宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

続 さやけき生命(5)

2021-03-03 07:05:03 | 祈り
       (前日からの続き)
ところが人間というのは、ああ私はだめ
だなあとか、まだ出来てないなあ、自分は
まだまだだなあとか、謙虚ではなく自己否定
してしまう。
卑下してしまう。
それはよくないですね。
自分を赦しという教義がありますが、自分を
本当の意味で解放して行ってやらないと、
ああ自分なんてとんでもないということになる。
とんでもない存在を、人間を、神様が造る
はずがないんですね。
この世に遣(つか)わす筈がないんですね。
だから、うちの昌美が「あなた方は尊い器
なんです」ということを、いつも言うのは、
感情の中ではそんな筈はないと皆んなが
まだ思ってるので、言葉だけでも尊い器
なんですと、いやという程入って来ないと
変わらないくらい、頑固に、自分はダメだ、
まだまだだ、あの人に比べたらと思っている。
なんか人と比べないと自分が安心できない。
確かにそういうものもありますよ。
人と自分との関係で自分の価値を見出してゆく。
          (つづく)