徒然なるまま 写遊記

私楽 諸行歓常 諸行感謝 のんびり気ままに散策・・「埼玉・高麗川のほとり」(浮雲・浮浪雲)

皇居・四季便り・梅は咲いたか?(添文 映画・沈黙)2017.2.2

2017-02-05 | 映画・街散策
北風が吹く 2月2日 皇居(東御苑)は

「梅が咲いたか?桜はまだかいなぁ~?」の
江戸端歌の花模様(以下、写真報告)。

(早くも 春の訪れを感じる 皇居・梅林坂)

(8分9分咲きと 素人判断の梅林)

(春告げ草 と呼ばれる梅が咲いたから・・春が?)

(寒空の下で咲く梅が 年を重ねてから好きに・・)

さて原作を忠実に表現して話題の映画「沈黙」
について・・チラリ感想を⁉

キリスト教が弾圧された時代の宣教師や信者の
迫害を描いた遠藤周作「沈黙」を、

名作「タクシー・ドライバー」監督の巨匠 
マーティン・スコセッシが映画化。

(天守台が遠くに見える 寒桜)

(メジロが夢中で 春をつまんでいました)

(寒桜とメジロ・・まさに春が来た幸せ景色)

溝口健二等、日本映画をリスペクトしている
スコセッシ監督らしく

映画の冒頭、音楽も流れない 黒い画面から、
虫の声や風の音やセミしぐれ等、ノイズだけが
聞こえてくる「神の沈黙」を感じさせる「能の
静寂的」演出からスタート。

さらに、その音が消えると 島原・火山の
煙の中で、処刑される残酷な場面が、
水彩画的な映像で表現。

その他にも溝口映画を想わす画面がある「沈黙」。

(天守台前の広場の 琉球寒緋桜)

(うつむき加減の小振りの 琉球寒緋桜)



なお30年間 遠藤周作に弟子だった加藤宗哉氏は
「神は沈黙していない」と、師が
小説を描いたと伝えていた。

そのシーンは宣教師が踏み絵を前にした時に
(天から)「踏むがいい。お前の痛さを、この私が
一番知っている」と聞こえてきた場面に・・。

そして久々に考えさせられる重い日本映画?を
見た気持を後に映画館を出ました。

(天守台前の寒椿)

(北風の中、色鮮やかに咲く 寒椿)

ちなみに加藤宗哉氏が語っていたのは
「日経ビジネス・ON LINE」(1月31日)。

以上、1月30日 日比谷スカラ座で「沈黙」を
見て、ざっくり映画感想(映画採点・84点)。


(朝のスカラ座は、映画スノーデン人気もあり列が・・・)


「春告げ草」と言われている「梅」の
8分から9分咲きを 写真報告。

(当ブログは 週一回の更新を目指してます)

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