徒然なるまま 写遊記

私楽 諸行歓常 諸行感謝 のんびり気ままに散策・・「埼玉・高麗川のほとり」(浮雲・浮浪雲)

神楽坂~中野&映画情報(記憶にございません! 他)

2019-09-18 | 映画
今回は、散策 日記じゃなく
勝手気ままな「だらだら」
映画 寸・寸評ブログです(笑顔)。

野暮用で神楽坂に行った ついでに
8/27「飯田橋ギンレイ会館」で
二本の映画を見ました。

ちなみに、飯田橋ギンレイ会館は
映画監督・故 森田芳光がバイト
していた映画館です。

(埼玉から朝一番公開に駆けつけ
お気に入り座席を確保・・笑い)


さて当日 見た 一本の映画は、
既に封切りで一度見た アメリカ史上
最も権力を持った副大統領
チェイニーを描いた「バイス」。

なんと言っても、20代から70代を
20キロ増量して演じた主演
クリスチャン・ベールの演技力が
光る作品(80点)。


(映画.COMより転付)
もう一本は
「イラクに大量破壊兵器」の
理由を口実に戦争を始めたブッシュ
「政権のウソ」を告発する

新聞記者達の実話を描いた
映画「記者たち 衝撃と畏怖の真実」。

政府のねつ造などを暴こうとする記者
達の姿を描いているが、スリリングな
場面がない佳作(70点)。

二本の映画は、表現の角度は違うが
記憶に残る9・11後のアメリカの
権力者と その裏側を描く
素晴らしい作品で

ハリウッド社会派映画の表現力を 
うらやましく思いました。


(映画.comより転付)

そして思い出すのが、数か月前に
知人から奨められて見た「新聞記者」。

作品は東京新聞・望月記者の原案を
元に、内閣情報調査室の情報操作が
描かれていたが、

先の外国作品に比べて中枢権力者の
「外側」を映像化している分

痒い所に「手が届いていない」
ソフトな社会派映画でした。

ちなみに、1975年公開の山本薩夫
監督の官房長官や幹事長・大臣が
登場する映画「金環食」レベルを
期待した分、今作点数は60点。

なお、松坂桃李の上司を演じた
「田中哲司」は助演賞を獲らせて
あげたい俳優です?


(映画.comより転付)

待ちに待った映画・・一本
エルトン・ジョンを描いた 
映画「ロケットマン」。

アルコール、ドラッグ、過食、浪費
セックス、同性愛者など 様々な問題を
抱えたエルトン・ジョンの半生を

ミュージカル場面と依存症カウンセリング
場面を構成することで、

彼の「重くて深い闇」を軽妙で明るい
表現を取り入れた作品に完成。

しかし自分の様に、人間ドラマを期待
した人には、残念な作品です(80点)


(映画.comより転付)

さらに期待の映画・・一本
監督・タランティーノ。そして
レオナルド・ディカプリオ、ブラット
ピット、アル・パチーノが共演の

映画「ワン・アポン・ア・タイム・イン・
ハリウッド」。

話題の監督と人気出演者、さらに
1969年のハリウッドをテーマの 

三拍子そろった、タランティーノ
監督ファンには たまらない作品だが

様々なものを 詰め込み過ぎた
惜しい作品です(55点)。


(映画.comより転付)

映画「記憶にございません!」
テーマ・脚本(結末)
三谷幸喜的には満点だが

前半で悪評の総理中井貴一を
もっと描くべきで、

名優 中井貴一に対する
ディーン・フジオカの描き方が弱い。

彼に笑いを求めていない脚本だが
伊東四朗・生瀬勝久・小日向文世等 

笑いの 引き出しがある俳優を使うと
もっと違う作品になったと思う。

そして「笑い」に関していえば

深津絵里・最高の「受けの笑い」がある
「ステキな金縛り」が80点とすれば
今回は50点。

補足すれば「日本人は変化を好まない」
「総理夫人になると 何でも
出来るんですね?」などの
ブラックユーモア・風刺要素が
ある処がプラス点です。

なお鑑賞後、他の人達の 映画レビュー
絶賛・称賛の嵐を拝読して・・

当 筆者の言葉を「聞き流し」、
ご自分で判断してください?(笑い)

以上、映画 独断の寸評
【】【】
飯田橋ギンレイ会館の後
神楽坂毘沙門天様にお参り
させていただきました。

今回は「毘沙門天様」の
本堂から撮影

毘沙門天様・本堂横で
あまり知られていない
「浄行菩薩」と「出世稲荷」



出世稲荷

【】【】
当日、突然誘ったT君が、
中野駅近くの「ブリック」で
一献 快く付き合ってくれました。

(5時過ぎなのに店は紳士でほぼ満席)

(ブリック入る前に歩いた居酒屋通り)

以上、勝手気ままなブログに
立ち寄っていただき 感謝です。

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