の映画だったが、

老年になった数年前の「春との旅」
の演技も秀逸。
末永く頑張って欲しい俳優です。

さて本を読みながら登場人物を
役者に当てはめる事が多い自分だが、

第二の佐伯泰英と言われている
辻堂魁の作品「風の市兵衛」は

第一巻から、登場人物の
兄は若き頃の仲代達矢、

主人公の「市兵衛」は本木雅弘さんを
想定して読んでいます。



「風の市兵衛」の魅力は、
姉弟愛や親子愛などの「家族愛」の
背景の中で算術(そろばん)
武士が事件を解決する、
総部数80万部の時代小説。

写真は池袋の新文芸坐に行く途中、
師走の東池袋中央公園・
池袋サンシャイン。
ちなみに仲代達矢は高倉健と同年生まれ
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